ぷれしおさのフラメンコ日記

水野直子の東京フラメンコブログ。
フラメンコ教室、コンパスとバイレ、日々の自分。

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強く降るとwifiが切れる

2018-03-10 17:46:24 | スペインの日々
3月9日 金曜日 くもり時々雨

今日もまた雨。降り方は日本と違って断続的で、降っていないことも多い。

湿度が高く、スタジオはすぐに蒸し暑くなる。バタを履くので余計暑く感じ、汗っかきの私は顔からぽたぽた汗が落ちる(私だけかも)。

ロンデーニャは、サリーダとしてマラゲーニャのカンテソロが入り、そこを聞きながら袖から出てくる、という設定となった。決められた部分以外は同じようにやる必要はないと言うが、実際決まった動きが多くて自由に動ける部分はわずか。

エスコビージャが前日やったほんのさわりだけ、ジャマーダのような足だけ(4コンパス)で終わっているので最終日の明日はどうなるのだろうか。

くたくたに疲れて、早く終わって欲しいと思いつつ、まだ終わらないで欲しいという気持ちが交錯する。

夢の祭典が君をヘレスで待っている。歌って言うよ、オーレ、オーレ、重ねてオーレ

という、ヘレスフェスティバル公式のフレーズが頭の中をずっと流れている。毎晩の舞台の幕開けの度に流れ、その夢の世界に入っていく喜びや興奮で、頭が覚醒していくような高揚感があったが、もう終わりだと思うととても切なく聞こえる。

夜は小雨になったので、真っ直ぐ劇場に行かず遠回りをしよう、と思って家を出たが、開演15分前でレッスンの受講票(兼ビジャマルタ劇場の座席チケット)を忘れてきたことに気づく。

劇場の向こう側を歩いていたので、大急ぎで部屋に帰り、テーブル(もどき)に置きっぱなしにしていた受講票を掴んで小走りで劇場へ向かった。すでに9時5分。。

冷や汗だか、走ったからかいた汗だかを流しながら駆け込むと、
「El festival de tu sueño, ...」上に書いた開演のジングルが流れ、滑り込みセーフ(だと思う)。

しかし客電が落ちないまま。ふとステージを見るとバスローブにしか見えない衣装の人が座っていて、おもむろにアデステ(日本語では『来たれ友よ』という歌)というクリスマスの曲をパイプオルガンの音で弾き始めた(シンセサイザー)。舞台上には白い小ぶりのクリスマスツリーがある。

え?
アデステは繰り返され、落ちない客電にソワソワしていると、脇の通路にキリスト風コスプレにしか見えない人が、客に愛嬌を振りまきながらステージに向かっている。

え??

キリスト風コスプレの人はギタリストだった。。

イサベル・バジョンの今回の作品はちょっと面白い感じ、とは聞いていたけれど、調子の狂った音だったり演出だったり、コミカルでちょっとしたお芝居のようなステージ進行だった。

そのまま摩訶不思議な舞台は進み、時々ギャグがあったり、舞踊団員の不思議な動き(踊り、というかな)に笑ったり、可笑しな舞台は最後までそんな感じだった。

なんだかよく分からないけれど、にやにやが止まらないというか。そのまま帰宅。

ロシオ・モリーナにせよイサベル・バジョンにせよ、フラメンコ舞踊の舞台とは恐らく言えないだろうけど、でも確かにフラメンコの懐の深さを感じる。懐の深さ、という言葉ではちょっと表現できない、、なにか、かな。

フラメンコが大好きな人も、全く見たこともない人も、このフェスティバルの一連の公演を見ると「フラメンコとは一体何?」と思うに違いない。

明日はとうとう最終日。

wifiはまた繋がらなくなっている。
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