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人形劇団なみ日記

活動記録、制作日記、などなど。

いいだ人形劇フェスタ・旧小笠原書院

2007年08月03日 | 上演しました
旧小笠原書院は飯田市三穂地区にあります。
築380年、玄関部分は築400年。
南側が大きく崖に張り出した建物、桐でできた高い高い天井、明銭をあしらった釘隠し。
住宅としては日本で初めて重要文化財の指定を受けたのが、この旧小笠原書院なのだそうです。

今回、なんとその国指定重要文化財で上演させていただけることになりました!
金曜の夜、ライトアップして人形劇を楽しもうという趣向です。

一緒に上演したのは、三穂小学校人形劇クラブ「みほっこ」。
本格的な三人遣いによる「三番叟」です。
小学生と侮るなかれ。
遣い手は息もぴったり、口上も堂々としています。
私たちが前から見ることができたのはリハーサルの時だけでしたが、夕闇にライトアップされた小笠原書院の中で演じられる三番叟は幻想的で、それはすばらしい上演でした。

舞台を転換する間のMCは、旧小笠原書院の館長さん。
立て板に水の名調子で、建物の由来や特色をわかりやすくお話してくださいました。

さて、私たちの演し物はというと、現代人形劇「にゃんたととらぞう」。
ねこがねずみを追いかける、どたばた芝居です。
三番叟とは違い、遣い手は舞台の中を走り回ったのですが、丈夫な建物はびくともしません。
自然と歴史の懐に抱かれて、めでたく初演を終えることができました。

輪島市で上演してきました。

2007年05月29日 | 上演しました
ひとつ前の記事で書いた上演に行ってきましたよ。
河合小学校の隣にある公民館で、2007年の新作人形「にゃんた」と「とらぞう」による「なかよし」を上演。輪島おやこ劇場の皆さんと、楽しいひとときを過ごしました。



開演は午後からだったので、早めに輪島に入り、朝市でお土産を買ったり、市内の造り酒屋さんを巡ったりして過ごしました。
きれいに掃除の行き届いた朝市通りでは、晴天のもと、以前と変わらない賑わいが戻ってきていました。

たくさんの観光地を抱える能登半島にとっては、県内外のたくさんの人が観光に訪れることが、大きな経済支援となり得ます。
「遊びに行く」ことで支援になるなら、支援する側にも負担は少ないはずです。

地震から2ヶ月。

被害から立ち直ろうとしている元気な能登を、あなたも見に来ませんか?

大島絵本館で上演しました

2007年02月27日 | 上演しました
大島絵本館は、射水市、旧射水郡大島町にある、絵本の博物館です。
たくさんの絵本を閲覧できるだけでなく、絵本の原画展やワークショップもやっているし、立派なホールがあって、人形劇もできます。

さて、きょうは一足早く、ひなまつりイベント。
そこに、人形劇で呼んでいただきました。

演目「なかよし」は、人形劇では定番中の定番。
たくさんの人形劇団によって、さまざまな人形で演じられます。
人形劇団なみの冬の人気メニュー、「サンタとトナカイ」も、この「なかよし」のプロットをアレンジし、サンタクロースとトナカイのかけあいに仕上げたものです。

今回は新しい人形を作りました。
2匹の猫による、なみ版・正調「なかよし」です。

上演は11時と14時。
場所はホールではなく、ホールの前のオープンスペース。
子どもたちにごく近いところで上演しましたよ。



お天気は快晴ではありましたが、びょうびょうと風の強い寒い日でした。
にもかかわらず、どちらの回もたくさんの子供たちが見にきてくれました。

絵本館の中はもちろんぽかぽかとあったか。
オープンスペースは熱かったです!

演者である私もがんばりましたが、やはり何十年も受け継がれてきた「なかよし」という作品の魅力は大きいのだと思います。

小松市・芦城センターで上演しました

2007年02月18日 | 上演しました
小松市にある、大和保育園さんのイベントに招いていただき、芦城センターの多目的ホールで上演してきました。
対象が幼児から小学校低学年、ということで、演し物は「あんころもち」と「ふくろうのそめものや」。

会場に到着してみると、ステージもある立派なホールです。
客席のござと同じ床に設営しようとしたら、先生からステージを勧められます。中にはやんちゃな子もいて、舞台のこちらに走ってくることもあるのだとか。
「ステージの上まではさすがに上がってこないと思うんですが…」
ということで、一段高いところに設営することにしました。

さて、人形劇が始まると、確かにみんな元気で、たくさん声援もくれましたが、おいたする子は皆無!
「ふくろうのそめものや」では客席まで下りていって演じましたが、みんなとても真剣に見てくれていました。

元気とお行儀は、子供たちのなかできちんと両立するのだなあと感じました。

大沢野で上演しました

2007年01月23日 | 上演しました
子育てサークル「メープルシロップ」さんにお招きいただいて、富山市大沢野町(旧上新川郡大沢野町)で上演してきました。
未就園の乳幼児もいる、ということだったので、演し物はおなじみ「つきのわぐまのエチュード」と「あんころもち」の2本。
「あんころもち」は子供さんに増して、お母さんがたにも好評だったようです。





