太平洋戦争時の集団自決をめぐる書き換え問題が世間を騒がしている。
日本軍が沖縄住民に対して行ったとされる「集団自決の強要」。
その強要性の記述が削除されたというもの。
真実がどうなのかはもちろん僕にはわからない。
それを知っているのは当時の地獄を体験した人たちだけだ。
それはもちろん住民だけでなく日本軍も含まれる。
国のやるべきことはただ一つ。
それがたとえどんな事実だろうとも真実をありのまま後世に伝えること、それしかない。
そしてそれこそが犠牲になった国民に対するせめてもの報いだと思う。
もし国がなにか下心をもって記述を変えたのならばそれは絶対に許されることではない。
そういうことをやっていてはどこかの共産主義国家と同じレベルに堕ちてしまう。
阿部首相には、徹底的に事実を究明して国民の納得のいくよう説明してほしいと切に望む。