ねうねう句日記

いつか秀句をはきたいと、ねうねうとうち鳴きながら、より所なげに春の夜を・・・
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蒲郡クラッシックホテルと竹島

2012-05-03 23:35:21 | 日記

蒲郡ホテルから見る竹島。うっつくしい!

前回UPしたブログに「くれたけ荘」の激練凧付き Wedding Planを思わず紹介してしまったが、このチラシを見つけたHPから衝撃的な事実がわかった。
三河湾に、宝石のような神の島竹島がある。その対岸の岡にあって正面に竹島を見下ろす最愛の「蒲郡ホテル」が、この四月から「くれたけ荘」グループのホテルになったというのだ!!
何が最愛かって、5歳から9歳まで私は蒲郡に住んでいたのだ。春の潮干狩り、夏の海水浴、秋の磯遊び、竹島と浜辺と竹島館と蒲郡ホテルの思い出は幼い胸にしっかり刻まれている。

左:これはたぶん竹島館(蒲郡ホテルは右手の岡の上) 蒲郡市

親戚がくれば必ずといってよいほど蒲郡ホテルのレストランに(もちろんお昼)連れて行ってもらえた。そこに見たアールデコ調の空間は子供には「おとぎの国」そのもの。慇懃なボーイやウェイター、楚々としたウェイトレス、今も蘇ってくる。
「蒲郡ホテル」の変遷はネットで探せばすぐ出てくる。経営不振で長く閉館されたあと、「蒲郡プリンスホテル」になったときは本当に嬉しかった。
大幅な改装をして再開したとき、名古屋に行く途中立ち寄ることができた。子供のころの記憶とはおよそ違う内部だったが、より近代的で洗練されていたと思う。真夏の強烈な陽射しを避けて二階のテラスでお茶をした時の、吹き抜ける風と青い空と海が忘れられない。
しかし昨今、プリンスグループの中で整理の対象になっていたらしい。経緯はしらないが「くれたけ荘」の手にわたり「蒲郡クラッシックホテル」となっていたというわけ。
Weddinngには素晴らしいロケーションのホテルだし、「くれたけ荘」の手腕で長くロマンスの殿堂にしてほしい。
無くなっていなくて良かった~