まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

帰路 特急なは

2008-03-11 01:37:56 | 鉄道風景
人吉から熊本に着いて、ロッカーから荷物を出してお土産の馬刺しを買うと
ちょうどいい時間。
昨日の朝熊本へ来たとは思えない、盛りだくさんな旅だったがいよいよ大詰めだ。
でも旅は終わりではない。もうひとつ楽しみが残っている。
寝台特急なはのデュエットコンパートメント


20:14発。部屋に入ってしばらくは、その広さに興奮!!
熊本駅に後ろ髪引かれながら、電車は走り出す。


行きしなのソロではシーツは星空のような水玉柄だったが、今度は真っ白。
そのかわり、背もたれクッションのカバーにDuetの文字が入っているのが
なんだかうれしい。
枕元の設備をいろいろさわっていた時、電源コンセントがないのに気づいた。
え~っ、ソロにはあったのに!?そんなはずは・・・。と思ったら
意外なところに見つけた。足元のフットライトの横。これ普通わからんよ~


熊本を出て少しするともう、窓の外は真っ暗闇。人家の明かりもポツポツとしか
見えず、時々小さな駅や踏切が過ぎてゆく。往路は大阪を出てもなかなか
街が終わらないが、こちらは田舎を走っているのでさらに旅情がある。

さて、鳥栖には1時間余りで到着。
往路ではここであかつきと切り離し作業が行われたが、今度は連結作業だ。
35分も停車するという。よっしゃ!!ホームであかつきを待つ人々を尻目に
駅舎を見に外へでる。来る前に古いとチェックしていたのだ!


時計のついた三角の破風は幾何学的な模様の浮彫が。


跨線橋の上から、停車中のなはを見る。
ここで連結作業を見るのも面白いなと思ったが、置いて行かれたら
シャレにならないのでやめとく。駅へ戻ろう。


あかつきを待つなはと鉄チャン。


いったいどこからどうやって来るのかと私も興味津々。見ていると、あかつきは
離れたホームに入ってきて、そのまま先へ進み、スイッチバックするような
形で、なはの待つホームへやってきた。ゆっくりゆっくり、近づいてゆく。

私が見ているのは改札前の通路。特等席からホームの人々の観察も面白い(笑)。

そろそろ車内へ戻る。
ここのホームの柱に使われているレールが明治30年の英国キャンメル社製で
あるという看板がぶら下がっていた。さりげなく乙なことをしているな!


連結されたあかつきのテールマークが車内に。

さぁ、最大のイベントも終わった。まだ22:00だ。
あとは大阪まで心おきなく寝れる。


朝の淀川。あぁ、大阪へ帰ってきた。
夜明けを見るのはいったいいつぶりだろう。夜行列車ってやっぱりいいな。
楽しかった熊本の旅の思い出を回想しながらぎりぎりまでまどろむ・・・・・

さて、月曜日。仕事だ(苦笑)。


長らく熊本の話題にお付き合いありがとうございました。

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