周期性四肢運動障害とむずむず脚の話

睡眠障害の一つ、周期性四肢運動障害とむずむず脚症候群患者の体験談を中心に、、、

悲惨な時代とは

2001-07-26 22:59:11 | 悲惨な時代
【悲惨な時代の当時、眠気覚ましに、コーヒーとタバコを常用していた。いま、タバコは、生活の中から完全に抜け落ちた。コーヒー(カフェイン飲料)もなるべく控えている。アルコール・カフェイン・タバコは3大増悪因子だそうだ】

1998年頃から、妙に疲れやすい感じだった。朝8:30の始業時から、定時17:30を過ぎて残業時間帯へ。特に早くて19:20、二時間残業。21:40の四時間残業がごくごく普通。忙しければ日付が変わる頃まで・・・というのが当たり前の生活。まわりもみんなそうだった。
1998年ころ、夕方になるとエネルギー切れのように頭もぼーっとして疲れてきて、定時17:30のチャイムと同時に、暫く仮眠する日が多くなった。
2000年後半、何だか何時も疲れていた感じがする。とても疲れて物事に対して意欲的に動けないことも多くなった。半ば自動的に、メンタルヘルスケア。診断書により休業、軽い抑うつ傾向、抗うつ薬と睡眠薬の処方で1ヶ月休めという話。

2001年の手帳に、途中まで、毎日の睡眠(途中覚醒)の状態や、日中の眠気などが書き込んである。プライバシーに関わる部分を、ほんの少しだけ変えて、ほとんど原稿に忠実に、電子テキスト化してみた。
2001年の6月、再度の休業。休んでいる間に、睡眠ポリグラフ検査等、睡眠障害に関する診療と検査、確定診断、薬による治療開始。
それ以前の記録は、正直なところ余り思い出したくはないが、これも周期性四肢運動障害という睡眠障害で状況がどうなっていたのかという、客観的資料にはなるかと思い2回に分けて掲載してみることにした。


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2 コメント

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SASです (掃溜め)
2006-07-26 20:11:22
はじめまして。

私はSAS(睡眠時無呼吸症候群)患者です。

20年以上放置していました。病気だと思っていなかったからです。病気だと認知されていなかったからです。

学生の頃からいびきが酷意といわれていました。社会人になった頃からたまに日中の猛烈な眠気に襲われる様になりました。それでも若くて体力があったせいか大きな支障はありませんでしたが、30歳を過ぎた頃からは時々「マズイナ」と思う状態が今にして思えばありました。40歳頃からは非常に仕事が忙しく、連日深夜残業が続き毎日昼行灯でした。

これも考えてみたらSASの影響が大きかったかと思います。上司からも時折嫌味を言われるようになり、物忘れも酷くなって5分前のことを完全に忘れて夫婦喧嘩になってしまったこともありました。そのうちついに客先でのミーティングで居眠りをしてしまい同僚からえらく叱責されました。

これがきっかけで専門病院を探して診察を受けたその日にCPAPを持たされて帰宅。



翌朝の爽快感は言葉に表せないほどでした。

頭がよく働くのが実感できました。20年前にこれがあれば自分の人生は間違いなく変わっただろうと思いました。

脳内SNR、20dB改善。

以来、夜更かしをして睡眠時間が短い時は別として、日中の眠気は解消し仕事のミスはなくなりました。本を読んでもよく頭に入ります。

ああ、俺ってこんなに頭良かったんだ、と驚きました。

多くの人にとって睡眠障害は全く他人事ではありません。 これが解消されたら日本の国力は平均6dBくらいアップするかもしれませんよ。
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Re:SASです (plmd)
2006-08-02 09:40:50
返答が遅くなり大変申し訳ありません。

コメントありがとうございます。



>病気だと思っていなかったからです。病気だと認知されていなかったからです。



まさしくおっしゃる通りです。本人も、家族も(治療により状況が劇的に改善する)病気だと思っていない状況がありました。加えて、私の場合は、ストレスからくる抑うつ傾向という疑いで、先に精神神経科の受診をしてましたが、そちらから来る不眠という思いこみがお医者にも患者にもあった感じがします。



 本人の知らない極端な睡眠不足状態というのは、SASもPLMDも同様ですね。もっと早く病気だということが判っていれば、本当に違う人生だったのかもしれないと思うことがあります。
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