最近、やっとラブライブ！サンシャイン!!を動画サイトで見たのでそれについて色々と書いてみる。
ネタばれもあるし、余りうまく書けなかったので興味のある人のみ読んで下さい。
一応、μ'sの１期、２期、劇場版、Aqoursの１期のアニメは全部見た普通のファンだ（笑）。
ラブライブ！サンシャイン!!
アニメ視聴は自己責任でやって下さい（笑）。
１．ラブライブ！サンシャイン!!とは？（自己責任で見てね）
大ヒットしたラブライブ！の続編。
ただし、登場人物や舞台は変わっていて、場所は東京から静岡県の沼津になっている。
時代はμ'sのメンバーが高校を卒業してから数年後位という設定ではないだろうか。
私はラブライブ！のファンで、これにも興味はあったのだがやっと見る事ができた。
第１話はyoutube等で見る事が出来るし、ブルーレイの紹介でダイジェストがあるのでそれを見ると大体のストーリーは分かる。
また、「忙しい人の．．．」という非公式のダイジェストも存在する。
興味のある人はそれを見てから面白いと思ったら見てみたらどうだろうか。
私は結構楽しめた。この秋には第２期の放送が予定されている。
２．説明不足だった第１話（自己責任で見てね）
第１話の冒頭にビラが強風で吹き飛ばされてその先にスクリーンが現れて「LoveLive」と出るのだが、この不自然な演出は余り好きでない。
別のスマホのゲームのＣＭで空を飛ぶというもっとひどいのがあったが何がいいのか分からない。
また、μ'sを見たのががきっかけで千歌がスクールアイドルを知ったために始める事になるのだが、
μ'sのように高校廃校を救うというようなはっきりしたきっかけは説明されない。
次に部員集めを始めるのだが、強硬に反対する生徒会長、～ずらの娘、人見知りの娘、堕天使ヨハネを名乗る娘が次々に登場。
さらにヘリコプターに乗る金髪の娘、海に飛び込む娘と続く。
ここまで見ると普通の人は「何それ意味分かんない」とか「これは本当にラブライブなのか？」と思うのではないだろうか。
Aqoursのキャラはμ'sより個性的なキャラが多く、それを一気に登場させたのだが、もう少し抑えた方が良かった気がする。
今見たら楽しめるが初めての人は混乱するのではないだろうか。
この第１話はyoutubeや有料動画サイトで無料で見られるが、残念だが宣伝というよりむしろ逆効果になっている気がするな。
３．序盤は順調に進む（自己責任で見てね）
第２話からは１話と違って落ち着いた展開を見せる。親友の曜と作曲が出来る梨子がメンバーに加わり、
部として認められる条件を満たすためファーストライブに挑む。
このライブは色々な人の協力で成功に収める事が出来、部として活動して行く事になる。
この辺はファーストライブで観客ゼロというダメージをくったμ'sと対照的な結果だ。
さらに１年生２人がメンバーに加わり活動が進んでいく。
また、冷淡な対応をしていたダイヤが実は協力的でやさしいというのが分かるのも良い。
この序盤はいかにもラブライブという展開になってきて安心して見られて面白い。
４．堕天使ヨハネちゃん加入（自己責任で見てね）
個性的なキャラが多いAqoursの中でも１番なのがこの堕天使ヨハネこと津島善子ちゃんだ。
この娘がどうやって加入するのか注目していたのだが、話は正攻法という感じで進む。
実は彼女は高校生になったので堕天使キャラは止めたいと考えていて、その悩みを聞くのがきっかけでAqoursに加わる事になる。
グループの知名度を上げるのに良いと思って、全員で堕天使キャラのＰＶを作る事になるのだ。
これは結果的には成功で最初に4768位だった順位が一時的に953位まで上がり、下がったとはいえ1526位をキープしているのだ。
恐るべきヨハネパワーだ。
そうなんだけどダイヤに怒られた事に責任を感じた善子はAqoursを止める事を告げて去っていく。
この時に言う「ありがとね」が妙に切なくていいんだよな。
その後、全員で迎えに行き、千歌のそのままでいいのでAqoursに入ってくれないかという説得に応じて加入する事になる。
この第５話は派手とか驚く展開は無いのだが、個性を認めてメンバーに加えるというなかなか良い話だ。
個人的にはこの回は最も気に入っている。これでメンバーは６人になりさらに進んでいく事になる。
ちなみに善子ちゃんが加入する時に言っていた「儀式するかも」の儀式は１２話で見られるし、「ありがとね」は１３話でも聞ける。
５．初めての挫折と３年生加入（自己責任で見てね）
第８話では新しく作ったＰＶが認められて東京でライブしたAqoursだが、投票数ゼロという厳しい結果に終わる。
リーダーとしての責任感が強い千歌は明るく振舞うがメンバーはかなり落ち込んでしまう。
