出演:柊瑠美 入野自由 夏木マリ 内藤剛志 沢口靖子 上條恒彦 小野武彦 我修院達也 菅原文太 他
2008年7月現在、日本の映画興行成績1位の記録を持つ映画ですポニョやいかに??。ベルリン国際映画祭でアニメ初の金熊賞・アカデミー長編アニメ賞など、やたらと記録ずくめの映画です。
10歳の荻野千尋(千)は、引越しのため両親と車に乗っている時道に迷い、奇妙なトンネルを抜け不思議な世界に入ってしまう。神の食物を食べた両親は豚になってしまい、残された千尋は、偶然出会ったハクという少年の助けを得、神々が集う湯屋で働きながら両親を助けようとする…。
ココだけの話ですが(?)、私の娘は「ちひろ」です。この映画ができた時、将来娘が観たら面白いだろうなぁ…って思ってました。案の定娘はこの映画をいたく気に入り、何度も見せろとせがみました。小さな女の子がたくさんの体験を通して成長する姿は、大人だけじゃなく子どもの心にも何か働きかけるところがあったのかもしれないね(ましてや、同じ名前だし)。そんなわけで、ちょいと思い入れのある映画となっています。
それにしてもまぁ個性的な人たちの登場する映画ですこと。個人的に八百万(やおよろず)の神的な世界観って好きなので、色んな神様がキャラクターみたいに出てくるのはとても面白かった。して、それらの神様が疲れてて、お風呂に入りに来るってのも良いではないですか。皆疲れてるんだよ。安らぎを求めたいと思うんだよが海外にも受けたのかなぁ?。
「顏なし」も、面白いキャラクターだった。貪欲といえばきりが無い怪物だけど、それだけではない・何か満たされないキャラで、この映画のキーパーソンになってます。すんごい象徴的だね。もしかしたら多くの人が顔なしなんで無いの?
名前ってのにも意味があったね。千尋ではなく千にすることによって人を支配する…。もっと製作者側には意味はあるのかもしれないけど、自分であると言う最初のアイデンティティって名前なのかなぁ…って思っちゃいました。そ~いや妊婦雑誌にも「子どもに初めて送る贈り物は『名前』」って書いてたもんなぁ…。
寓話の要素も強いけど、トトロほど万人に受け入れられる映画では無いと思ってたので、未だに興行収益1位ってのが不思議だなぁ…って思います。タイミングが良かったんだろうねぇ。トトロみたいに明るいばかりでなく、シニカルな部分もある映画だから大人にも受けたのかなぁ?
スタジオジブリって考えると、及第点+αって感じかなぁ…。好きだよ!嫌いじゃないよ!!
2008年7月現在、日本の映画興行成績1位の記録を持つ映画です
10歳の荻野千尋(千)は、引越しのため両親と車に乗っている時道に迷い、奇妙なトンネルを抜け不思議な世界に入ってしまう。神の食物を食べた両親は豚になってしまい、残された千尋は、偶然出会ったハクという少年の助けを得、神々が集う湯屋で働きながら両親を助けようとする…。
ココだけの話ですが(?)、私の娘は「ちひろ」です。この映画ができた時、将来娘が観たら面白いだろうなぁ…って思ってました。案の定娘はこの映画をいたく気に入り、何度も見せろとせがみました。小さな女の子がたくさんの体験を通して成長する姿は、大人だけじゃなく子どもの心にも何か働きかけるところがあったのかもしれないね(ましてや、同じ名前だし)。そんなわけで、ちょいと思い入れのある映画となっています。
それにしてもまぁ個性的な人たちの登場する映画ですこと。個人的に八百万(やおよろず)の神的な世界観って好きなので、色んな神様がキャラクターみたいに出てくるのはとても面白かった。して、それらの神様が疲れてて、お風呂に入りに来るってのも良いではないですか。皆疲れてるんだよ。安らぎを求めたいと思うんだよ
「顏なし」も、面白いキャラクターだった。貪欲といえばきりが無い怪物だけど、それだけではない・何か満たされないキャラで、この映画のキーパーソンになってます。すんごい象徴的だね。もしかしたら多くの人が顔なしなんで無いの?
名前ってのにも意味があったね。千尋ではなく千にすることによって人を支配する…。もっと製作者側には意味はあるのかもしれないけど、自分であると言う最初のアイデンティティって名前なのかなぁ…って思っちゃいました。そ~いや妊婦雑誌にも「子どもに初めて送る贈り物は『名前』」って書いてたもんなぁ…。
寓話の要素も強いけど、トトロほど万人に受け入れられる映画では無いと思ってたので、未だに興行収益1位ってのが不思議だなぁ…って思います。タイミングが良かったんだろうねぇ。トトロみたいに明るいばかりでなく、シニカルな部分もある映画だから大人にも受けたのかなぁ?
スタジオジブリって考えると、及第点+αって感じかなぁ…。好きだよ!嫌いじゃないよ!!