F & F嫁の “FFree World”

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APFSDS

2012年03月20日 | ミリヲタ

F log













APFSDS( Armor Piercing Fin Stabilized Discarding Sabot ) とは、装弾筒付翼安定徹甲弾 のことです。










m829a2 launch with Gun



要は大口径の砲から装弾筒で覆われたものすごく硬い矢じりを超高速で撃ち出し、

その物理的なパワーで装甲を貫徹しようというものです。

上のアニメーションのように装薬の圧力をいっぱいに受けた装弾筒は発射と同時に空気抵抗で分離四散し、

空気抵抗の少ない中心部の矢じりだけがゆっくりと回転しながら飛翔してゆきます。

装薬の爆発力は装弾筒の最大面積で受け、目標に対して突進するのは空気抵抗が最小の弾芯ということです。















陸上自衛隊の現 MBT である九〇式戦車の 120mm 滑腔砲にも採用されてます。

独ラインメタル社のライセンス生産で国産 APSFDS を製造しているのはこちら…




ダイキン工業株式会社 特機部門




空調機器で有名なダイキンですが、防衛産業にも深く関わっています。

ちなみに我が家のエアコンはすべてダイキン工業製でありますw
















Leopard 2A5DK firing APFSDS-T practice round






本家ラインメタルの 120mm 滑腔砲から APSFDS を放つレオ 2 。

00 : 15 で発砲。

尻から発火しながら 1,500m / 秒以上で低伸する弾道が素敵です。

分離した装弾筒の一部が砲口近くに見えます。

ぜひ全画面 HD 再生でご覧下さい。















余談ですがレオ 2 は A4 までの垂直装甲が、らしいと個人的には思うのですが。

トップ写真はオーストリア陸軍の A4 です。












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10 コメント

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Unknown (PAISUKE)
2012-03-20 06:15:14
レオはA4。激しく同意であります。タミヤとイタレリを2個イチにしてスゴイのを作りたいと思っているのですが、敷居が高いそうで躊躇してます。
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Unknown (Maximum)
2012-03-20 09:41:27
私的にはレオ2、チャレ2、M1、全部同じに見えてしまいます(汗)。
現用車両は随時アップデートされていくので、
模型製作するにはリサーチしてついていくのが大変です。
レオ2をトランスポーターに載せて、なんて妄想もあるのですが(笑)。

PAISUKE様
今年もお隣のブースですね。お会いできるようでしたら、よろしくお願いします。
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私用での使用の許可願う! (PAISUKE)
2012-03-20 22:42:00
Maximumさん
こちらこそよろしくお願いします。
今年も、またナニソレ!というのを持っていきますのでよろしくお願いします。

Fさん
来ますよね!静岡
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Unknown (Maximum)
2012-03-20 22:48:23
F様
お昼は釜揚げしらすと桜海老のかき揚げの美味しい店にご案内しますよ。
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お待ち申し上げます。 (フランクパパ)
2012-03-20 22:52:48
Maximumさんつながりでこちらへお伺いするよーになって、いつも大変素晴らしい画像に惚れ惚れさせていただいてます。
現用車両は・・・マジ格好いいのですが、私の脳みそには理解不能な仕組みが多くてついていけないというところが本音です。
ここで、疑問をひとつ。
現用車両ってどこからなのでしょうか?WW2以後の車両を総括して呼ぶならば、あまりに期間が長すぎてとっくの昔にお払い箱になった車両も相当数。そろそろ、「WW2・現用」のくくりだけでなく50年代とか60年代とかで区切ったほうがいいよーな・・・くだらないこと言って申し訳ありません。
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Unknown (しの)
2012-03-21 00:31:36
はい、僕も完全にA4です!!!!

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PAISUKEさん、こんばんは!! (F)
2012-03-21 21:17:42
 
おお~垂直装甲愛好家がここにも!
初めて見たレオ2の避弾経始って何?な垂直ぶりに萌えました。
当時は複合装甲ってスゲェ‥と思ったものでしたが、最新型では一様に傾斜しちゃってますね。
2個イチのすごいA4が見てみたいです。


5月半ばの仕事の状態が予想つきませんが、日曜日帰りでも行きたいな~と思ってます。
PAISUKEさんのナニソレは気になります。


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Maximumさん、こんばんは!! (F)
2012-03-21 21:28:47
 
ブログの再開も存じなくて申し訳ありません。
またお邪魔しますのでよろしくお願いいたします。

レオ2A4の切り立った複合装甲はティーガーⅠ以来で個性的でした。
最新型はどの国でも傾斜したモジュラー装甲になってしまい見分けがつきにくいですね。

現用MBT+トランスポーターいいですね~
オシュコシュも大好きですから楽しみです。
あれ?オシュコシュにレオ2だと変ですか?
そういえばドイツはトランスポーターってなにを使っているんでしたっけね。


>釜揚げしらすと桜海老のかき揚げ

なんて魅力的なお誘い。
行けるといいな~静岡!!

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フランクパパさん、こんばんは!! (F)
2012-03-21 21:46:21
 
いつもお運びいただきありがとうございます。
カメラに頼った写真ばかりでお褒めいただくとお恥ずかしいです。

最新MBTは機械とより電子機器のパーセンテージが大きいですね。
データバスでリンクした小隊がシステム運用されるなんて聞きますとね。


「WW2・現用」はもっともなお話です。
個人的な意見ですが、WW2、50~60年代、70~80年代、90年以降~ぐらいでしょうか。
ちょうと細分化し過ぎですかね。

90mm、152mm、105mm、120mm、140mm(笑)の主砲くくりとか。
あ、これはMBTに限られちゃいますね。
いっそMBTだけなら大好きな MBT-70/KPz 70 以前、以降という分け方も。

なんだか支離滅裂になってまいりました。
フランクパパさんの提起された命題は興味深いですね。
ひとつエントリーを書いてみようかしら。



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しのさん、こんばんは!! (F)
2012-03-21 21:57:57
 
おお~しのさんもA4派ですか!!
どんとこい!という垂直な装甲がイイですね~
陸自でも一〇式より九〇式が好きです。

しのさんの現用MBTシリーズも拝見してみたいです。
某誌のエニグマはとってもカッコよかったですよ。
最新MBTとはいえませんがね。


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