ゆるり空間事変

そう、自分の影がすこし大きく なりすぎたから

今日聴いた音楽

2005-05-10 00:49:23 | my favorite things
RADIOHEAD/ok computer、KID A、AMNISIAC、ライブ音源(海賊版)
JIMI HENDRIX/BBCライブ、ARE YOU EXPERIENCED?
Guitar Plus Me/erectric water
momus/the philosophy of momus
underworld/a hundred days off
miles davisを何枚か

書くことがなかったので・・

無政府主義的恋愛

2005-05-08 23:12:45 | my favorite things
今日は雲が出ていてあまりよろしくないお天気だったので一日家でゴロゴロした。
夕方から曽我部恵一の「無政府主義的恋愛」というライブDVDを見る。
何度見ても素敵な映像である。
曽我部さんは自分がもっとも尊敬し、共感できる大人の人の一人。
メジャーを蹴って自分で会社を設立して、信頼のできる仲間とレコードを作っている。しかもライブも商品も実に良心的な値段で。
その姿勢からは単に自分の音楽を愛している人にできるだけ接したいという気持ちがとてもよく伝わってくる。
彼や彼の音楽からは愛がとてもあふれている。
今のシーンで、こんな人、他にそういない。

ドビュッシー

2005-05-07 23:57:31 | my favorite things
風邪をひいてからというもの、いつも聞いている音楽がちょっと耳にへビィに感じられて、ここ一週間くらいずっとドビュッシーを聞いています。
自分でもクラシックなんか聞いちゃって、生意気な、、とは思うんですけれど、流れるようなそのメロディは今の僕の耳にとても優しいのです。
風邪をひいてちょっといいこともあるんだなと思いました。

若者たち

2005-05-04 13:31:01 | my favorite things
急ではありますが
僕はサニーデイサービスの「若者たち」という曲がとても好きだ。
軽くはずむ様でしっとりとした宙を舞う言葉、やるせない空気と淡い色、どこか切ないギター・・

老舗のマニアの方からすれば、ふん、という感じかもしれませんが、僕はサニーデイを聴いたのが遅く、「若者たち」を初めて聴いたのは「bestsky」というベスト盤でした。しかし、(ベスト盤という性質上)年代をばらばらにして聴いた僕にとってそれは驚きでしかありませんでした。
こんな洗練された不思議な雰囲気を持った曲は恐らく後期の作品であろうと、ディスコグラフィーを見たところ、なんとデビューアルバムでこの曲を作っているというではありませんか。
奇跡みたいな曲です。
その人の、あるとき、ある時代の、ある一瞬でしか創れないもの。しかもその多くが創られもしないで機会を失って消えてゆく。この曲は運よくしかし生まれるべくして生まれたのです。そんな感じ。
最後に「若者たち」からなんだかとてもぐっと来る歌詞を
          *  *  *
          彼女はといえば 

          遠くを眺めていた

          ベンチに腰掛け

          若さを 持て余し

          ずっと泣いていた
          *  *  *

demi ee17と生活 

2005-04-24 22:16:05 | my favorite things
私はdemi ee17というとても古いカメラを使っている。おじいちゃんから譲り受けたものだ。
そのせいでカメラ好きになりあとになってnikonの一眼を手に入れたりしたが、やはりデミのほうを使ってしまう。
レトロな感じで、デザインがとてもかわいく、レンズが今のカメラの精密な描写とはちょっと違い、どこかとぼけていて、かつ毒々しかったりする。またハーフカメラなのでフィルムを二倍使えるという点も、何も考えずにパシャパシャとれてよいのである。
カメラを始めて、とても新鮮なことは、いつもよりちょっとだけ自分を取り巻くものが違って見えるという点だ。天気のいい日にカメラを抱えて散歩に出かけたり、道端に咲く花に目が行くようになったり、景色や、それを構成する色に敏感になったり・・
そうやって僕の生活はデミ君によってちょっとだけ彩られたのでした。

ロックフェス狂想曲

2005-04-21 23:09:08 | my favorite things
今年も夏の野外ロックフェスの出演アーティストが続々と発表されている。
あっちへ行こうかこっちへ行こうか、内容を見たりしながらちょっと幸せな感じで迷いを楽しむ。フェス好きの僕としては落ち着かない日々なのである。他人が見たらちょっとかわいそうな子に見えなくもないかもしれない(笑)
それはさておいて、実は私はそんなに気になっているくせにフジロックに行ったことがないのだ。
サマソニも、ロックインジャパンも、若かりしころにはエアージャムまで行ったというのに。
高校のときは「お金がかかりすぎるから大学になったら行こうよ」と友だちと夢を膨らませていたのに、大学に入学した去年も行ってないのだ。
確かに去年の参加アーティストは僕が夢を膨らませていた過去のものより、個人的趣味において見劣りをしていた。
しかし、今考えると、ルー・リードやらなんやら、やっぱり見ておけばよかったと後悔する始末。
やっぱりロックフェスは出演者でギャーギャー騒ぐ前に、参加してなんぼなのかもしれない。
とくに、時間を持て余す大学生というこの状況下においては。
とにかく狙いはフジ。日本にいるならこれしかない。
ほかのフェスはアーティストどうこうを離れて冷静な目でみるとやはりちょっとだけいろいろな面で劣るのだ。もちろん人それぞれの好みの問題だけど。
今年はお金と体力を貯めて行っちゃうもんねフジロック。待ってなさい。

ちなみに写真はご存知カート・コバーン。文とは関係ありませんが。


最近のブックハントについて

2005-04-20 00:14:53 | my favorite things
今日は学校が終わってから友達と晩御飯を食べに行き、帰りに家の近くの大手の古本屋による。
楽しい本はないのかな?とわくわくしながら探すけれど、やはりそれなりに楽しそうな本や自分の狙っている本というのはなかなかない。
村上龍と春樹はほぼすべて読んでいるので彼らを作家別で探しても読んだことのある作品ばかりで意味がない。当たり前のことだと分かっているけれど、彼らの作品を読み始めたときに覚えた古本屋での村上探しのあの宝探しのような感覚を懐かしく思う。
また、建築の本というやつが一般の古本屋ではなかなかお目にかかれない。
だから結局途方に暮れてしまい、妥協したり題名の気に入ったりしたやつをなんとなく購入するのです。
でもその中にたまにほんとにぶっ飛ぶものがあったりするから、やはりこのだらだら読書生活はやめられないのである。