帰り道、旧八尾町から旧山田村に差し掛かるあたりで、野生のニホンカモシカに出会いました!
動物大好きの座長は大喜び。

ひょっとしたら、がんばったご褒美に、姿を見せてくれたのかもしれません。

こどもみらい館で上演しました

2007年01月15日 | 上演しました
射水市にある富山県こどもみらい館で上演してきました。

これは急きょ決まったプログラムでした。
こどもみらい館のプレイホールでは、毎週日曜に「イッツ・ショータイム」というパフォーマンスの枠があるのですが、ここで、20日、21日の「にんぎょうシアターinミラージュ」の宣伝をさせてもらえることになったのです。

集まったのは、滑川市の「ショコラ」、魚津市の「ナモナモ」、砺波市の「ぴよぴよコッコ」、それに私。
「人形持ってきて!」と言われて、たまたま「あんころもち」一式を持ち込んだら、いきなりフルに上演することに…。

いつもよりちょっと長めだった「イッツ・ショータイム」。それでも、われわれ宣伝キャラバン隊のパフォーマンスを最後まで楽しんでもらえたみたいです。

にんぎょうシアターinミラージュ、出演が決まりました。

2006年12月16日 | 上演しました
富山県魚津市にある新川文化ホールで、毎年秋におこなわれてきた「にんぎょうシアターinミラージュ」。
今年度はまだですが、お休みなんかじゃありませんよ。
今年度はちょっと日程をずらして、来年1月、20日(土)と21日(日)の開催です。

今回もまた、Chocolat☆ショコラをはじめとする、富山県を代表するすてきなアマチュア人形劇団に混じって、上演させてもらえることになりました。
しかも、今年は第10回ということで、土曜日のお昼の部には、愛知県のわたぐもがゲストで登場します!

時間は両日とも、午後1時と午後3時半の2回ずつ。
チケットは各回とも、3歳以上は前売り500円、当日600円。
前売券は新川文化ホールのほか、アーツナビでも発売中です。

真冬だけど熱い!人形劇をぜひ見に来てください。



※トップの画像は、主催者の承諾を得て掲載しています。
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本町児童館で上演しました。

2006年12月07日 | 上演しました
野々市町の本町児童館である「コアラのつどい」には、毎年のように呼んでいただいています。
今年は「つきのわぐまのエチュード」と、飯田でリニューアルした「ふくろうのそめものや」を上演。
ただし、「つきのわぐまのエチュード」は、季節がら、トナカイの人形にバトンタッチ、同じストーリーを演じました。

今回はほかにも、まさしく未就園の乳幼児向けに作っている小品をひとつ。

パソコンの打ち込みで作った「きらきら星」にあわせて、ちいさなちいさな星が踊る、という1分半ほどの作品です。

今回は1人で星2個を遣いましたが、評判がよかったので、近く星を増やそうかな、と考えています。

押野児童館で上演しました

2006年12月02日 | 上演しました
野々市町の押野児童館であったクリスマスのつどいに呼んでいただきました。
保育園に隣接した児童館ですが、この日保育園は別のイベントがあって、お客さんはほとんど小学生。
そこで「サンタとトナカイ」を上演しました。

ちょうど、サンタさんの正体を知る年齢といいますか、みんなでいっしょに大きな声で「こんにちは!」というのが照れくさい年齢といいますか、そういうビミョーなお年頃の子どもたちでしたが、これがまた大受け!
言葉を使った細かなギャグもぜんぶ受け止めて、笑ってくれました。

サンタさんもトナカイさんもケコミの下で人間が操っている、というオトナな部分を、ひととききれいに忘れてもらうことができたんじゃないかなあ、と思います。

クリスマスのつどいは、他にも高学年の女の子によるハンドベル演奏や、サンタさんからのプレゼントなど、ずっと楽しい時間が流れていました。

いってきました国民文化祭

2006年11月24日 | 上演しました
ご報告が遅くなりましたが、11月5日、国民文化祭のひかり全国人形劇フェスティバルで「3びきのこぶた・ではない」を上演してきました。

お天気は、晴れ。
メイン会場のひとつである光市民ホール周辺は、手作りのかかしが並んで、賑やかなわくわくがいっぱいでした。





私たちが上演した会場は、光市民ホールに隣接した島田公民館の中会議室。
パンフレットによれば観客数は100人…となっていますが、入り口の前は開場前から長蛇の列…。

さあ、ここで、毎年飯田でもお世話になっている、愛知県のわたぐもさんが助っ人に来てくれました。
わたぐもさんは前日に同じ場所で上演したそうで、せっかくだから並んでいるお客さんにはできるだけ入ってもらいましょう、と、会場をてきぱきと仕切ってくれました。

たぶん、見てくれたお客さんは、200人を超えていたんじゃないでしょうか…。
超満員の会場は大盛り上がりでした。