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まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

楽天地温泉

2014-04-23 02:09:11 | 建物・まちなみ
金曜日にJR天満駅の北側に広がるごちゃごちゃした路地の中の炭火焼屋に連れて行ってもらった。
天神橋筋商店街は何度となく通っているのに、数本東側の池田町エリアは夜に行ったことがなかった。
しかしこんなすごいことになっていたのか!!


場外市場のような雰囲気で、元々は食品を扱う小さな卸問屋が並んでいたのだろうが、今は
屋台というか立ち飲みに毛が生えたような簡素なオープン席でホルモンや海産物を焼いて食べられる
お店がひしめいているのだ。しかもすごい賑わい!!”新生闇市”とでも言おうか。


周辺部には普通の店構えのお店もたくさんあるが、チェーン店は一つも見かけず、小さくとも
個性的なお店がしのぎを削っているのである。その間を埋めるように、戦後から延々変わらず
営業しているような荒物屋だか食料品店だかもあったりして、いやぁ~もう楽しい楽しい!!


すぐ近くにストリップ劇場なんかもある。うちの近所のところは数年前につぶれたようだが
ここは現役だとか。青く光るテントをスマホで写真撮っていたら、中から客が出てきた(汗)

活気があって猥雑で、ゾクゾクする街。こんな街は都市計画では作れまい。

そしてお風呂屋も!「楽天地温泉」。いいねぇ~~入りたいねぇ~~
しかし今日はもう時間が遅い。またにしよう。


で、日曜日の夕方、楽天地温泉に入りに再び池田町にやってきた。
さすがに日曜にやっているお店は少なく比較的静かだったが、その分ゆっくりうろつくことができた。
そして楽天地温泉。
中は比較的新らしめの改修がなされておりレトロ度は低いが、浴室に入ると、カランの前に
見たことない鮮やかなコバルトブルーの擬石タイルがびっしり!!
大理石風や蛇紋岩風のタイルはままあるが、ラピスラズリ風とは、いやぁ~~ノーブル!
露天風呂やサウナなどもありお客が多いお風呂なので、タイルの写真は撮れなかった。。。


水風呂の横の壁に、この池田町が東洋紡績天満工場の跡地であるという説明が書かれていた。
工場跡地に戦後天満卸売市場ができ、それも今は「ぷららてんま」というビル型施設に入り、
残された古い店舗の建物が、今炭火焼屋となって大勢の若者で賑わっているのである。面白いなぁ!

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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown ()
2014-04-23 15:07:05
テントと言い雑然とした雰囲気といい今の流行の
様。既製品(チェーン店)には無い世界を要求してるんでしょうね。  楽天地、東京にも有りますよ。
返信する
仁さん、 (ぷにょ)
2014-04-24 00:42:29
こういう屋台みたいな海の家みたいなスタイル、
ブームなんだと思います。
チェーン店にはない世界が要求されている、確かにそうですね。
ブームとかあまり乗らない私ですが、安くておいしくて楽しいなら、歓迎です(笑)
返信する
池田町が・・ (みをでん)
2014-04-24 14:35:02
屋台の夜の雰囲気、いいですね。

薄煙と共に、香ばしい匂いが漂って来そうな
写真と文を読み進めていたら・・・

「東洋紡績天満工場の跡地」

に、ぴピッと・・・センサーが反応しました(笑)

池田町から環状線まで南へ下ると立地する、中西金属工業さん。
ここも東洋紡績の跡地だと、云われております。

http://www.nkc-history.com/chapter1/akarenga.html

池田町と、素晴らしい煉瓦建物がのこる中西金属工業さんとの間には、

倉庫建物がたくさんある所があります。

この場所の町名が、何と、

錦町

なんです。
いかにも紡績業に関わり深い名が付いておる、と思います。

今も一部残る、古いモリタル塗りの倉庫は、
かつて煉瓦仕上げの原綿倉庫だったのでは?
と、思えてしましまう程です。

この話が正解ならば・・「天満駅前ニ広大な紡績工場アリ」だったのでしょう。
なんとなく淡路交通洲本駅とカネボウ洲本工場の地理関係に似ています。

いままで思っていた以上に、デカイ規模だったのでは?
と再認識いたしました。
返信する
みをでんさん、 (ぷにょ)
2014-05-01 22:45:44
中西金属も東洋紡績天満工場跡だったのですか。
知りませんでしたよ。
延原倉庫も?ははぁ、考えてみればそうかと思えますね。
錦町という名、確かに関係ありそうな気もします。
いろいろ想像?妄想?を膨らませながら現地歩くと
楽しいですね!

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