サムプレコップと夜の宴×２

昨日の夜は青山で行われたサムプレコップのライブを見に行ってきた。
最初にシカゴ・アンダーグラウンド・デュオのライブが始まる。
ジャズの新解釈のような音で、とても新鮮。
黒人ドラマーのリズム感に圧倒される。
才能とか、センスとか、それ以前に自分の中に流れている血でたたいている感じ。

その後に、シカゴ・～の2人を加えた4人を引き連れてサムプレコップが登場。
何じゃこれは、という感じ。
最高。
会場の闇を彼の音楽が震わせ侵食していく。
ハッピーな曲もカオティックな曲も、すべてが会場のいい感じに弛緩された空気に染み込む。
バンドのグルーヴ感もいい感じでかなりハッピーな夜だった。
ここでもやはりドラムのビートが効いていた。

特にやばかったのがアンコールの1曲。
後半にかけて増してゆくエクスタシー。
しかし別に、ハードコアによくある静と動みたいな感じでもない。
曲のテンポが一気に速くなったわけでもないし、このエクスタシーの感じについてはうまく言い表せない。
グルーヴがイキ過ぎて初めて起こる化学反応のような。
音の洪水。
正直、聞いていて、「どこに連れて行かれるんだろう」と恐怖に似た感情すら覚えた。
こんな感じは初めて。
とにもかくにも、最高のライブだった。

が、しかし、ライブが終わってくたくたの状態で、大学のグループ課題を進めるために開かれた、「徹夜でみんなで考えよう」的なキトクな勉強会に足を伸ばす。
22時前に会場を去って23時にみんなのもとに駆けつける。
「僕はどれだけ自分を痛めつけているのだろう」と苦笑しつつも、自分のせいなのでしっかりと朝の6時までみんなとディスカッションする。まあ、なかなか進展があったのでよかった。　

さすがに体がもたないので、夕方までしばし休息。
そんな感じで今日を見ると、明日が期限の嫌になるくらいの新顔の課題たちがこちらをちらちらと見ている・・・

今日聴いた音楽
F.P.M、guitar plus me、basement jaxx、fugees、miles davis、tricky、fat boy slim、square pusher、chemical brothers、etc..