F log
F & F 嫁共にメカニカルなキータッチが好きだ。
キーをゆっくりと押し下げると数ミリで 「 カチリ 」 というクリック感のあるやつだ。
愛用しているのはダイアテック製 FILCO ブランドの ZERO というシリーズ。
2 年近く使った ZERO がお釈迦になり、新調するため近所に開店したばかりの PC ショップに行った。
FILCO のフルキーボードでありながらコンパクトなサイズは気に入っていたので、同ブランドから探す。
残念ながらそのショップには ZERO シリーズはなかった。
かわりに FILCO でイチオシである Majestouch 「マジェスタッチ」 があった。
下調べの段階でかなりいいなと思ったのだが、かなりいいお値段だったので躊躇していた。
が、試打 ( ゴルフのクラブみたいだな ) してみたら躊躇を覆すほどよかった。
ZERO 同様の剛性感の高い筺体にまったく同じ配列のキー。お買い得の CD-R とともにレジに持って行ってしまった。
「 マジェスタッチ 」 は、独 Cherry 社 の MX tactile feel キースイッチ、通称 『 茶軸 』 を採用しているという。
トップ写真は本日購入したキーボードの右 Ctrl キーのキートップを外したところ。『 茶軸 』 と Cherry 社のロゴが見える。
バランスが良いことで茶軸の評価は高いが、他にも黒軸、青軸、写真の他に白軸というのがあるそうだ。
各キースイッチの特色については、 こちらのサイト が詳しい。そのサイトが御紹介されているアキバの キーボード専門店ネオテック 。
さらに 「 茶軸 黒軸 」 あたりでググッてみると、キーボードマニアの素晴らしき世界を垣間見ることができる。
25mm F1.4
無粋な日本語表記、すみません。
ウチは F 嫁が標準的な 「 ローマ字入力 」だが、 F は化石ともいえる 「 かな入力 」 なのである。
PC スクールではなくワープロ教室 ( いくつなんだ?? ) でキー打ちを習った F は、いまだにそのクセが抜けず。
何度かローマ字入力にチャレンジしたのだがその都度挫折した。
でも QWERTY キー付きの PDA では両親指でローマ字入力してるんだよ。変だねぇ(笑)
さて、さっそく接続してこの記事を書いているのだが、打鍵感が素晴らしくよい。
しっかりとした剛性があり、メカニカルなノイズはさほど感じず軽い。軽いといっても安物感はまったくない。
しっとりとした・・・と書くのはおかしいか?? 高級感といってもいいかもしれない。
打鍵音もかなり静かになり、ZERO に比べたら深夜の入力も気兼ねがない。
25mm F1.4
高級感といえば、実際の機能・性能には寄与しないが、USB ケーブルを束ねるマジックテープひとつ見ても FILCO のこだわりがわかる。
普通は良くてプラスチックのアレで、悪けりゃ中に金属芯の入ったビニールのアレだよね。
あと奥にボケて見える透明のキーボードカバー。埃っぽい F の部屋には無くてはならないものだ。
GRD3
下が今回引退することになった ZERO 。上にあるのが導入した Majestouch である。
なにからなにまでそっくりである。
しかし実際にキーを打ってみると、このふたつは似て非なるものであることがよくわかる。
ここまで入力して 『 茶軸 』 の魅力にすっかりやられた F であるが、問題は帰宅した F 嫁がどうか・・だ。
なんといっても彼女はバリバリの 「 カチカチ 」 クリック感派であるから心配ではある。
実家で母のPCがマジェスタッチの黒軸だったように思いますが。
昔ほどではないにしろやはり1度味わった感覚は捨てがたい。いつか Majestouchや東プレに戻りたいものです。
こだわりがあるというか、平たく言うと「オタク」な(すいません)、凄い記事だなと読んでいると、、、
もっと驚いた!?
かな打ち!!
