スペインに行くたびプラド美術館に行くのですが、前回の渡西(2012年)はマドリードが2日間しかなく、レイナソフィア美術館や買い出し、先輩に会うなどでプラドに行くのは諦めてしまいました。
なので今年の渡西では何度か行こう、と思っていたのですが、今回はアトーチャから離れたところに滞在したため、時間がなかなか取れなくて2回だけ。合計で3時間ちょっとくらいでした。企画展はパスで、常設展のみ行きました。
わたしのマドリード滞在中に始まった東京のプラド美術館展は、渡西前からチェックしていましたが、おとといようやく行ってきました。
メイン展示はムリーリョのロザリオの聖母。ロザリオの珠の形と並びが個性的、というか現代には見かけない形状だったので目を引きました。ムリーリョの時代のロザリオは、どんな風に唱えられていたのかしらん。
今回の企画はプラドの小さな作品を集めたものだそうで、プラド美術館だとさらっとしか眺めない作品群だと思います(汗)。
あちらではどうしても巨大な絵ばかりを中心に観てしまいますから。。
なのでこの「ロザリオの聖母」もプラドで観ると普通サイズですが、この展覧会で観ると大きな絵になりました。
でも小品の展覧会というのは珍しいですね。多分プラドだと歩きながら観ただろう絵をここではちゃんと立ち止まって観たのですから、そういう自分にも少しにやにやしました。
さて、次にプラドに、マドリーに行くのはいつかな~。
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