* Half Shade Garden *

半日陰で奥行きのない細長い庭。
めげずにガーデニングを楽しむ日々♪
ふと。。見かけた季節の植物たちも♪

庭物語 その12(2007.3)*フェンスと室外機カバーの設置。

2009-08-31 | 庭物語*庭づくりの奮闘記




一冬中ああでもない。。こうでもない。。と悩んで考えてみて、年が明けて07年の初春、あまりにも丸見えな庭を囲うフェンスをつけることにしました。
自分たちで、今ある金属製のフェンスに固定しようと思ったのです。
本音を言えば、業者にフェンスの設置を依頼したかったのです。
でも、自分なりに調べてみたところが、我が家くらいの庭でもフェンスを設置するとなると、基礎から工事を始めなければなりません。
そうすると、結構な金額になるようでした。
他にも幾つかの理由はありましたが、今回は業者に依頼するのは断念しました

自分たちで設置できる既製品のフェンスを、ネットやカタログで探し周り、やっと気に入ったものが見つかりました。

タカショーの“人間讃歌”という、ガーデン&エクステリアのシリーズです。
何故か山本寛斎さんのデザインだそうです
ホームセンターで見かけるラティスがあまり好きではなくて、色は白っぽいものでナチュラルな感じのものをずーっと探していたので、これを見つけた時は嬉しかったですね♪
色はマットな白で、格子とルーバータイプを購入しました。
ついでに、同じシリーズの室外機カバーも購入しました。


   

格子タイプ。




格子タイプ&ルーバータイプ。




室外機カバー。


結構フェンスが重いので、フェンスをつける時は夫にも手伝ってもらいました。
庭土にレンガを半分くらい埋めるように置き、更にその上にもレンガを重ねて置いて高さを調整しました。
そしてフェンスを乗せてから、元々ある金属製のフェンスにたこ糸で結び、固定しました。
大体、一時間ほどでできました。

難しかったのは、レンガを重ねて高さを調節することでしたね。
フェンスを固定するのに使ったのは、中くらいの太さのたこ糸で、これくらいのものが一番作業しやすくて丈夫なようです。
麻ひもは屋外ではすぐに切れてしまうので、おすすめできませんね。
この固定の仕方でも、台風が来ても大丈夫でした。
フェンスの重みは下のレンガにかかっているようで、たこ糸で二か所を縛るだけでも充分な強度があるようです。

ここまでが07年の3月のことです。
その13。に続きます。

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庭物語 その11*ハーフシェードガーデンの植栽計画。

2009-08-17 | 庭物語*庭づくりの奮闘記




庭の目隠しにしていた黄金ヒバを伐採して、東側と南側が内外から丸見えになり、落ち着かないなぁ‥と思いながら一冬を過ごしました。

改めて植栽スペースを見てみると、黄金ヒバが植えてあった後ろの部分が、デッドスペース化していることに気づきました。
ここは、黄金ヒバの根が地面の浅いところを這っていて、何も植えられなかったのです。
ただでさえ直線が強い印象の庭で、余計に平坦なのっぺりとした植栽になっていました。
う~ん。。これではね。。と頭を捻ったものの、半日蔭&日蔭の環境に合う管理のしやすい植物となると、お手上げ状態でした。
できるだけ、今ある植物たちをいかせる植栽にしたいし。

頭を悩ませていた頃に、「別冊 NHK趣味の園芸 日蔭をいかす庭づくり」 日本放送出版協会 という本に出会いました♪
もう、目から鱗がぽろぽろと落ちていくのがわかりました
特にガーデンデザイナーのポール・スミザーさんの植栽プランは、とても参考になりましたし、全体のイメージを取り入れさせていただきました。
“自然な印象を受ける植栽”が理想だったからです。
作り込んだ庭も素敵だとは思うのですが、人工的な印象が強くて、私はあまり好きにはなれなかったので。
“自然な印象を受ける植栽”といっても、人が一度手をかけたものはかけ続けなければその良さを維持できませんしね。
理想と現実、自分の管理できる範囲を見定めるのに、何年もかかりましたね。
よくジレンマに襲われていましたっけ。。

この頃の理想は、子供の頃に行ったことのある、丘陵公園のようなイメージでした。
樹木があり、季節ごとに咲く可憐な草花があり、地面には通路になっている角材が埋めてあり、雑草も小さな花をあちらこちらで咲かせている♪
自然な感じで多少の雑草も気にならないし、むしろ風情があるような庭♪
もちろん理想です、あくまでも
普通の密集して建っている住宅街の庭では、望むべくもありません。
樹木によっては、すぐお隣に枝が入ってしまうくらいな狭さですもの。
樹木は自分の庭では諦めて、ご近所の大木を借景にて楽しませていただくことにしました。
草花も半日蔭&日蔭の環境なので、花を中心にするのではなくて、葉を楽しむことにしました。
いろいろな葉の色・形・質感・高低差で、自然な感じに見えるような植栽を考えることにしました。
イギリスのガーデンデザイナー、ガートルード・ジェーキルさんの言葉に「花はボーナス」というのがあったと思います。
どんなに綺麗な花でも咲く時期は短く、その後は葉を眺めて過ごすことになる、という意味だったかと。
そんな風に考え方を変えてみたら、意外に半日蔭&日蔭の庭も悪いことじゃないかも♪と思えてきました。

すかすかな感じの庭を眺めながら、ネットや園芸カタログとにらめっこしては、スケッチブックに簡単な植栽プランを描いてみました。
大体のイメージがかたまったところで苗を注文して、後は春になるまでのお楽しみということになりました。

