まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

南海電車に乗って和歌山へ ~その2

2007-12-07 16:52:25 | 風景
加太駅で道を尋ねると、手作り風の見どころマップをくれた。
ふうん、こんなのを作っているとは、散策する人も多いのかな。

旧加太警察署は広い道沿いにあった。
元は留置場や道場もあったというからかなり広い敷地を占めていたのだろう。
これは本館と署長室のあった棟だけ外観保存したものという。警察署が移転後
民間に売却され、一時期は「中村荘」として民宿になっていたらしい。
今は人が住んでいるのか、いないのか、あまり生活のにおいは感じられない。


集落の中を通る旧道を行く。
細い道はくねくねと曲がり、小さな路地も多い。路地はなんとなく抜けられ
なさそうな感じがして入ってみなかった。
集落は大邸宅もないがあばらやもなく、飾り気のない中規模の民家が多い。
港があり基本的に漁村なのだろうが、ごく海沿い以外は普通のまちと変わらない。


川沿いにレンガ倉庫が一つだけあった。醤油屋の倉庫だったらしい。
釉薬がかかったようなレンガで、手前の角の部分を見ると、壁が続いていたのかと思われる。
前の川は流れがなく止まっている。


・・・・それにしても寂しい。人があまりいないし店はことごとく閉まっている(つぶれている?)。
今が冬だからだろうか。海水浴場や友ヶ島へ渡るフェリー乗り場があるので、夏には
じゃんじゃん人が来るのだろう・・・・か?

加太の町は小さい。ゆっくり歩いていたが30分くらいで淡嶋神社まで来た。
敷石はやっぱり青石。


ここは人形供養が有名で、境内には膨大な数の人形が並べてある。
しかも、種類別に分けて置いてあるのだが、その凝りようは尋常でない!
一人の女性が、今あるコレクションの中に今日新しく運び込まれた人形を追加するべく
頭を悩ませながら、ほうきで掃き掃き人形を並べ替えていた。
そう、これはマニアのコレクションだ!!








気持ち悪い~~!!

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