日本郵政グループが計画しているJR東京駅前の東京中央郵便局再開発に鳩山邦夫総務相が、「トキを焼き鳥にして食べるようなものだ」と異議を唱えている。4日も抜き打ちで視察し、開発計画の続行を表明している日本郵政をけん制した。昭和初期の文化的価値の高い歴史的建造物であり、部分保存では不十分という主張だ。
総務相には地上38階の高層化計画の変更や中止の権限はない。また、日本郵政グループの郵便局会社 . . . 本文を読む
先月から「人工衛星打ち上げ」を予告していた北朝鮮が、日付まで指定した。来月4日から8日までのいずれかの日に「銀河2号」なるロケットで実験通信衛星「光明星2号」を打ち上げるのだという。
北朝鮮はこれに伴い、船舶や航空機が接近すべきでない危険区域を設定し、国際海事機関(IMO)に通告した。それは秋田沖の日本海上と、はるか東方の太平洋上であり、それぞれロケットの1段目、2段目が落下するとの想定 . . . 本文を読む
国民の受け止めはやはり厳しかった。毎日新聞の世論調査によると、政治資金規正法違反容疑で公設第1秘書が逮捕された小沢一郎・民主党代表の事件に関する説明に「納得できない」との回答が約8割を占め、過半数の57%が代表を辞任すべきだと答えた。
麻生太郎首相とどちらが首相にふさわしいかで小沢氏をあげる人も13%と前回調査よりほぼ半減し、「どちらもふさわしくない」と答えた人が7割を超えた。衆院選を控 . . . 本文を読む
世襲議員への世論の反発は、日増しに強まっている。大半の世襲議員を抱える自民、民主両党もようやく規制が必要と、具体策作りに入った。
民主党は政治改革推進本部の公選法見直し小委員会(野田佳彦小委員長)で、検討を進めている。死亡、引退した政治家の資金管理団体は解散させ、相続を禁止する法案をまとめ、自民党にも同調を呼びかける方針だ。また、世襲の範囲を線引きするため、党内アンケートを実施し、具体案 . . . 本文を読む
北朝鮮の工作員だった金賢姫(キムヒョンヒ)元死刑囚と拉致被害者の田口八重子さんの家族の面会が韓国・釜山で実現した。拉致事件究明にただちにつながる新情報はもたらされなかったようだが、今後の日韓連携の弾みになることを期待したい。
田口さんの長男、飯塚耕一郎さんが母親と引き離されたのは1歳の時だ。母と話したことも、見たことも、触ったこともない。しぐさや癖などを聞いて、母親像をつかみたい--。耕 . . . 本文を読む