F log
ソウル滞在記 ( 2010.12.10~12 ) その 2 よりつづく
翌日。
到着時に JTB 現地ガイドの 李 さんに申し込んでおいたソウル市内半日観光ツアーへ。
GXR / GR LENS A12 28mm F2.5
集合場所は朝 8 時半の COEX インターコンチネンタルホテル。
晴天だが猛烈に寒い。
この朝、最低気温は - 6 ℃、日中の最高気温はなんと 0 ℃ だった。
2011 年になるとソウルはそれ以上に冷え込んでいるようだが、房総育ちの F には充分しんどい。
GXR / GR LENS A12 28mm F2.5
バスは数名を載せて漢江 ( ハンガン ) を渡る。
そうか、ここが グエムル が暴れた河か…
GXR / GR LENS A12 28mm F2.5
ソウル市内半日観光ツアーの名称は 「 そうる君 」 w
これは次の乗客ピックアップの場所、ロッテホテルの駐車場だ。
バス横の地面に注目。 凍ってます。 ブルブル。
GXR / GR LENS A12 28mm F2.5
バスがまず到着したのはソウル観光では外せない、景福宮 ( キョンポックン )
1395年に建てられた広大な宮殿である。
GXR / GR LENS A12 28mm F2.5
まず目に飛び込んできたのは大きな門。
2001 年に復元工事が完成したという 興礼門 ( フンネムン ) である。
朱塗りが美しい。
有名な光化門はこの外側、最南端にある。
GXR / GR LENS A12 28mm F2.5
その光化門との間で観光の目玉、守門将交代式 ( 王朝時代の衛兵交代式 ) が見られる。
なるほどあの時間に出発して到着するとジャストこの時間になるようにツアーが組まれているのだな。
GXR / GR LENS A12 28mm F2.5
順光を意識するあまり位置取りに失敗。
交代式は左右から衛兵がやって来るので中央からでは両方が撮れない。
それにしても風が吹くたび寒くて身体が縮み上がる。
衛兵の諸君もインナーをそうとう着込んでいると思うが。
GXR / GR LENS A12 28mm F2.5
え~と、どちらが勤務明けでどちらがこれからなのかよく分からない。
GXR / GR LENS A12 28mm F2.5
衣装や旗は極彩色だし、打楽器中心の音楽は迫力がある。
バッキンガム宮殿の衛兵交代式もそうだが、こういう様式美の世界は好き。
GXR / GR LENS A12 28mm F2.5
その後、勤政門を通って広いスペースへ。
これは手前にあった石橋とそれを守る狛犬ちっくな彫刻。
シルエットの魚を狙うかのよう。
そういえば光化門左右の守り神を撮るのを忘れた。
GXR / GR LENS A12 28mm F2.5
景福宮の正殿、勤政殿 ( クムチョンジョン ) が見えてきた。
韓国最大の木造建築だという。
その大きさに圧倒される。
左奥に見えるのはソウル龍脈のキーポイント北岳山だ。
このあたりはぜひ荒俣宏先生の解説で聞きたい。
GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
勤政殿屋根部分のディテール。
日本の宮大工も凄いけど、韓国の職人もやるなぁ~
GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
左横から覗いた勤政殿の内部天井。
圧倒的な装飾。
時代も地域も宗教も異なるが、以前に訪ねたメルク修道院を思い起こした。
天井の中央には 七爪龍 と呼ばれる龍が舞う。
GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
その後方に様々な役割を担う◯◯殿と呼ばれる建物がたくさん存在する。
そして写真は木造楼閣の 慶会楼 ( キョンフェル ) だ。
石柱で宙に浮いた非常に美しい建築物…
というかピンは手前の人物にいってるが、この方がそうる君のツアーガイド、自称 「 韓国のマルシア 」 さんだ。
達者な日本語とジョーク、そして最終兵器ともいえる自虐ネタで場を盛り上げつつ、ツアーを牽引する。
たいへんパワフルな女性だ。
建物に当たっていたピントは彼女の魔力が引き寄せたのだろうw
GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
建築物の屋根にはこのような装飾が多く見られる。
マルシアさんに聞いたら魔除けの飾りだという。
人のような獣のような…なかなか不思議な造形だ。
GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
国立民族学博物館前にある十二支の石像。
翌年、年男の F は兎さんと馴れ馴れしく記念撮影。
GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
F 嫁は午年。
ふたりとも順光の石像でよかった。
この後、ツアーは徒歩で三清洞散策へ
6時半は起床時間で集合時間は8時半でした。
余計なお気遣いをさせてしまいすみません。
ふたりともグッスリ寝ましたので大丈夫です。
滞在記はまだまだ続きますのでよろしくお願いします。