ぽ~じぃすたいる!

ポジティブ+イージー=ぽ~じぃ 。。。
そんなぽ~じぃの不定期通信です。 (^_-)-☆

ぽ~じぃの吉野 ⑤ ・ 山は深いのだ !

2006年08月05日 | サイクルイベントの話
自転車で坂を上るのは好きですか  

ぽ~じぃは 速く走ることはまったく出来ないけど、どっちかと言われれば好きです。 

淡々と、ゆっくりでも、時間がかかっても、上りきった時のあの感覚がいいのです。 

今回、吉野のパートナーに選んだMTBの   ” もりちゃん ” 。  
MTBの軽いギア比が非常にぽ~じぃにやさしかった。  
ロードでいくか、MTBでいくか迷ったけど、結果オーライだった。
またMTBのディスクブレーキが、このあとの雨の下りで効果抜群だったのだ。 ◎

と、いうわけで軽いギアは速度に反映され、ぽ~じぃは吉野の坂を時速5km前後で上っていくのである。

何を避けようとしたのか忘れたけど、右にハンドルを切って走りぬけようとした時、

  「 いてっ、痛たたた ・・・  」

ふくらはぎが攣りそうに。 完全に攣ってしまう前に、慌ててビンディングを外そうとするが間に合わず、
” どてっ ” と 落車。 まぁ、その時速ゆえ、落車というよりは ” 立ちゴケ ” である。 

しばしへたりこむ。 ・・・・・ 静かやなぁ~。  

さっきまでの 自分の息する音と、自転車の機械的な音が聞こえなくなった途端、
しんしんとした静けさがぽ~じぃを包み込む 。。。 かすかに水の流れる音 。。。 呆然 。。。

なんとなく気持ちよく、目をつぶって座り込んでると、なんとなく子供の声が。  

おぉっ、さっきの親子連れではないか。  

   「 大天井滝 」  という滝の前で手を振ってくれていた。



軽トラがとまっている。 いつの間にか抜かれていたのか。
坊主頭の子供が  「 がんばれー  」  と、さっきと同じように声をかけてくれる。

そのパパさんが

   「 あと2kmほどでトンネルがあってそこを抜けたらみんないてますよー 」   と教えてくれた。

エイドステーションのことだ   「 ありがとう  」 と言って別れる。

あの男の子もいつか自転車を乗り回し、自転車好きになってくれるかなぁ。

それにしても 山、山、山やなぁ。
岐阜のおばさんが去年、熊野古道に旅行に来て、言っていた言葉を思い出す。( おばさんも誰かの受け売りかも )

   「 信州は山が高く、紀州は山が ” 深い ” 」  う~ん、実感。   

しばらく行くと、パパさんの言うとおり、ついに、ついに あの  「 五番関トンネル 」  が目の前に  


長かったなぁ。でもやったやった  これこれ この感じなのよ。 

さぁっ、エイドステーションだ   しこたま補給しないと。  
ビール  がほしいくらいだ。マジで。

とっても暗いトンネルの向こうに、明るい未来を見据え、ウキウキと漕ぎ出すぽ~じぃなのでした。

まだ話は続きそうです。  すんません、次回へ。   


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