山と葉っぱと猫が好き

ヘタレなりに独学で女性単独登山を楽しんでます。
悩んでくじけて、いつも一人で起き上がる。
山がわたしを育ててくれる。

飯綱山-北アルプスから富士山までまるっと大展望

2016年11月30日 | ◇山 登 り(日記)
今年の11月初旬に長野県北部の飯綱山(いいづなやま)に登りました。
南側の一の鳥居コースから山頂に至り、西側の戸隠神社中社コースで下山して駐車場までバスで戻るという周回でした。

レポを作る時間があまりなかったので、いくつかの写真だけを選んで簡単な報告です。
いずれ時間ができた時には、もう少し作り変えていきたいと思ってます。その時はツイッターで再編集の報告をしますので、お待ち下さいませ。

季節はもう晩秋。すっかり日の出も遅くなって、朝7時でもまだほの暗く感じる山の中。背の高いカラマツたちは足元よりも早く朝陽をあびて、光っていました。




飯綱山も最近レポートした立山と同じく神仏習合で、南側コースは十三の仏像が奉られています。
ひとつずつ確認しながら登っていたつもりが、ちょっと足元を見てる間にでも通り過ぎていたらしく、全ての仏さまに手を合わせることはできませんでした。











飯綱山はなんといっても北アルプスの展望にすぐれた山で、高度をあげれば登山道からも北アルプスの名峰が隅から隅まで見えちゃいます。
(でも、そこへ至るまでが急坂でしんどい)

がんばったからこそ得られるよろこび。
樹林帯を突き抜けたところからは、もうこんな感じです。

左から五竜・唐松・白馬三山。

カラマツの黄葉の絨毯と冠雪して白く光る北アルプスの色合い...ほれぼれ

白馬三山はいつも斜め南側から眺めることが多いので、白馬鑓が一番目立って見えて、そのうしろに白馬岳がどっしり控えているのがなのが見慣れた姿。でもこうして真横から眺めると、もう全然ちがう。しろうまさんはやっぱり一番雄大で、北アルプスの代表って顔をしとりますなー。ますます惚れてしまうわ~しろうま~(*゚ω゚)

もちろん北アルプスの南部もよく見えます。ほらほら槍穂もこんなに。小槍までわかるほどに。

あのとんがった槍先にへばりついて登ったのがもう2ヶ月も前のことだなんて。
あそこにいたんだ。あそこに立ったんだ。それだけで見え方がまるでちがう。
山を登るみなさんが感じていることですね。

この日はこの一ヶ月でもなかなかないくらいよく晴れた日で、富士山も八ヶ岳も奥秩父山塊まで見えてました。きっと向こうの山からも、北アルプスが見えてるんだろうなぁ

もっともっとまるっといっぱい見えてたんです。
全部の写真を載せたい!
けど、こだわり屋のプカプカは膨大な写真の中からどれかを選ぶことが、今はできない!
それはまた追々。。。


[飯綱山で見つけたお花の種]
今年もいっぱいありがとう。来年も、よい花が咲きますように 


ところで飯綱山。山頂まで登ると群馬方面の山まで見えるようになって確かに大展望ですが、北アルプスの眺めは実は、山頂からだとあまりよくありません。
成長した木が一部を隠してしまい、さらに少し背の高い笹原があるので、下の写真の感じになるんです。
(立った状態でこの感じ。座りながら休憩するともっと見えません)

[飯綱山山頂からの眺め]


撮影するなら一番のおすすめは登山道からの眺め。
展望を楽しみながら休憩するなら、山頂手前の飯綱神社の近くのひらけた場所です。

[登山道より 戸隠連峰と北アルプス白馬三山]




この辺りの山域にはとても深く根付いた山岳信仰の息吹を感じます。
神さまと近い山。
暮らす人に根付いた山。

そこにある贅沢なごほうび(展望)と、グルメ(戸隠そば)。キてるわね
あと温泉が近くにあればテッパンだったかも。 (ないんですよねー残念)


長野県北部というと、ついつい北アルプスの方ばかり登ろうとしてしまうけど、
こうして雪がついてる季節には、離れたところから眺めるうつくしさを教えてくれる魅力的な山がいっぱいある。

やっぱり長野はいちばん大好きです。

【関連投稿】
戸隠「そばの実」のぷるふわ そばがき - 山と葉っぱと猫が好き










手短にて失礼しました。
いつか再編集しますからね~




最新の画像もっと見る

コメントを投稿