F log
もう一年半近く前ですが、2005年7月30日に「火と花」という記事を書きました。
要するに本屋のレジに両極端の雑誌を持っていくのに躊躇したという他愛もない話です。
その後ももう一度「火と花」。
今回もあいかわらず丸善のレジに2冊出し。
花はダンス雑誌「クロワゼ」
表紙はバーミンガム・ロイヤル・バレエのプリンシパル 佐久間奈緒さん。
特集はバレエでアンチエイジングとセンター・レッスン大研究。
アンチ・・の方はF嫁に任せるとして、センター・レッスンの特集はわかりやくすて良いです。
特にセンター・レッスン頻出バレエ用語集は
まず先生の言う用語が分からんのじゃ話になりませんので・・・
「クロワゼ」までは良いのですが、特集が見たくてもさすがに「クララ」は抵抗ありますな。
火の方はオスプレイの「ベルリンの戦い 1945」です。
戦場の写真イラストレイテッドというシリーズの最初らしいです。
表紙は1945年5月、戦争終結直後の帝国議会(ライヒスターク)。
手前に遺棄されたアハトアハトが見られます。
写っていませんが右手にはブランデンブルク門。
ベルリン中心街に雪崩れ込むソビエト軍。さらに詳細な図解もあり。
この戦場イラストレイテッドは良いですね。価格が少し高いけれど。
ベルリン南方で赤軍に包囲され、救援要請にも応えられず命からがら西へ脱出して
ヴェンク大将の第12軍と合流したテオドール・ブッセ大将の第9軍の経路。
よく逃げられたものです。
途中、陸軍実験場があるクンマースドルフを通過しています。
そこで小休止したとありますが、どんな状態だったか気になります。
鼠の一匹や二匹転がっていなかったんでしょうか。もっとも脱出行では足手まといですが。
時系列でまとまっていてカラーイラストもキレイです。
欧州各地ごとの戦場イラストレイテッドが発行されることを望みます。
やはりバレエとミリヲタに明け暮れた2006年だったということですね。
オスプレイシリーズはどれも読み応えがあって好きなのですが、価格が高いのが困り物です。
部数が期待できない以上、やむを得ないとは思いますが。
主要なドイツの都市は昼夜の爆撃で灰燼に帰しましたのでどうしようもありませんでしたね。
いくら迎撃システムが優秀でも飽和爆撃では・・・
いやぁ、嫁がバレエで私がミリなら問題ないのですが、
両方ともわたくしというところが変ですねぇ
ウチらより両手の指ほどもお若いまゆみさんがなにをおっしゃいますやら
紙面の内容は
○アンチエイジングなウェア選び
○知りたい!バレリーナのアンチエイジング
○バレエが「若さ」に効く理由
○実感してます!アンチエイジング
など。
プロバレリーナの体型維持はあてになりませんよ。
連中はしっかり食べて死ぬほど運動してますから。
共通しているのは「和食派」ってことですかね。やはり。
おもしろかったのは、有名な某ダンサーが常に高いヒールを履いているということ。
脚に怪我しやすいハイヒールなどもってのほかと思ってましたが、意識してあるくことにより足首からふくらはぎまでしっかり引き上がってキレイになるそうです。
そういえば来日した海外カンパニーの主要ダンサーもハイヒールを履いている方が何人もいました。
さすがにアルコールとの関係については書かれてませんでしたが、
私もレッスン終わるとすごくお腹が空いたり呑みたくなったりで困ってます。
ミリタリーとバレエ。
このオスプレイシリーズいいですねえ。僕も何冊か持ってます。翻訳がなかなか間に合わないでしょうが頑張って発行してもらいたい。
しかしドイツ軍は最後まで戦いましたね。ベルリンはともかく他の街は無防備都市宣言しなかったのですかねぇ?
バレエとミリタリー。
F様とF嫁様と同じくベストカッブルですね。
バレエは効くんですかねぇ。
酒を呑んでアンチエイジングとか、
そう言った都合の良い話はないのでしょうか...。