ぷれしおさのフラメンコ日記

水野直子の東京フラメンコブログ。
フラメンコ教室、コンパスとバイレ、日々の自分。

ついつい歩き過ぎる

2018-03-13 10:53:07 | スペインの日々
3月12日 月曜日 18度の町から13度の街へ

ヘレスは雨上がりで晴れ、なんだか蒸している。午後すぐのフライトまで余裕があるので、荷物を片付け掃除していると、家主のパキが愛犬の散歩に出かけるところだった。ベッドメイキングも我ながら完璧、掃除も「来た時よりも美しく」だ。それを見て、キッチン周りとかもう全部片付けてあったから出ちゃったと思ったわ、と言われたけれど、ここはちゃんとお礼とお別れを告げて、残っていたゴミだけを頼み、その場でお別れとした。

バックパックを背負い、重たいスーツケースを転がして石畳の道を駅まで歩いていくのはなかなか大変だったが、のんびり朝の町を歩くのもそんなに悪い感じではない。何より、晴れているから。
ヘレス空港は小さな空港で、使われる機材も小さい。23キロまでの預け荷物ひとつ、というチケットを買っていたが、無料でいいのでバックパックも預けてくださいと言われ、ショルダーバッグだけで乗り込んだ。合わせて30キロを超える。。
搭乗口で待っていると、(そんな積み方でいいの?)というカートが向こうの方に見えた。そこに私のスーツケースとバックパックが見え、確実に搭乗機に積み込まれて行くのを見届ける。ロストバゲッジの経験値はないけれど、荷物もちゃんと私と同じ飛行機に乗るところをこの目で見て、ここまで順調であることを知る。

そしてまたマドリードに戻ってきた。
心配していたピソの部屋は、ウォークインクローゼットのように狭くて身動きも自由に取れないくらいだが、それは分かっていたし、バタをスーツケースから出さなければ大した荷物ではないので問題はない。wifiもすぐに繋がった。

荷物をばらして街に出た。ヘレスからマドリーに来ると大都会に見え、夕方の人通りの多さと慣れている道に安心する。

ヘレスで7年振りに再会していた人に、マドリーのシェリー酒のお店を教えてほしいと頼まれていたので、ラ・ベネンシアという有名なシェリー酒バルに行き、フィノやらマンサニージャを飲んだ。マドリーのベタなところに行きましょうか、と、マドリードを訪れて誰もが必ず行くという有名なマッシュルームのバルとスパニッシュオムレツのバルをハシゴして、名残惜しく解散。またヘレスで会える、かもしれない。




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