朝まで生テレビ

久しぶりにこの番組を見ました。（ビデオ録画ですが）
議論のテーマは”日本はアメリカの属国なのか？！”でした。
”残念だがその通りでしょう”というのは私の意見です。思った事を少し書きます。
私は対米追従ですが人工衛星とかの情報源は持った方がいいと思っているやや右よりな考え方です。

（全体的な感想）
　この番組は政治改革とかのテーマの時は政治家がつまらない発言を延々として途中で見るのを止めるのですが
　防衛問題の場合は出演者の思い入れが強いせいかハイテンションな激論になり見ていて面白いです。
　今回もそれなりに楽しめました。
　議論の大部分が
　対米追従派がハイテンション：志方、村田、ミドル：青山、金、冷静：森本、武見と色々な人物が発言したのに対して
　反米派は小池、福島の平和カルトコンビがギャーとわめいて姜がのろのろとしゃべるという展開だった。
　長島、下地、湯浅は影が薄い。
　明らかに反米派は人材不足でしょう。もう少し米軍基地を減らすとかに関して冷静に発言する人が必要です。
　後半はハイテンション：志方、村田が平和カルト：小池、福島に対して
　”どうやって日本を守るんですか！！”というお決まりの発言を連発して泥沼の展開でした。
　この平和カルトコンビには田原氏も今日は時間があるからと突っ込んでいました。
　聞いても時間の無駄なので他の手を使った方がいいような気もします。
　またカルトコンビにも発言させてもいいですがやや時間が長すぎるように感じました。
　どちらかが勝ったとは言えないかもしれませんが反米派の自爆負けと勝手に思ってます。

登場人物は下記の皆さんです。（私の感想＆分類付き）
（主役）
　田原 総一朗
　　激論男。相変わらす元気です。

（対米追従派）
・ハイテンション
　志方俊之（軍事アナリスト・帝京大学教授）
　　元自衛隊幹部。ポチの６条件というのをぶち上げていました。
　　もう少し冷静になった方が良さそうです。
　村田晃嗣（同志社大学教授）
　　アメリカには詳しそうだがこの人もかなりハイテンションな人でした。
・ミドル
　青山繁晴（株式会社独立総合研究所社長、作家）
　　アメリカの事情には詳しそう。言っている事もそれなりにうなずける。
　　しかし発言がやや長くて多い。もう少し簡潔に発言した方がよさそうだ。
　金美齢（評論家・台湾総統府国策顧問）
　　台湾の人で反米派に”あなた方の中国への認識は甘い”と言ってました。
　　台湾の人から見ると中国は脅威なんでしょう。
・冷静、静か
　武見敬三（自民党・参議院議員）
　　割と冷静に理路整然と話していた。
　　時々この番組に出ている太鼓持ちの一太とはかなり違いました。
　森本敏（拓殖大学海外事情研究所長兼教授）
　　冷静に意見を言ってました。今回はおとなしかった。

（反米派）
・ハイテンション
　小池晃（日本共産党・参議院議員）
　　平和カルトその１。
　　クウェートをイラクが侵略しても金も軍隊も出さないと言ってました。ここはそんなもんでしょう。
　福島みずほ（社民党党首・参議院議員）
　　平和カルトその２．
　　単にうるさい女。日本が攻撃されても話し合いで解決なんでしょう。発言させても時間の無駄。
・ミドル
　姜尚中（東京大学教授）
　　もったいぶり男。対米追従ではアメリカに付き合って戦争するはめになるぞと言いたそうなのだが
　　話が長い上に結論をなかなかはっきりと言わないので最後まで発言する前に突っ込まれていた。
　　頭はいいのかもしれないが議論は下手です。
・冷静、静か
　下地幹郎（無所属・衆議院議員）
　　この人は沖縄選出の国会議員だそうですが
　　”沖縄から海兵隊がいなくなるなら３兆円くらい出してくれ”
　　と言ってました。本音でしょう。
　長島昭久（民主党・衆議院議員）
　　”リスクを取るか金を払うかどちらかは必要なんですよ”と割とまともな事を言っていた。
　　しかしそれを平和カルト組に言っても無駄でしょう。もう少し追従派に切り込んで欲しかった。
　湯浅一郎（ピースリンク広島・呉・岩国世話人）
　　平和活動家だと思います。前半はアメリカとの合意文書について突っ込んでいたが後半はおとなしかったです。
　　テレビは慣れてなかったのでしょうか？　次回はもう少しがんばって下さい。

（司会者）
　長野智子
　　最初に観覧者に小泉首相はアメリカのいう事を聞きすぎかそうでないかを質問して
　　どちらにも手をあげない人はなんなんだと突っ込んでいました。たぶん彼らはテレビ出演で緊張していたんでしょう。
　渡辺 宜嗣
　　朝の番組ではうるさいのですがこの日は静かでした。出番がほとんど無いので当然か。