#ラテンアメリカ文学 新着一覧
『愛その他の悪霊について』、愛は悪霊なのかーガルシア=マルケスを読む②
その後もガルシア=マルケスを読み続けている。面白くて止められなくなってきて、このまま長編小説をどんどん読み進もうかと思っている。まずは『愛その他の悪霊について』(1994)である。日本では1...
ホセ・レサマ=リマ『パラディーソ』(12)
とにかくこの二人のペダンティスムは互いによく似ている。と言うか、博物学に関する部分で...
ホセ・レサマ=リマ『パラディーソ』(11)
一方私が常に比較対象にしてきたイジドール・デュカスの『マルドロールの歌』における衒学...
ホセ・レサマ=リマ『パラディーソ』(10)
うっかりしていたが、隠喩について考える前に、もう少し直喩のあり方について触れておくべ...
ホセ・レサマ=リマ『パラディーソ』(9)
以上のように『パラディーソ』には、「単語がその本来の土地から引き離されて、独自の人工...
ホセ・レサマ=リマ『パラディーソ』(8)
この二つの文章から、セミー少年のではなく、レサマ=リマの言語的体験がどのようなもので...
ホセ・レサマ=リマ『パラディーソ』(7)
『パラディーソ』は直喩と隠喩、それも奇っ怪極まりない直喩と隠喩に彩られた、というよりも...
ホセ・レサマ=リマ『パラディーソ』(6)
レサマ=リマの『パラディーソ』における『マルドロールの歌』の影響についてみてきたが、...
ホセ・レサマ=リマ『パラディーソ』(5)
『マルドロールの歌』には、様々な動物が登場するが、とくに海洋生物が多く直喩や隠喩のため...
ホセ・レサマ=リマ『パラディーソ』(3)
イジドール・デュカスの『マルドロールの歌』は、最終第6歌に出てくる「解剖台の上での、ミ...
ホセ・レサマ=リマ『パラディーソ』(2)
このような溢れんばかりの直喩と隠喩によって構成された、濃密でスピード感に満ちた文章世...