PoPo映画

映画徒然節…ネタばれ失礼

耳に残るは君の歌声

2008年05月26日 | ま行
出演:クリスティーナ・リッチ ジョニー・デップ ケイト・ブランシェット他

第二次世界大戦前の露西亜、父親がアメリカに出稼ぎに行ったユダヤ人の少女が暴動に巻き込まれイギリスに渡る。父親との再会を夢見て、母国語も忘れてしまったけれど、父親が歌っていた歌だけは覚えていた…。

大戦前から戦争中。混乱の中を、小さな少女(フィゲレ:別名スージー)が懸命に生きている姿がなかなか泣かせます。アダムス・ファミリーの少女役クリスティーナ・リッチが綺麗な歌声も聞かせてくれます。イギリスからフランス、最後はアメリカと父親を探す姿は、いじらしくてついつい応援したくなります。親友役のケイト・ブランシェットも、好演。あの時代、男を踏み台にしながら生きていかなければならなかった女性を演じています。良い役だった。
さて、愛しのジョニー・デップは、パリで出会うジプシーの役です。白馬に乗った、まさに王子様~!!役どころはお馬の世話係で「自分は汚れてる」などと言うんだけど、じぇんじぇん汚くなんかない!!もう、立って座って馬に乗ってるだけで、絵になり様になってます~!!(びっくりマーク多すぎ??)ただね、この段階で40近いわけですから、アップにはちょいと耐えかねる…。いや、格好いいんですよ、素敵なんですよ、唯余りアップにはして欲しくないなぁと…。役柄のためわざとなのか、顔にでこぼこが多かった気がするんです。
パリの街中を、白馬のジョニー・デップを追いかけ、スージー(クリスティーナ・リッチ)が自転車で追いかけるシーンは、余り意味がないけど素敵だった。ジョニー・デップとクリスティーナ・リッチ、共演の多い二人ですが、「スリーピーホロウ」の時と比べて、はるかにお似合いになっていた。クリスティーナ・リッチが大人になった分、やっと釣り合いが取れたんですよね。良かった良かった。
これからも、ちょいちょい共演してもらえると、嬉しいなぁ♪

映画好きのおばがこの映画のサントラCDを送ってくれました。
音楽も素晴らしいよ!必聴です。


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