純粋ファミリー・アドベンチャー映画。一家は食べるため、すなわち生きるために極寒の地を移動する。狩猟の達人ナヌークは、家族(妻2人、子供3人)のためにひたすら“仕事”にはげむ。彼の“命”は一家に連なる子孫の命なのだ。だからナヌークの笑顔はあんなに誇らしげなのだ。
ロバート・フラハティがこの一家を通して描きたかったのは「働く」「食う」「生きる」という“生命”のサイクルの尊厳。
(9月28日/岩波ホール)
★★★★
ロバート・フラハティがこの一家を通して描きたかったのは「働く」「食う」「生きる」という“生命”のサイクルの尊厳。
(9月28日/岩波ホール)
★★★★