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人形劇団なみ日記

活動記録、制作日記、などなど。

謎の作品…?!

2006年07月31日 | 制作しています
「赤ずきん 日本語版」という作品を作っています。

ちょっと実験的なパネルシアター。

今週の後半、飯田市で行なわれる「いいだ人形劇フェスタ」で上演する予定です。

ただし、公式のプログラムには載りません。
大人向け…というか、気心の知れた人形劇人向け。
昨年に続いて、学生時代から飯田に通っているメンバーの同窓会企画で上演する作品なのです。



「赤ずきん…」は、余興のような演し物なのに、今回もっとも力が入っています。

…いや、もちろん、他の作品に力を入れていないわけでは決してありませんよ。

というのも、今回公式のプログラムとして上演する2本は、いずれも再演。
「王さまのふとん」は、人形も装置も出来上がっていますし、台詞も動きも体が覚えています。
「ふくろうのそめものや」はリメークしましたが、それでもプロットや演出は完成しています。

人形劇というものは、作り物に手間がかります。
さらにパネルシアターでは、登場人物のポーズや表情をあらかじめ考えておかねばならず、動く人形を作るのとはまた違った苦労があります。
それで、たとえ宴会芸(?)であっても、まったくの新作を生み出すのは結構大変だったりするのです。

舞台装置が出来ました

2005年07月31日 | 制作しています
1993年が初演のオリジナル作品をリメークしています。

今回はシナリオのほかに舞台装置を全面的に見直して、出遣い用に、1本足の、手品のテーブルとケコミとの中間のようなものを作りました。

これがじつに大変なのです。

まったく新しい構造の装置はデザインだけでもひと苦労なのに、軽乗用車の荷室に積んでゆくのでいろんな縛りがつくわけです。コンパクトで軽く、組立・分解が簡単で、しかも組み上げたら十分に頑丈で、もちろん見栄えもよくなければならないし。あと、できるだけ安く。
今回のは1本足だから、バランスにも相当気を使いました。

客席から見える部分のイメージが最初に上がってくるので、これらの条件を満たすには、見えない構造部分であれこれ考えることになるのです。
で、構造にこだわると、よせばいいのに部品のデザインにまで凝ってしまうのが悪い癖で…。

大変なのですが、これが面白くって仕方がないのです。


上演まであと5日。

それにしても、よその人形劇団の人は、もろもろの作り物を上演の何日前くらいに終わらせているのでしょうか?


(個人ブログに公開したものを加筆転載しました)