LJDAM

F log








前 log から何のこっちゃと思われている方もおられるでしょう。

いや PC ゲームのお話です。

PS3 や DS や Wii は持っていないけど、ゲームは Windows の PC で行います。

航空機を飛ばすフライトシムや、一人称視点 ( 画面の右下に自分の銃が写っている ) の FPS などです。

今回のはトップ写真にある A-10 C という攻撃機を題材にしたフライトシムです。






A-10 C WARTHOG







BlackBerryBold 9780



こんな感じでゲームしてます。

ディスプレイは NEC の IPS 液晶 24.1 型。

右手は女医棒 ｗ と呼ばれるゲームデバイス、ジョイスティックを握ってます。

MS の SW FFB2 というちょっと古いタイプです。　 実機でいう操縦桿ですな。

左手はスロットルとキーボード、マウスの間をせわしなく動いてます。

写真は低空飛行で敵の SAM 車輌に対して赤外線誘導のマーベリックを放ったところです。

当然のことながら F 嫁にはたいへん不評です（笑



























さて、前回はペイブウェイと呼ばれるレーザー誘導爆弾 ( LGB ) を投下しターゲットの破壊に成功した。

今回は同じく誘導爆弾である JDAM ( Joint Direct Attack Munition／統合直接攻撃弾 ) の投下に挑戦してみる。




JDAM と書いたが、実際は最新型の LJDAM である。

L はもちろんレーザーの L 。

慣性誘導装置 ( INS ) と 全地球測位システム ( GPS ) を駆使して LGB には必須な外部誘導不要の JDAM に、

さらにレーザー誘導装置まで取り付け、ピンポイント攻撃や移動目標への攻撃能力も付与したものだ。












JDAM の特徴である中央部のストレーキが無く、先端にレーザーシーカーが取り付けられている。

INS のみで 30m、GPS 併用で 5m といわれる CEP ( 半数必中界 ) を限りなく 0m にしようというものだ。











ところで LJDAM の先端には丸いカバーがあるのに、ゲームに登場するのはシーカー丸出し？






















標的である滑走路上のコンテナをポイントし、前回投下した GBU-12 とのバランスを考え、7 番パイロンの GBU-38 を選択する。



























目標が置かれている X 状の滑走路へと侵空する。

手前には前回 LGB で破壊したコンテナから黒い煙がたなびいている。






















レティクル内の 2 つの △ は最大射程と最小射程を表す。

HUD 赤← の位置に MAN REL という文字が現れたら、兵器投射ボタンを長押しする。





















ガコン、という音とともに LJDAM GBU-38 がパイロンを離れる。




トップ写真はその少し後。

投下高度はおよそ 4300m だ。






















ペイブウェイに対し、少し安定しない印象。

翼が後端だけだからだろうか。　けっこうグラグラするもんだ。

最後尾の GPS ユニットが人工衛星からの電波を受信しつつ滑空する。

そういえば湾岸戦争時、GPS 利用の誘導兵器が使用されるときは一時的に GPS の精度が上がったとの噂があったが…





















最終誘導。

ドンピシャ目標にダイレクトヒットである。























機上の MFCD で命中の瞬間を見る。




訓練でいっさいの障害なく、レーザーでピンポイント誘導したのだから当たり前といえばそうだ。

JDAM の本領である INS/GPS のみの誘導だと、CEP は広がるが撃ち放し ( Fire & Forget ) という利点がある。

可能なら次の機会にはレーザー誘導なしで、投射の軸線も目標から外してやってみようか。

















ああ～また長くなってしまった。







A-10 といえば誰もがイメージする GAU - 8/A 30mm ガトリング砲 の威力はまた次回。