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人形劇団なみ日記

活動記録、制作日記、などなど。

笠間保育園で上演しました。

2006年10月18日 | 上演しました
去年に続いて、今年も旧松任市にある笠間保育園で上演に呼んでいただきました。
演し物は、今年の飯田でお目見えしたパネルシアター「ふくろうのそめものや」と、昨年も大好評だった「あんころもち」。

そういえば、まだご紹介していませんでしたが、「ふくろう…」は、紙切りのパフォーマンスもある演し物です。
もともと、私が子どもの頃にテレビで見ていた「できるかな」のノッポさんみたいなことができれば、と作ったのが始まりでした。


じっさいに、目の前で紙を切るシーンでは、小さな子どもたちも興味津々。


改めて、幼少の私を虜にした「できるかな」が、どれほどすばらしかったかを思い出しました。

この作品は、紙切りの技術も磨いて、大切に育ててゆきたいです。

温泉ホテルで上演してきました。

2006年08月16日 | 上演しました
ご縁があって、小松市・粟津温泉にある辻のや花乃庄さんの夏休み特別企画として、4日間、人形劇をやらせていただきました。

辻のや花乃庄さんは「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で入選したこともある、格式のある立派なお宿です。子どもさんを連れて連泊してゆかれるお客さんもあり、こちらも毎日のように演目を変えて上演してきました。

12日(土)は「つきのわぐまのエチュード」と「あんころもち」、13日(日)は「なかよし」、14日(月)は「3びきのこぶた・ではない」、そして15日(火)は12日の演目。

プールで遊んで、温泉でゆったりした子どもたちに、楽しい夜を作ってあげられたでしょうか。

いいだ人形劇フェスタ・上演2回目

2006年08月06日 | 上演しました
日曜日。
上演、2回目です(土曜日のシークレットライブは非公式の企画だったので、公式プログラムとしてはこれが2回目なのです)。

会場は、上久堅地区にある原平集落センターでした。

こちらでジョイントさせていただいたのは、愛知県の「とんかち」さん。
初対面の筈でしたが、ゆうべのシークレットライブで共演したので、なんだかとっても気が楽です。

劇団の入れ替えをスムーズにするために、とんかちさんのケコミをお借りしましたが、これが高さも、構造も、じつに使いやすくて、本当に助かりました。

なみの演し物は「王さまのふとん」と「ふくろうのそめものや」。
パネルシアターの「ふくろう…」の間に舞台をとんかちさんに渡します。

さて、とんかちさんの演目は「ジョーズくん」。
サメが出てくる、ちょっとシュールなお話でしたが、これが子どもたちの心をがっちり掴んで、会場は大声援の嵐!
あとで聞いたら「あんまり声援がすごいので、ちょっとストーリーが変わっちゃった」とか。
さすがです。

いいだ人形劇フェスタ・シークレットライブ

2006年08月05日 | 上演しました
去年行なわれた土曜夜の企画、「私たち学生時代からずっと飯田にきてます!同窓会風ミニステージ」は思いのほか好評でした。

「来年もぜひ見に来たい!」という声援…のほうはよくわかりませんが、「なんで声かけてくれなかった!」「来年はうちも出たい!」などなど、人形劇人からは熱い声が寄せられまして、なんと今年、第2弾が実現しました!
その名も「同窓会風・シークレットライブ」!

しかも参加劇団は前年比100%増(5劇団→10劇団)、上演作品は同140%増(5本→12本)という豪華なステージ!
さすがにこれだけ集まると、なかには初対面の劇団もあったりして、事前の打ち合わせも必要になります。そこで、去年の打ち上げで「来年もやろう!」と口を滑らせた(らしい)、わたぐものうずら氏が幹事を務めてくれました。

上演時間は1本あたり1分~20分。
大人向けあり、内輪受けあり。小粒でシンプル、だけどどこよりも濃い演目が続きました。

今回、飯田のどこを探しても、舞台も客席も、これほど肩の力の抜けた上演はなかったように思います。



経験による余裕か、はたまた年とって枯れたのか…?

いいだ人形劇フェスタ・上演1回目

2006年08月04日 | 上演しました
法山地域振興センターでの上演は今回で3回目になります。
今年ご一緒したのは、武蔵野美大の人形劇団「ダニ族」。
飯田ではおなじみの名前と思っていましたが、部員が減って廃部の危機もあったそうで、これを乗り越えたメンバーは全員飯田も初めてだとか。

だいぶ早い時間から会場入りしているようで、私たちが到着した時には舞台を作って稽古の真っ最中。
さあ、うちも仕込みを…とケコミをさがしたら、

…ない。

おかしいなあと探していたら、ありましたありました。

ああ、ケコミが原型を留めていない…。

ダニ族の皆さん、ケコミやソデのパーツを全部ばらして、全然違う舞台装置を再構築してますよ。
これには私もびっくりしました。
恐るべし美大。発想が柔軟です。

さあ、大変だ!
…でも、彼女らが生まれた頃から人形劇をやっている私としては、こんな時こそ、がぜんヤル気になってしまうわけです。

ここから自分たちのケコミを確保して、しかもなるべく簡単にダニ族の舞台に転換できるようにするにはどうしたらいいか?

