コトありで考えたこと

日々の生活の中で考えたことを書き綴った共同作成ブログです。

心に響く1曲

2023-12-14 18:00:26 | ぽん

高校生の頃、何て良い曲だろうと感銘を受けた1曲が、
ホイットニー・ヒューストンの「The greatest love of all」です。

1986年、今から37年前のヒット曲。

前向きになりたい時に聞きたくなる1曲です。

サビの歌詞をご紹介します。
 
―――――――――――――

I decided long ago
Never to walk in anyone’s shadows

ずっと前に決めてたの
誰の影(歩いた道)も歩かないって 

If I fail, if I succeed
At least I’ll live as I believe

失敗したって、成功したって、
少なくとも自分の信じるように生きていく

No matter what they take from me
They can’t take away my dignity

何を奪われたって
私の尊厳は奪うことはできないわ 

Because the greatest love of all
Is happening to me

だって、何より素晴らしい愛が
私にはあるから

I found the greatest love of all inside of me

一番大切な愛は自分の中にあるって気付いたから

―――――――――――――

 
作詞者女性は若くして乳がんを患い、
34歳で亡くなったそうです。

自信を失くしたり迷ったりするとき、
周囲と違っても良いから自分の信じるように
人生を歩もうと背中を押してもらえます
 
皆さんの心に響く大切な1曲は何でしょうか?

 

(12月12日 ぽん記)


残らない記憶、消えていく記憶

2023-12-13 18:03:51 | 紫乃

認知症の母のサポートをするようになって、もう5年ほど経つ。
今は何年何月何日の何曜日なのかもわからなくて、
自分の年齢すらはっきりわからなくなっている。

毎日「今日は何日?」「今日は何曜日?」と繰り返し聞いてくる。

毎日が休日のような母の生活では、その日が何曜日であっても、
あるいは何曜日か把握していなくても、なんの支障もないわけだが、
それでも一日に何十回と同じことを聞いてくるので、
そのたびに「今日は12月8日の金曜日よ」というふうに答える。

でも1分後にはもう私にその質問をしたことすら忘れてしまうので、
ひどい時には5分に1回、同じ質問を繰り返している。
要するに一番近い過去に起こったこと、
話したことが記憶に残らないのだ。

 

 

他にも自分が今何をしていたのか、どういう状況にいるのかが
突然わからなくなり、パニックになって電話してくる。

特に父の姿が見えないと、
父が出かける時はきちんとメモにどこへ出かけて
何時に帰ってくるか書いていても、
母はそのメモを読んだ10秒後にはメモの存在すら忘れてしまうので、
パニックになる。

父は何時に帰ってくるから、
父が帰ってくるまで私が一緒にいるからね、と
言って、すぐに実家に駆けつける。

誰かそばにいて、あれこれ話していると安心する。

ただその会話も、会話にならないような堂々巡りになるので、
こちらは同じ質問に同じ答えをすることにだんだん疲れてくる。

新しい出来事はもう母の記憶には全く残らない。

それなら、
母がまだ覚えている母が子どもだった頃の話をすればいい、と思い、
故意に昔の話題を出すようにしているが、
その過去のことも近い順から、記憶から消えていきつつある。

60年前までのことなら鮮明に記憶に残っているらしい。

だが、5~50年前の記憶がだんだん薄れていっている。

自分が何者であるかは、記憶によって認識できるものなのに、
今それが薄れて壊れつつあるのが、そばで見ていて悲しい。

そのうち、私が誰なのかもわからなくなる時が来るのかもしれない。
それでも一番近い存在として、母に寄り添っていきたいと思っている。

(12月11日 紫乃記)

 


B=MAP

2023-12-12 18:08:55 | ベルク

B=MAPと言われても何のことかわからないと思うけど(笑)

Behavior=Motivation × Ability × Prompt

の略なんだよね。

日本語に訳すと、

行動=モチベーション×能力×きっかけ

何かを習慣にしようと思った時に、
習慣にするための能力があっても、
モチベーションはムラがあるので習慣が長続きしない。

だから、「きっかけ」が大事ということなんだよね。

例えば、海外旅行から帰ってきた時に、
「がんばって英語を勉強しよう」と思って、
勉強を始めても三日坊主になってしまうことが多いよね(笑)

習慣にするためのコツは、

⓪ 願望(始めたい習慣、辞めたい習慣)がある
① 行動案のリストアップ
② モチベーションで行動案を順位付け
③ 行動案を実行容易度で順位付け
④ ②,③とも高順位の行動案(Tiny habit)から実行
⑤ 行動する「きっかけ」を見つける(毎日、継続中の行動の中から)

習慣にするための行動案を見つけても。
行動案を実行する「きっかけ」を、
毎日、継続中の行動の中から見つけることが大切なんだよね。

例えば、朝の歯磨きが終わったら実行するとか。

ちなみに、B=MAPの式は僕が考えたんじゃなくて
下の本に書いてあるんだよね。

習慣超大全 (プレジデント社) 
(Tiny habits  The small changes that change everything)
 by BJ Fogg, PhD  スタンフォード行動デザイン研究所

要は簡単に実行できることを習慣にできると、
習慣にできることがどんどん増えて行って、
難しいことまで実行できるという内容だけどね。

 

(12月10日 ベルク記)


強力粉が余ったら

2023-12-11 18:00:00 | Sora

コロナ禍で外食が出来ずにいた際に
夫がピザでも焼こうかなと言って
買った強力粉が2kgあったのですが、
数回焼いたら飽きてしまって
冷凍庫に残っていました。

さて、どうしよう。という訳で
薄力粉と混ぜてスコーンを焼きました。

 

 

クッキーやパウンドケーキは
薄力粉を振るったりと手間がかかりますが、
スコーンならぐるぐる手で混ぜて捏ねるだけで
簡単に焼けます。

今回はバナナとチョコレートも砕いて入れて
チョコバナナスコーンにしました。

作り置きのデコポンピール(砂糖漬け)のみを
入れて作ることもあります。
こちらはほろ苦で大人向け。

夏場はオーブンを使いたくなかったのですが、
寒くなると億劫ではなくなるので、
今のうちにせっせと焼いて食べようと思います。

(12月10日 Sora記)


*光のページェント1*

2023-12-10 18:00:16 | kuu

杜の都にページェントが灯る
その道は私の通勤路。

ケヤキの街路樹に巻付けられた電飾を
横目で見ながら思います。

「木がかわいそう」

仕事帰り

光と人波を避けて脇道を急ぎます。

「点滅もしないし一色で見栄えしない…」

でも休みの日は少し歩けなくなったばあちゃんを
光のページェントに誘いました。

光に囲まれたケヤキの真ん中の道を
一歩ずつゆっくりと歩く。

「あらーまぁまぁ きれいだごと」

ずーっと上の光を見上げて
ばあちゃんは笑っていました。

「ありがとうね」

私もずーっと上の光を見上げたら
一色だけのはずの光が
虹色に輝いて見えました。

 

 

もうあれから13年…

冬が来ると
ばあちゃんと見たページェントを思い出します。

あれから空を見上げるようになりました。
私きっと真っすぐばかり見ていたんだね。

よその街では賑やかにアートのように彩られている光。

杜の都のページェントは
ボッブアートの美しとは違う
たとえばクラッシック音楽のような美しさです。

たとえば星が降るような幻想的な風景…
あったか色でキラキラ輝いています。
そんな風に思えるようになりました。

今年もばあちゃんはきっと
光のページェントを
もっとずーっと遠い空から見おろしているんだね。

2023 SENDAI光のページェント

(12月9日 kuu記)