なぁ、何で?
心配してくれる人、一緒におってくれる人。
おかんに、ツレに。
それやのに、溢れて止まらん涙って何?
嬉しい事やったらあったやん。
欲しがってたジャスティンのリングとか。
今手元にあって、明日、もぉ今日には届いて。
何でこんなんなるん?
何を考えてるワケちゃうねんで?
でもな?
泣けてくんねん。
心は、まっ逆さまやねん。
何で何やろな?
心配かけたないて、迷惑かけたないて、おもとるんよ?
甘えたいだけなん?
俺さ、自分で自分の事、何もわからへん。
そんな人は俺だけちゃうんやて、わかっとるつもりやけど。
中途半端やねん。
どこまでも半端な俺。
心臓が、揺れる。
少しずつ、消えていけばえぇのになぁ。
痛いんは、何処?
苦しいんは、何処?
何も、わからへんのよ。
誰も教えて何かくれへんし、誰にもわからん俺だけの痛みとか苦しみやのに。
何も、わからへん。
アホらして、アホらして、情けなすぎる。
寝れへん、それもあるけど、ちゃう。
寝たくない。
勿体ない?
ちゃう。
でも、何でかは、わからん。
闇が、怖いん?
夜が、怖いん?
知らん。
知らん。
わからへん。
返事何か、何処にもないんやから。
何処からも返ってこんねんから。
心配かけたないて、ゆーとるくせに、心配さすような言葉並べて。
俺ってホンマ最低でクソ野郎やんな。
それでも、見捨てないでて泣いとる胸の奥は、愚かで無様な俺自身で。
壊れた心臓踊らせて、何処にもない答えに。
一人狂ってイクから。
どうか自分で幕おろせるまで、其処で見ていて下さい。
まだ。
壊れかけの、薄汚いダンスを、踊り続けるから。
もう少し。
もう少しだけでも。
俺は俺を、演じる。