ダービーを見ている途中ですが、なんとなく自分の中でちょっとした区切りを感じたので。
バルサを称えます。
結果的には、凄く中途半端になってしまいましたが。
試合開始前の応援歌(?)を聞くと、血沸き肉踊ります。(笑)
マドリーを見ても、デポルティボを見ても、どんなチームを見ても感じない感覚。
この感覚は
バルサのみ。
カタルーニャ
その精神性が魅力的。そして、文化的にも興味深い地域。
世界有数のビッグクラブでありながら、いつまでもカタルーニャのチーム。
わかりやすく言えば、バルサには魂がある。
単純にサッカー・チームにとどまらない何かがある。
オフェンス
華麗なパスワークと魅惑の個人技の融合。
ロナウド移籍前のマドリーよりも、楽しいサッカーをしているかもしれない。
フォワードは、タイプの違う誰が出てきても一定のクオリティが保たれている。
この2試合くらいは、決めなければいけないところを決めきれないシーンが見られるが、長いシーズンを考えれば、
こんなときもあるだろう、と思わせてしまう。
やはりポイントはデコとチャビ。
ロナウジーニョの貢献も大きいが、この2人の活躍が今の躍進を支えている。
触れておきたいのはイニエスタ。
非常に良い選手だが、タイプ的には結構難しい。
ピボーテ < イニエスタ (≠ トップ下) < フォワード (微)
このスタイルは貫いて欲しい。
ロナウジーニョがいないときは、イニエスタで攻めろ!!! (笑)
本当に良い選手。次の中心選手になることを期待せずにはいられない。
ディフェンス
今季の最大の特徴は、ディフェンスが良い。
ディフェンダー4枚はよく頑張っている。
ビクトル・バルデスも安定してきた。(バックパスが出た瞬間は、今も何故か不安に...)
しかし。
もちろん、ディフェンダーは頑張っているが、前線から中盤の選手が本当によく守っている。
前述のデコとチャビ、ディフェンスにおいても、この2人が効いている。
チャビの成長はうれしい限り。
彼の攻守のバランス感覚が非常に好き。昨シーズン後半のダービッツ効果か?
フォワードも、エトーが自陣のペナルティ・エリア付近まで守っていたり、ロナウジーニョもよくボールを追っている。
オフェンスのバランスがいいから、そのまま良い形でディフェンスができている。
これから
早くも予想通りの怪我人問題が発生。
考えようによっては、セグンダのまだ見ぬ逸材(いればだけど)を見る機会かも...
冬のマーケットでのピボーテの獲得は必至。
この状態を、どう乗り切るかはライカールトの手腕次第。
さてさて、これまでのところ、最強バルサと思わせるところが多々ある。
で、バルサは本当に強いのか?
これまで対戦した相手は、いいチームだけれど、ヨーロッパを戦った場合には限界が見えるチームがほとんど。
本当の力を、CLのミラン戦で見極めることができると期待。
いまのベストではない状態でのミラン戦というのは、あらゆる意味で重要な試合。
・バルサの攻撃は、ヨーロッパ有数のディフェンス相手にどこまでやれるのか。
・バルサの守備は、ヨーロッパ有数のオフェンス相手にどこまでやれるのか。