#読書紹介 新着一覧

読書録22~上手もヘタも
新聞の読書欄に、佐藤正午の新刊書評が載っていた。同齢であるこの作家は気になる存在。手にした小説のどれもが素晴らしいと感じたわけではないが、あの『月の満ち欠け』のように心を高ぶらせてくれ...

読書録21~人気本を眺めて
気になっていた作家だったが読んではいなかった。今回、本屋大賞ノミネート(結果2位)もあり、やけに書名が気に入った。おそらく「高校球児の母」だろう。そこにどんなドラマがあるのか...

読書録20~落ち着かなさの訳
秀逸な表紙カバーデザインだ。カバーを外せば下のようになる。書名活字の中心が微妙にずれ...

読書録19~黒いシミの豊かさよ
続けて「ベスト・エッセイ」2024年版を読む。こちらでも印象深いのは馴染み?の人が登場し...

読書録18 ~手に甦る感触
友人が「ベスト・エッセイ」集を読んでいるのを知り、面白そうだと寝床読書の友とした。字...

読書録17~図書室に似合う
お気に入り作家の児童書を、久しぶりに読んでみた。一種のファンタジー、そして寓話的要素...

読書録16~逃げずに留まる者は
「耕」という字に持つイメージは「始まり」や「基礎作り」であった。文章上の比喩として使...

読書録15~65点くらい…
どちらも中古で買い求めた短編集。初めから定めていた他の本とともに、送料のことも考えて...

読書録14~「腹落ち」した本
今年1月、著者をEテレ「ハートネットTV」で見た。4年前に脳出血で倒れながら、リハビリを重...

読書録13~おせっかい者が読む
先月下旬に読み終えた、久々の教育書。といっても15年も前のあるセミナーの記録である。ま...

読書録12~自分のための、自分だけの
旅のお供に新書でもと思い、書棚から引き出した。この書名に惹きつけられる。それは「自分...