3日ほど家でダラダラ過ごしていたらいい加減自分がいやになってきて
どっかへ出かけることにした。
曇りがちのすっきりしない天気だし、歩かずに車窓からの眺めを楽しむ
ことにしよう。・・・幸い、スルッとKANSAIのフリーチケットが1日分
残っていたので、南海電車で和歌山方面へ。
難波から特急に乗ってみさき公園へ。そこから多奈川線に乗る。
みさき公園駅は、ホームが段違いになっていて、4番線だけずっと前のほうにある。
多奈川線はそこから出発。同じ電車に乗ろうとしていたおばちゃんたちが
「昔は踏切渡ってこのホームへ来たのになぁ」などと話している。
多奈川線は途中に駅が2つあって、終点多奈川駅まで2.6kmの短い支線。
みさき公園から次の深日町までは少し長く、きれいに色づいた紅葉の山の間を走る。
もちろん単線だが、複線だった時代もあったのだろうか。
終点多奈川駅。小さな駅だが終着駅らしい頭端型のホーム。
駅を降りてみるが、駅前にはバスのロータリーの他は何もない。
タイミングよくバスが到着し、一人降りて一人乗った。
海側に大きな工場、電車と平行して走っている道路沿いに建物が少しあるが、
特にこれというものは見当たらないし、折り返し電車が行ってしまうのが恐くて
早々に戻る。
しかし電車の停車は5分ほど。バスがちょっとでも遅れたらどうするんだろう。
多奈川駅の一つ手前の深日港駅はなかなか趣のある駅。
深日港って昔は淡路島行フェリーなどが発着していたんじゃなかったっけ。
もう今はあまり使われていないんだろうか、駅は閑散としていた。
周辺のまちには古そうな家並みが見え、途中下車して散策してみたい衝動に
駆られたのだが、完全復帰してからの楽しみに取っておこう。
みさき公園駅へ戻り、紀ノ川駅へ向かう。そう、今度は加太(かだ)線だ!
お気づきの通り、今回は南海電車の支線の終着駅へ行ってみるという計画。
加太までの道のりは結構長い。紅葉の風景もときどき楽しめる。
数人しか乗っていないが、駅から人が乗ってくる度におばちゃんたちは
あいさつをし「どこ行ってきたん」などと話をしている。
皆知り合いか!?
加太駅は何とも雰囲気のある地上の終着駅。
ホームが段違いで2つあるが、奥のホームはあまり使っていないようだ。
海水浴場があるので、夏には臨時列車が走ったりするのかもしれない。
・・・しかし今降りたのは数人。
ホーム横に植えられた桜の葉が鮮やかな朱色に紅葉していた。
春もまた美しいんだろうな!
古い駅によくあるように、ホームから駅舎へ向かって階段を数段下りる。
これは昔プラットホームが低かったのを電車の乗降口と段差のないように
かさ上げしたのだろう。
木造駅舎は明治45年の開通時からのものだろうか?
駅前の土産物屋とあわせて、そのまま映画の舞台になりそう。
ペンキはかなり剥げている。波板の屋根が増設してあり正面からの姿が
見えないのは残念。
加太のまちをちょっとうろつくことにしよう。
続く。
どっかへ出かけることにした。
曇りがちのすっきりしない天気だし、歩かずに車窓からの眺めを楽しむ
ことにしよう。・・・幸い、スルッとKANSAIのフリーチケットが1日分
残っていたので、南海電車で和歌山方面へ。
難波から特急に乗ってみさき公園へ。そこから多奈川線に乗る。
みさき公園駅は、ホームが段違いになっていて、4番線だけずっと前のほうにある。
多奈川線はそこから出発。同じ電車に乗ろうとしていたおばちゃんたちが
「昔は踏切渡ってこのホームへ来たのになぁ」などと話している。
多奈川線は途中に駅が2つあって、終点多奈川駅まで2.6kmの短い支線。
みさき公園から次の深日町までは少し長く、きれいに色づいた紅葉の山の間を走る。
もちろん単線だが、複線だった時代もあったのだろうか。
終点多奈川駅。小さな駅だが終着駅らしい頭端型のホーム。
駅を降りてみるが、駅前にはバスのロータリーの他は何もない。
タイミングよくバスが到着し、一人降りて一人乗った。
海側に大きな工場、電車と平行して走っている道路沿いに建物が少しあるが、
特にこれというものは見当たらないし、折り返し電車が行ってしまうのが恐くて
早々に戻る。
しかし電車の停車は5分ほど。バスがちょっとでも遅れたらどうするんだろう。
多奈川駅の一つ手前の深日港駅はなかなか趣のある駅。
深日港って昔は淡路島行フェリーなどが発着していたんじゃなかったっけ。
もう今はあまり使われていないんだろうか、駅は閑散としていた。
周辺のまちには古そうな家並みが見え、途中下車して散策してみたい衝動に
駆られたのだが、完全復帰してからの楽しみに取っておこう。
みさき公園駅へ戻り、紀ノ川駅へ向かう。そう、今度は加太(かだ)線だ!
お気づきの通り、今回は南海電車の支線の終着駅へ行ってみるという計画。
加太までの道のりは結構長い。紅葉の風景もときどき楽しめる。
数人しか乗っていないが、駅から人が乗ってくる度におばちゃんたちは
あいさつをし「どこ行ってきたん」などと話をしている。
皆知り合いか!?
加太駅は何とも雰囲気のある地上の終着駅。
ホームが段違いで2つあるが、奥のホームはあまり使っていないようだ。
海水浴場があるので、夏には臨時列車が走ったりするのかもしれない。
・・・しかし今降りたのは数人。
ホーム横に植えられた桜の葉が鮮やかな朱色に紅葉していた。
春もまた美しいんだろうな!
古い駅によくあるように、ホームから駅舎へ向かって階段を数段下りる。
これは昔プラットホームが低かったのを電車の乗降口と段差のないように
かさ上げしたのだろう。
木造駅舎は明治45年の開通時からのものだろうか?
駅前の土産物屋とあわせて、そのまま映画の舞台になりそう。
ペンキはかなり剥げている。波板の屋根が増設してあり正面からの姿が
見えないのは残念。
加太のまちをちょっとうろつくことにしよう。
続く。
今ある大工場はその土地に立地したものでしょうね。
何の工場か見ませんでしたが。
しかしマユさんは17年前とか20年前とか、
昔のことをよく何年前って覚えておられますね~!