1960同級会

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頑張れ!

2008-05-20 00:14:58 | お知らせ
熾烈な選考大会を勝ち抜いて北京五輪の日本代表に選ばれた、柔道女子63キロ級の谷本歩実選手(26)=コマツ=と水泳女子100メートルバタフライの加藤ゆか選手(21)=山梨学院大4年=が16日、2人の母校・桜丘高校を運営する桜丘学園の招きで豊橋へ。母校での壮行会では「育ててくれた地元のために力の限りに頑張ってきます」と活躍を誓った。
 はじめに桜丘高校体育館で開かれた壮行会に出席。桜丘高校・中学の生徒ら1800人を前に谷本選手は「腰の故障で一時は北京五輪をあきらめかけたときもあった」と明かしたうえで、「だが、応援してくれるみんなの顔を思い浮かべて、絶対もう一度と再スタートを決意した。北京ではみんなのためにも、力を出し切ります」と約束した。
 4年前の金メダリストだけあって、情熱の中にも余裕が漂い、さらにTV番組などで磨かれた巧みな話しぶり。生徒たちは身を乗り出して聴き入った。
 一方、五輪初出場の加藤選手は緊張した面持ち。それでも「オリンピックでは自己ベストを更新し、決勝レースに臨めるように頑張ります」と具体的な目標を語った。

 桜丘高校での壮行会後、2人は午後3時すぎ豊橋市役所へ。早川勝市長に出場を報告した。
 谷本選手は、自身の気持ちを前回のアテネ五輪と比較し、「経験している分、今回の方が気持ちは楽です」とリラックスした表情。「オリンピックのプレッシャーは絶大だがそれを力に変え、信念の『1本を取る柔道』で、連覇を狙います」と、力強く語った。
 加藤選手は最初に、自身が五輪をめざすきっかけは「4年前、金メダルを持って母校を訪れた谷本選手を見て感動したことです」と振り返った。そして「五輪では8月11日の水泳決勝でいい結果を出して、翌日の試合に臨む谷本選手にいい波をつくって渡したいです」と抱負を述べた。
 早川市長は「日本の代表として、存分に力を発揮してきてください。次はメダルを持って帰ってきてくれることを願っています」とエールを送った。

 最後に2人はホテル日航豊橋で開かれた桜丘学園主催の激励会に出席。柔道、水泳関係者ほか地元政財界から集まった約300人を前に、「地元のためにも、必ず納得していただける結果を持ち帰ります」と約束した。(