経済なんでも研究会

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100歳以上の長寿者は 8万6510人

2021-09-15 07:32:03 | 寿命
◇ 島根・高知・鹿児島がトップ3県 = 敬老の日を前に厚生労働省は14日、9月15日時点の高齢者情報を発表した。それによると、100歳以上の長寿者は全国で8万6510人。前年より6060人増加した。このうち女性が7万6450人で、全体の88%を占めている。100歳を超えた人は、1963年にはわずか153人。それが1998年には1万人を超え、その後も年々増加している。

長寿者は、どの地方に多いのか。都道府県別に10万人当たりの100歳以上人口をみると、第1位は島根県で134.75人。次いで高知県、鹿児島県の順となっている。一方、数字が低いのは埼玉県の42.40人、次いで愛知県、千葉県の順。東京都は50.75人で全国42位、大阪府は49.75人で43位だった。島根県と埼玉県では、3倍以上の開きがある。

女性の最高齢者は、福岡市に在住の田中カ子さん、116歳。男性の最高齢者は奈良市に住む上田幹蔵さん、111歳。お二人とも元気な日々を過ごしておられるそうだ。厚労省のホームページでは、このほか全国の長寿者の生活ぶりを紹介している。長寿の秘訣も学べるので、それはそれでよい。

だが島根県と埼玉県の大きな差は、どこから生じるのだろう。厚労省は集計するだけでなく、その原因も分析してもらいたい。また100歳以上の人のうち、介護に頼らない健常者はどのくらいいるのだろう。そんな調査もしてくれると、敬老の日にいろいろ考えるネタにもなるのだが。

        ≪14日の日経平均 = 上げ +222.73円≫

        ≪15日の日経平均は? 予想 = 下げ≫

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