ダイヤから昔東京でライブした時にうまく行かなかった事を告白され厳しい現実を認識させられる。
Aqoursのメンバーや千歌にとっては初めての挫折になるのだがμ's編のように病気になるとか誰かがいなくなるという
深刻なものでは無かったため、本人の頑張りとメンバーの励ましで乗り越えて活動を続ける事になる。
千歌の活動への熱意が感じられる良い回だと思う。
第９話は３年生が昔の挫折に関する件を和解してメンバーに加わるという話だ。
これも良く出来ていて感動的な回なのだが、事前にもう少し話し合えないのかともいう気もする。
これでやっとメンバー全員がそろってラブライブ予選に進んで行く事になる。
この８話、９話は重要なエピソードで昔の秘密が明らかになりこのシリーズで最高の盛り上がりを見せる。
６．終盤も落ち着いた展開（自己責任で見てね）
１０～１１話は千歌が梨子と曜に気遣いをしてそれぞれの悩みを解決するエピソードだ。
１０話のシャイ煮は話として純粋に面白いし、１１話では珍しく鞠莉が曜の悩みに気付いて相談に乗る場面もある。
曜の件はオリジナルメンバーなのにその後メンバーが増えて影が薄くなるという事で実社会でもあるので身につまされた。
１２話ではμ'sと自分たちの違いや千歌がリーダーシップについて色々と考える回だ。
学校の存続問題が余りうまくいっていないのもこの辺になると色々と語られるようになる。
３話とも真面目で良い話なのだがμ's編の１期のようなグループ崩壊の危機がおとずれるという劇的な展開は無い。
Aqours編が物足りないと思う人はここが影響している気がするのだが、まあ別の話なので仕方ない気もする。
個人的には着実に目標に進んでいて見ていて面白いと思った。
７．１３話（最終話）の演出（自己責任で見てね）
それでいよいよ１期の最終回を迎えるのだが、この最終回は余り評判は良くないようだ。
予備予選を突破したAqoursが東海地区予選に挑むことになるのだが、その途中にこれまでの経過を説明する
ミュージカル調のシーンが挿入されている。
これはAqoursのメンバーが自分たちの学校を知って欲しいという強い思いを表現したと思うのだが少し現実離れしている。
第１話が説明不足と思われた反動にも見えるけどどうなんだろうか。
最後も千歌がドアから飛び出していって地区予選の結果ははっきりとはしない。
ビラを撒いて始まりドアを飛び出して終わるとはやや理解が難しい。
良い場面もあり特に見ていて不愉快では無かったが、きれいな終わり方を期待した人にとっては期待外れな最終回に見えた。
２～１２話は良く出来ているのに、１話と１３話にやや問題があるという不思議なシリーズだな。
８．高海千歌について（自己責任で見てね）
個人的にAqoursの主人公の高海千歌をμ'sの高坂穂乃果と比較したくなったので少し書いてみる。
千歌は「自分はみんなを引っ張る力は無い」とか「自分がしっかりしないければいけない」とかのセリフがあり
その他にリーダーシップについて発言する場面もあり割と責任感が強い真面目な性格に見える。
一方、穂乃果の場合は第６話で全くセンターにこだわる所が無いところが描かれている。
また、海未から「あなたはμ'sのリーダーなのですよ」と怒られたり希から「なんで穂乃果ちゃんがリーダーなん？」
と聞かれる場面もある。
穂乃果は熱意はあるのだがリーダーという意識は無いようだ。そこは自然にこなせる天才肌という気もする。
また、千歌は１０、１１話で梨子や曜に細かい思いやりを見せているのだが、
穂乃果の場合はラブライブに夢中で南ことりの悩みに気付かず１２話で周りが見えて無かったと反省する場面がある。
高校２年生だとそれでも仕方ないと思えるが穂乃果は猪突猛進型にみえる。
この辺も対照的で、上辺の行動は似ているけど全く違う人物に描かれている。
穂乃果の場合、ガチの元バレリーナでリーダーシップもあった絵里やしっかり者の海未にグループ運営は任せて
メインボーカル＆パフォーマーに集中できた気がするが、
千歌は作詞もやっているようだし色々とやる事があって２期も苦労しそうだ。
東京じゃなくて地方というハンディもあるのでどうやって乗り越えるのが期待して見ていきたい。
９．全体的な感想（自己責任で見てね）
色々と書いてきたがAqours編はμ's編と似ている部分もあるけど大部分は違っていて新たな世界を作れたのではないだろうか。
一部の回で問題もあるけど全体的には良く出来ていると思う。
２期ではいよいよラブライブ本選に挑む事になると思うので１期よりは盛り上がると思う。
ラブライブ前年優勝のような強豪グループも現れそうだ。
正攻法のストーリーを期待したい。秋の放送を楽しみに待ちたいと思う。
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