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若者論と呼ばれる領域を90年代後半から00年代半ばまで占拠していたのは端的にいえば若者へのバッシングだった。曰く規範意識が低い、コミュニケーションスキルが低い、労働意欲が低い等々。それらあまり裏付けのない非難が次第に後景に退きつつある現在、ようやく若者が本当のところどのように変化してきたのかについて落ち着いて考えることが出来る状況が整った。 . . . 本文を読む
◆ソマリアの海賊って何者? ◇身代金目当て、船舶襲撃 組織力とハイテク駆使 なるほドリ 海上自衛隊の船が海賊対策として東アフリカのソマリア沖に派遣されたけど、海賊って何者?
記者 主に速度の遅い貨物船やタンカーを襲い、船員を人質にとって身代金を要求しています。昨年の被害額は約1億2000万ドル(約120億円)に達しました。今年も既に昨年の8割に当たる90件以上の事件が起き、約 . . . 本文を読む
豚由来のウイルスによる新型インフルエンザの感染が国内で確認された。初のケースとはいえ、十分に予想された事態である。落ち着いて対処したい。
同時に、国内で感染が広がることは避けられないと覚悟する時でもある。秋冬まで視野に入れた長期戦に備え、基本的な対策の徹底を確認しておきたい。
医療機関は発熱外来を整備し、感染拡大を防ぎつつ患者を受け入れる準備を早急に整えなくてはならない。それには政府の支 . . . 本文を読む
1年前に世界新車販売トップに上り詰めたばかりのトヨタ自動車が09年3月期決算で59年ぶりの最終(当期)赤字に転落したのは、世界的な金融危機に伴う販売激減と円高が主因だ。住宅バブルを背景に消費ブームに沸く北米市場偏重で急成長してきただけに、米金融・経済危機の打撃は予想以上に深かった。6月には創業家の豊田章男副社長(53)がトップに就任、「原点回帰」を旗印に経営立て直しを目指すが、生産能力年産100 . . . 本文を読む
■水際対策の限界露呈
カナダから帰国した高校生ら3人の新型インフルエンザ感染確認は、検疫で感染者の入国を阻止する「効果」があった一方、感染の可能性のある乗客が事実上すり抜ける結果となり、水際対策の「限界」も露呈した。今回のケースが、感染者の国内発生に発展する可能性もあるが、現在の新型インフルエンザは弱毒性とみられる。国内で発生した場合、政府は行動計画の「国内発生早期」の対応について、国民の . . . 本文を読む