その12。に続きます。

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庭物語 その10*黄金ヒバの伐採とアイビーの処分。

2009-08-14 | 庭物語*庭づくりの奮闘記




さてその8。に書いたように、目隠し用に植えた黄金ヒバが全然目隠しにならなくなり、下の植物たちに更に日が当たらなくなってきたので、全部伐採することにしました。
ちょっとかわいそうでしたし、自分たちの都合で切ってしまうので、「今までありがとうね♪」の気持ちを込めて、少しの塩とお酒を株元に撒き切らせてもらいました。
さすがに私一人ではきつい作業だったので、夫に頼んで休日に二人で作業してしまいました。

日当たりがよくないせいもあって、何年も植えてあったのに、木の幹はほとんど大きくなってなくて簡単に切れてしまいました。
植えられた植物は、自分で場所を選んでいるわけではないので、必ずしも適所ではないですよね。
可哀想なことをしてしまいましたね。。

残った切り株は、取り出すにも取り出せなさそうだったので、そのままにして自然に土に還るのを気長に待つことにしました。
幸いなことに、切り株からひこばえが生えてくることもなく、少しずつ土に還っていっているようです。
植栽スペースの奥の方を手入れする時には、この切り株がちょうどよい足場になってくれて助かります。

黄金ヒバを伐採した後は、びっくりするくらい!庭が広く感じました。
空も広~く見えたのですから♪
視覚的なものなんでしょうが、ちょうど高いフェンスが迫っているように感じられていたのかもしれません。
不思議なものですね。。

この時に黄金ヒバの株元に這わせてあった、アイビー数種も全部抜き取りました。寂しくなっていた黄金ヒバの株元を、カバーしようとしていたのですがそれももう要らないので。
結構しっかり根も気根も張っていて、取り除くのは大変でしたね。
抜く度に土が跳ね上がって
アイビーは一部分だけ、植栽スペースに残して後は処分しました。

この時が06年の晩秋のことです。
我が家からもご近所からも丸見え状態でしたが‥
この状態のまま、とりあえず一冬を越すことになりました。

その11。に続きます。

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庭物語 その9*既存の木の処分とガーデンライトの設置。

2009-08-10 | 庭物語*庭づくりの奮闘記




最初から植栽されていた花木と樹木のうち、この段階で処分できるものは処分してしまいました。
何故か最初から、植栽スペースではない所に植えられていたモチノキ。
よくあるピンク色の花で、チャドクガが大発生したツバキ。
あまりにも大発生して、葉と枝が揺れていたくらいです‥
根に瘤ができていたジンチョウゲ。
あまりにも和風で庭にそぐわないツゲ。
唯一カイドウだけは、綺麗な花を咲かせてくれていたので残しておきました。
ですが、初夏から夏にかけて枝がびゅんびゅん伸びて、隣家に入っていまうし、二階のベランダにまで届くし、赤星病にはなるし‥
なかなか丈の高い花木は、手のかかるものなのですね。。
ご近所にカイヅカイブキを生垣にしてあるアパートがあって、どうしても赤星病は避けられなかったようです。
カイヅカイブキは赤星病の中間宿主になるからなんです。
果樹園の近郊では、確か条例で植栽が禁止されているとか。
この辺りは違いますけども。

夜になると庭は、明かりがないので真っ暗になります。
あまり雰囲気がよくないので、ガーデンライトをつけることにしました。
暗くなると自然に点灯して、明るくなると消灯するタイプです。
庭の東南のコーナーにつけることにしたのですが、肝心の屋外コンセントは、庭とは反対側の道路に面した北側に一個あるだけなのです。
仕方がないので、ガーデンライトを購入したお店でコードを長めにしてもらい、敷地の端を目立たないようにして引っ張ってきました。
余分は縛ってまとめておきました。
植栽スペースの中はアイビーを植えて、コードを隠すようにしました。
シェードはフロストなので、柔らかい感じがして気に入っています♪

その10に続きます。


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庭物語 その8*和洋折衷と砂利敷きの不便さ。

2009-08-06 | 庭物語*庭づくりの奮闘記




ワンシーズンを棒に振るつもりでしたが、なんとか秋植え球根だけは、東側と南側の一部に植えることができました。
春にはパンジー、夏にはトレニアやブルーサルビアなど。
花を楽しめる一年草を、季節ごとに植えて楽しんでいました。
そのうち、一年草ばかりでは植えるのも、花柄摘みも大変なことや、全体にのっぺりした印象になってしまうことに気づきました。
何より、半日陰&日陰のシェードガーデンなので、一年草ばかりでは植栽がとても難しいのです。
この辺りのことは、以前の記事「シェードガーデン その1~4。」に詳しく書きました。

さて、植栽で行き詰まってきた頃、濡れ縁が痛んだので、外壁の塗装をリフォームついでに取り外してもらいました。
いざ濡れ縁がなくなると‥その前にある大きな踏み石が存在感があること!
あまりにもで~んとしていて目立ちすぎるので、アイビーを植えて隠すことにしましたが、なかなかアイビーだけで大きな踏み石全体を覆うのには時間がかかりました。
植栽スペース以外に敷いてある、和風砂利もどんどん歩く所が沈んでいき、泥で汚れていきました。
雑草は砂利など物ともせずに生えてきて、抜くたびに泥を砂利につけてしまいました。

始めは気にならなかった砂利の不便さや汚れ、庭全体の中途半端な和洋折衷ぐあいに、段々と嫌になってしまいました。。
目隠しに植えたはずの黄金ヒバも、日当たりと土がよくなかったのか、ひょろひょろとして下枝は茶色く枯れ上がり、全く目隠しにならなくなっていました。
剪定も本数があるので、結構大変な作業でした。
高さをまっすぐに揃えるのも素人には難しく、伸びた枝が隣家に入ってしまうのも困りものでした。
住宅街では、隣家との境に樹木とか植えるのはあまりよくないですね。
おすすめできないです

その9に続きます。

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