結局、残ったケコミのパーツと、烏龍茶の箱の段ボールを使って、自分用の舞台はちょちょいと確保。
残ったダニ族の舞台は、短時間で設営できる、ということでしたが、会場の舞台係さんが気を利かせて大黒幕を余分に用意してくださいました。
高い高い天井なのに、すばらしく手慣れた様子で、ひょいひょいと幕が張られます。
この幕の開閉で、より簡単、確実に舞台を転換できるようになりました。

上演は、まず私たちの「王さまのふとん」。
続いてケコミの前に出て、パネルシアターの「ふくろうのそめものや」。

ダニ族の皆さんは、この15分ほどのパネルシアターの間に完璧に準備を済ませており、ふたつの劇団のバトンタッチはじつにスムーズでした。
その辺の手際は、ちょっと初心者とは思えません。

ダニ族の演し物は、「星の王子様」をアレンジした作品。
細かく作り込まれた装置と人形美術は圧巻。
小学生高学年以上が対象のお芝居でしたが、前の方では小さな子どもも熱心に見入っていました。

なみのシンプルな舞台と、ダニ族の凝った舞台。
その対比も面白かったのではないでしょうか。

ワークショップと上演、金沢市民芸術村。

2006年07月03日 | 上演しました


金沢市民芸術村で毎月行なわれている、子供向けのワークショップで、ストローを使った人形作りの講師と、人形劇の上演をさせていただきました。



前回、12月に呼んでいただいた時にはクリスマス向けの人形劇を持参したのですが、今回は7月…。急きょ、ワークショップの題材であるストロー人形で、七夕のものがたりを作り、ワークショップの前座(?)で上演しました。



さて、お楽しみの人形劇は定番「3びきのこぶた・ではない」。
以前から観てくださっていた複数のお客さんから、「変わった?」と聞かれました。

種を明かすと、変わったのは中身ではなく、照明。
今日は会場が、絵画などの展示もできるスペースだったので、天井に可動式のビームランプがいくつもついていたのです。
これを事前に調節して、舞台上をきれいに照らした次第。

きちんとライトを当てると、小さな舞台でもぐっと存在感が増すのでした。

「漢字かるた大会」で上演しました。

2006年01月22日 | 上演しました
1月22日、勤労者プラザであった「漢字かるた大会」のアトラクションに呼んでいただき、上演してきました。

まだ幼稚園のこどもたちもたくさんいましたが、そこはそれ、漢字が読めるレベルに達しているわけで、ひさびさに「3びきのこぶた・ではない」を演ることに。

かるた大会の決勝戦と、その表彰式が終わったあとの演し物だったので、わあわあにぎやかな中での上演になりましたが、見てくれた子供たちは、楽しんでくれていたようでした。

嬉しかったのは、お客さんの中のひと組の親子が、12月のワークショップにも参加してくださっていて、「そのときにファンになって、また見られて嬉しい」と言ってくださったこと。
それぞれのイベントで主催者が違うので、続けて見てもらえたのはまったく偶然で、また幸運でした。

金沢学園幼稚園で上演しました

2006年01月17日 | 上演しました
金沢市寺町にある金沢学園幼稚園で上演してきました。

今回は保護者会が企画した幼稚園の新年会ということで、お客さんは先生の他は全員幼稚園児。ここ何回かの上演と比べると平均年齢の高い(!)客層となりました。

そうは言ってもいちばん下の子は3歳ですから、演し物は「つきのわぐまのエチュード」と「あんころもち」を選びました。

広い遊戯室にカーペットを敷いて、その上で観てくれたのですが、上演を終えてから先生にうかがったところ、「ひっくり返って大喜びしている子もいた」のだとか。

嬉しいかぎりです。

でも、ケコミのこちら側で上演していて、客席を見ることができないことが、ちょっとだけ悔しかったりします。

本町児童館「コアラの会」

2005年12月08日 | 上演しました
金沢のお隣、野々市町の本町児童館で、クリスマス会の上演をさせていただきました。
演し物は「サンタとトナカイ」。
さきのワークショップに続いて、今年は2回上演することができました。

この作品は人形劇団なみのオリジナル…というと格好は良いのですが、人形劇の定番「なかよし」のプロットを、クリスマス向けにアレンジしたものです。
クリスマスシーズン限定の演し物ですが、未就学、ときには未就園の小さなお子さんにも好評です。
もっともこれは、元になった「なかよし」の魅力によるところが大きいのですが。

ワークショップ

2005年12月04日 | 上演しました
金沢市民芸術村キッズクルー主催のワークショップで、講師をさせていただきました。

内容は、かんたんな人形づくりと人形劇の鑑賞。

人形作り教室は、これまで何回か紙コップと割り箸を使ったものに取り組んできましたが、今回は初めて、ストローを使った動く人形を作りました。

ストローの人形は、先月の「にんぎょうシアターinミラージュ」で、せっちゃん先生に教えていただいたものです。すばらしく簡単で、動く構造部分だけなら数分でできあがります。

ワークショップのときには、私が作った見本というか作例を持参するのですが、紙コップの時に比べて、作例のコピーを作ろうとする子供さんの少なかったのが印象的でした。