まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

三宮から二宮へ

2017-12-24 20:22:38 | ディテール
三宮の続き。

三宮の駅前の一角にこんな八百屋や魚屋があるなんて知らなかった!!近くには氷屋さんもあった。


道は縦横だけでなく急に斜めになっていたり鍵形の路地があったり。
JR線と北野坂と山手通と生田神社に囲まれたエリアがこんなに入り組んでいるとは。。。
歩いているといったいここがどこなのか分からなくなる。。。海側の旧居留地とはまた違った異国感。


何かすごいぐねぐねの階段(笑)


東の方へ移動しよう。


緑色のアイシングをかけたようなタイル。


何てことのないビルの1階に入った飲食店のアプローチの階段。おや、これはなんだ?
蹴上の部分に何か埋め込まれているな。


近寄って見ると、菊の花形のタイル??瓦のような質感の焼き物だ。
見上げると、入口ドアの上に掲げられた店名の入った看板にも、これと同じものが鬼瓦と共に貼り付けてあった。


クリーニング屋の壁のきれいなグリーンの面取りタイル。


かわいい面格子も発見。


加納町交差点のランドマーク、この巨大なビルは日本住宅公団(現UR)布引アパート。バルコニーのない
独特の外観が1967(昭和42)年という時代性を感じさせる。
バルコニーがないと窓のひとつひとつに生活があることがリアルに感じられるな。
しかし、この時代洗濯物はどうしていたのだろう??


1階、B1階はテナントフロアだが、B1の飲食店街は空きが多いようだ。。。


フラワーロードの東側は、歓楽街の影はすっかりなくなり昭和の空気に満ちた住宅街となる。


二宮市場を中心とする二宮商店街があり、庶民的な雰囲気。このあたりを歩くのは初めてかもしれないな。。


ゆるやかにカーブした市場のアーケードは両手を伸ばせば届きそうなヒューマンスケール。いいね!
ドーム型の天井のトップライトから光が差し込む。

ほとんどの店が閉まっていたのは土曜日だからだろうか。。。
公式サイトを見ると、今も元気に営業しているようだ。ほっ

しかし隣地は空き地になっていて油断ならない感じ・・・


全国画一のスーパーに負けずがんばってほしいなぁ。


かわいいピンクの壁の商店に近寄って見るとこんなモザイクタイルだった。


木造の民家もよく震災に耐えたものだ。


帝国信栄株式会社の建物は健在。帝国信栄とは、不動産の総合コンサルタント会社らしいが、清水栄二設計、
1923(大正12)年竣工のこの建物を90年以上変わらず本社ビルとして使用しているとは、素晴らしいな!


高架下の喫茶トレインは看板や建物はそのままだったがやっぱり閉店してしまったようだな。。。


JR三ノ宮駅から徒歩5分もない至近距離にこんな昭和の街が息づいているとは。
今まで知らなかった神戸を見ることができて面白くて、ついついごはんも食べず2時間あまり歩き続けてしまった。

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