◇ ‟利下げ”は来年夏以降? = ダウ平均は先週654ドルの値下がり。終り値は3万4000ドルを割り込んだ。FRBの金融政策発表をきっかけに、市場は黒雲に覆われた。利上げの見送りは予想通りだったが、年内あと2回の利上げ観測が有力に。さらに利下げの時期も遠のいて、来年夏以降になるという見方が広まってしまった。つれて長期金利も4.37%にまで上昇、株価はほぼ一本調子で下落している。
日経平均は1131円の大幅な値下がり。終り値は3万3000円を割り込んだ。半導体の供給過剰説が流れて、IT関連株が売られた。そこへニューヨーク株価の軟調が伝わって、4日間の続落。岸田首相が新経済対策の作成を発表したが、市場は反応せず。また日銀が週末にゼロ金利政策の継続を決めたが、株価は反騰しなかった。
ニューヨーク株式が、大幅に続落する可能性は小さい。株価が3万3000ドル台になれば、安値を狙った買い物が入るからだ。しかし金融緩和政策の終結が遠のいたため、上値は重いだろう。東京市場は新経済対策の発表待ち。円安がどこまで進行するかにも、注目が集まる。ただニューヨーク市場の軟調は続きそうだから、こちらの足取りも重くなる。
今週は26日に、8月の企業向けサービス価格。29日に、8月の労働力調査、鉱工業生産、商業動態統計、住宅着工戸数、9月の消費動向調査。アメリカでは26日に、7月のFHFA住宅価格指数、8月の新築住宅販売、9月のカンファレンス・ボード消費者信頼感指数。28日に、4-6月期のGDP確定値、8月の中古住宅販売。また中国が30日に、9月の製造業と非製造業のPMIを発表する。
≪25日の日経平均は? 予想 = 下げ≫
日経平均は1131円の大幅な値下がり。終り値は3万3000円を割り込んだ。半導体の供給過剰説が流れて、IT関連株が売られた。そこへニューヨーク株価の軟調が伝わって、4日間の続落。岸田首相が新経済対策の作成を発表したが、市場は反応せず。また日銀が週末にゼロ金利政策の継続を決めたが、株価は反騰しなかった。
ニューヨーク株式が、大幅に続落する可能性は小さい。株価が3万3000ドル台になれば、安値を狙った買い物が入るからだ。しかし金融緩和政策の終結が遠のいたため、上値は重いだろう。東京市場は新経済対策の発表待ち。円安がどこまで進行するかにも、注目が集まる。ただニューヨーク市場の軟調は続きそうだから、こちらの足取りも重くなる。
今週は26日に、8月の企業向けサービス価格。29日に、8月の労働力調査、鉱工業生産、商業動態統計、住宅着工戸数、9月の消費動向調査。アメリカでは26日に、7月のFHFA住宅価格指数、8月の新築住宅販売、9月のカンファレンス・ボード消費者信頼感指数。28日に、4-6月期のGDP確定値、8月の中古住宅販売。また中国が30日に、9月の製造業と非製造業のPMIを発表する。
≪25日の日経平均は? 予想 = 下げ≫