脳ミソのビューティー

試合結果よりも試合内容、試合内容よりもスルーパスにこだわって...

審判とテクノロジー

2004-12-17 13:31:15 | サッカー
SportsNavi:イタリア代表リッピ監督「ビデオカメラの設置は効果的かもしれない」

FootballCulture:審判の判定にテクノロジーを取り入れるべきか?

確かに、『審判の誤審』というのは問題ではあるんですが...
以下、前提はビデオということで。


誤審について
しばしば問題となる誤審は、こんなところでしょうか。
  ・ゴールの判定
  ・レッド/イエローの判定
  ・オフサイドの判定
    (といっても、多くの場合、ゴールに直結)


テクノロジーは使えるの?
誤審を防ぐために、ゲーム自体を潰しては意味がありません。

ゴールの判定
  使えそうです。全てのゴールをチェックする必要はないですし。
  しかし、この判定に数十秒もかかってはダメです。

レッド/イエローの判定
  選手が担架で運ばれるようなケースでは使える。
  それ以外ではダメ。

オフサイドの判定
  無理。ゲームにならない。


しばしば、テレビでもリプレーされますが、カメラが常に適切な位置にある保証はなく、
結局のところ、リプレーを見て、人が判断しなければならないケースも当然出てくると
思われます。
ということで、限定的な範囲での使用は、お金がかかるだけ、ってことになりそうです。


技術的な部分は置いておいて
『サッカーは、審判も含めてサッカー』、だと僕は思っています。
確かに誤審はないほうが良いに決まっていますが、誤審に対しては、比較的寛容です。
(自分で言うのも変だ...)

誤審で1点が取り消されてしまったんだったら、また1点取ればいい。
誤審でありえない1点が入ってしまったんだったら、取り返せばいい。
それだけです。


それに、誤審による伝説も悪くない... 
(『神の手』とかね。 その瞬間は重大事だけど、後になれば、ねぇ...)


最後に
テクノロジー採用云々よりも、結果として誤審が多い審判は、再教育するとか資格を剥奪するとか、
いう対応を取れば、それで十分なのでは?

サッカーなんて、原始的なスポーツで、ルールだって少ない。
複雑にしても、つまらなくなるだけ。

ビデオ以外の画期的な技術があれば別ですけれど。

テクノロジーの採用に『巨額の金銭が動く問題なのだから...』なんて理由は、言語道断。