~横浜から ふわふわと~


les petits bonheurs du quotidien

直島・地中美術館

2008年06月09日 | 行ってきました*国内




       先週末、瀬戸内海に浮かぶ島 直島 に行って来ました。

       高松からフェリー乗船 


         島の船着場では、 草間弥生の 赤かぼちゃ が迎えてくれます。

             (まんなかの赤いの)



         直島アートは 地中美術館
                  ベネッセハウス
                  家プロジェクト
                      に分けられます。   

                   

            
         先ず、地中美術館のチケットカウンターから 美術館までの
         地中の道  
                  ジヴェルニーのモネの庭を模して造られています。

     


                 


    

 

        

      


       

        柳などたくさんの木と草花の織り成す こぼれるような色彩。

             こんなにすてきとは思っていませんでした。
           :いつか、ほんとうのモネの家にも行ってみたい:

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       美術館では、モネの睡蓮の絵と、
          ウォルター・デ・マリアジェームス・タレルの作品を展示しています。
  
          ぜひ、下のアドレスをごらんになってください。 
                         
           http://www.chichu.jp/j/works/


       タレルの作品は、「Open Field」が衝撃的でした。
       光というもの、それに私たちが日頃慣れっこになっている「見る」ということ、
                     を、改めて考えさせてくれます。      


       ウォルター・デ・マリアは、作品を作るにあたって、
       建築家の安藤忠雄と、激論をかわしたということです。
       その両者の戦いから、緊張した空間(部屋)がうまれました。
       
       まるで、近未来の神殿のようです。 
           祭られているのは、人工の漆黒の神か、
                    自然光で趣を変える自然の造形物の神か。

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        ここに来るまで、私は 安藤忠雄 を曲解していました。 
        ですから、ここにきてほんとによかった。
          
        彼は、自然と同化する手法をとらず、
          対峙する手法で自然を表しているということが、体感できたからです。
  
        
         地中美術館は島のなかに埋もれているようなものです。
           まんなか上のちょこっと平らな部分が頭です。


     

     
 
        コンクリートの打ちっぱなしできていて、
                             トイレの戸とかも重い重い鉄。 
 

       だからこそ、 四角や三角に切りとられた空

                  射し込む光・鳥の声
                     
                      外に感じる瀬戸内ののどかな光景 が



             とても大切で きらめくものと わかるのです。

 


 


            次回、ベネッセハウスでも、もうひとつの彼の考え方を。





 

      



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