絶滅種だと思ってました。。。
僕の周りには少なくとも居ない。
僕自身、キーボード上のかなが煩わしくもっぱらUSキーボードを使っていいます。
今度、天然記念物、いや世界遺産に認定しますので、帰国したら一緒に飲みましょう(笑)
PCのキーボードになんと無頓着であったことか。
私、存じませんでした、こんなにも豊かで、
危険な世界が、無機質なPCに隣接していたなんて。
で、しかもカナ打ちですか。
まあ、この件は、おくとして。w
私の場合、もう、四半世紀以上前、
オリベッティの電動欧文タイプから入ったので、
電気アクションのパイプオルガンのように、
キーは、単なるスイッチと誤認していました。
ウムラウトが備わっているかのほうが重要でした。w
で、標準装備のキーボードと、
くたびれても同じものの買い替えくらいで、
グレードアップの可能性は、今の今まで、
考えもしませんでした。
決して満足しているわけでもなかったのに。orz
指の感じる抵抗感のグラフをみると、
パイプオルガンのトラッカータッチのような、
「クリック感」のものもあるようで、
イカン!覚醒してしまいそうです。
どうしてくれるんですか!www
キーボード業界では有名な東プレですが、実際に使ったことはありません。
というか触ったことすらありません。
一度打ってみたいけど、止めといた方がよさそうです(笑)
おお~母上は黒軸ですか!! 今度打たせてもらおう
kpfwさんも東プレ派だったのですね。
しかもテンキーレスというのがシブい。
私のようにかな入力だとテンキーが無いとどうしようもありません。
kpfwさんもいつか趣味のキーボードの世界に戻ってくださいね
アキバにはキーボード専門店があり、現在では手に入らない昔のキーボードをこだわって使ってらっしゃる方々がいるのは知ってました。
まぁ直接触れるデバイスですから、本来は百人百様の好みがあるはずですね。
要は好みに気づいて一歩踏み出すかどうかですが・・・
踏み出したらそこには楽しく深い世界が広がっているはずです。
やはりBuzさんは英語キーボードでしたね。
ところで絶滅危惧種と飲食を共にするには環境省の許可が必要です(笑)
今のうちから申請しておきますからご帰国の折にはぜひ
hirorin330さんではないですが、どんなタッチだろうと、かなり興味津々です。
今使っているノートの適度に反発力のあるキーボードは気に入っているのですが、かちりと言う感覚はないですね。
そう言えば、昔使っていたPC-9801のキーボードが最後にかちりという感覚があったような・・・
諸般の事情より、途中で宗旨替えしたので、その後キーボードには無頓着だったかも・・・う~ん世界はまだまだ広い。
いやキーボードの世界は深いですよ。
ただ英字キーボードでないとその深淵を底まで楽しめないようです。
かな入力でよかったような、そうでないような・・・
ミスの許されないタイピストは古い映画などでも憧れでした。
ウムラウトかぁ~ 第二外国語の悪夢が・・・(笑)
キー断面図の押下アニメーションなどそそるでしょう??
実際、初めて茶軸を使ってみてこんなにも良いものかと認識を新たにしました。
現在のキーポードに不具合が無いのなら、諭吉を使って買い換えるのは躊躇されるかもしれません。
しかしクオリティーの高いキーボードは、自分の好みに合えば絶対に応えてくれると思います。
あ、火に油をそそいじゃいました????
FILCOブランドでいえば、まったく同じデザインでキートップの下だけことなる仕様がいくつもあります。
昔のPC-9801シリーズということでいえば、Cherry社の黒軸が近いそうです。
英語の101キーボードであれば、輸入物も含めて選択肢が多岐に渡ると思いますよ。
ぜひ、お好みの打鍵感を見つけてください。
入力が2割増しに楽しく、速くなるそうです。
しかし無節操に勧めてますが、皆さまの奥様に怒られそうだわ・・・
余計なパッションを掘り起こすなと