ぽ~じぃすたいる!

ポジティブ+イージー=ぽ~じぃ 。。。
そんなぽ~じぃの不定期通信です。 (^_-)-☆

ぽ~じぃの吉野 ④ ・ 龍のお告げがあったのだ !

2006年08月04日 | サイクルイベントの話
スタッフの方が、やさしいやさしい笑顔で案内してくれた 坂 は ( 道ではなく坂だ ) 、
きびしいきびしい ” 上り ”  だった。 

「 丹生川上神社 」 の前を上る。 

ふと、川の方を見ると 銀色の体をした ” 龍 ” のモニュメントが。  
龍はええなぁ。 空飛べて。 ・・・ 愚痴る 。。。

目線を坂に戻すと今度は銀色の丸い物体が。 

    「 おぉっ、500円か  」  

これはきっと 龍 のお告げに違いない。止まって、拾おうと手を伸ばし掛けた 。。。

虚しさがあふれ出る ・・・ パチスロのコインだった 。。。 
くやしい。情けない 。。。  しかもきつい上りなのでそこから再スタートできないではないか ・・・

忘れよう。  深呼吸をして ユルユルと走り出す。

その後パチスロのコインが次々と落ちていた。
崖を駆け上がる カモシカ のように、上りを走り抜ける自転車乗りなら目にも入らないだろうが、
ぽ~じぃの脚力ではいちいち目に付く。 さっきの馬鹿さ加減を笑われてるようで、
やっぱり くやしいのだ。  

幅1~1.5車線の、10%強の勾配の上りが続く。
山の中にどんどん入っていくと、展望もなくなり、黙々と淡々と上る。  

スタッフの方だろうか。ゼッケンを付けていない自転車で、ぽ~じぃより年上とおぼしきおじさまが シャーっと 抜いて行く。
( しかもコンパクトドライブではないフロント2枚のロードバイクで颯爽と上ってきた )

   「 あと3~4kmで ” ゆるく ” なりますから 」  と教えてくれる。

おじさまは元気づけてくれたつもりだろう。  しかし、ぽ~じぃ的には、

   「 3~4km続くのか。しかも ゆるく なるだけでまだそのあともあるのか 」  

やはり黙々と淡々と上る。途中、集落の中で、軽トラに乗った親子連れからがんばれと声をかけてもらった。
坊主頭の男の子。手を振ってくれている。 少し元気がでた。  

トレックのロードバイクに乗った青年の方が、ぽ~じぃの前を行くのが見えた。
なんか仲間に出会えたようでうれしかった。 
ぽ~じぃは勝手にその人と  ” きつさの共有 ” ” 連帯感 ” を感じ、
つかず離れずで走らせて頂いた。  

ぱ~っと空が大きく見えてきたところで、上ってきた道を振り返る。

雨にぬれて照かっているその道が  ” 天に上っていく 龍 ”  のように見えた。


ヒイヒイ言いながらも 「 五番関トンネル 」 は確実に近づいている。

なんとなく 吉野の山に近づいた気がしたぽ~じぃでした。  


ごめん、続きはまた明日ということで。   


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