八重山教科書問題で文部科学省が出した是正要求について、竹富町教育委員会は従わないことを確認した。教育現場の静穏を懸命に守ろうとする同町教委の姿勢を高く評価したい。
是正要求の理由として文科省は、八重山採択地区協議会の答申と異なる教科書を竹富町が採択したことを挙げる。答申が最終決定として成り立ってい . . . 本文を読む
今月受け取りの給与から、天引きされている社会保険料が大幅にアップする。中小企業における2013年度のベースアップなどすっ飛んでしまう。そのうえ消費税増税。安倍政権の公表する「景気に明るい兆し」は大企業の数値しか見ていない判断だ。現に、「雇用は増加した」というが、増えたのは非正規労働従事者であって、正規社員はむしろ減少している。昨年夏の雇用統計によると、正社員の減少幅は50万人を超えている。一方で非 . . . 本文を読む
戦時中の最たる人権侵害である旧日本軍の従軍慰安婦問題で、軍の組織的関与を示す新たな事実が明るみに出た。太平洋戦争中にインドネシアで海軍兵曹長だった男性が、現地での女性の強制連行と隠蔽(いんぺい)工作を証言していた。
1962年に法務省が実施した戦争犯罪に問われた元軍人への聞き取りに対し、元兵曹長は「( . . . 本文を読む
最近TVの政府広報で消費税増税をアピールしていますよね。増税分への庶民の期待が語られた後、最後にさらっと、「経済政策にも使われます」と言ってCMが終わる。
国民はほんとうは知っている、増税は自分たちの暮らしにはまったく影響しないっていうことを。それでも安倍政権を支持するのだ。なぜなら、安倍政権が神話的な自由主義史観を強力に主張してくれるからだ。中国と韓国にガツンと . . . 本文を読む
安倍晋三首相の肝いりで要職に抜擢(ばってき)された人たちの物議を醸す言動が止まらない。
NHK会長らの問題発言がくすぶる中、今度は小松一郎内閣法制局長官である。
内閣法制局は政府の憲法解釈を事実上担い、「憲法の番人」と呼ばれる。小松氏は外務省出身で、これまで歴代内閣が認めてこなかっ . . . 本文を読む