ぺタのブログ日記

伊豆に暮らすペタの日記ブログ。映画やドライブ大好きです。あと、T.D.Rも大好き!一人ででも行ってしまうくらいです。

潜水艦映画って

2007年03月07日 21時40分30秒 | 日記なできごと
皆さん、「潜水艦モノ」の映画って観た事ありますか?
俺はけっこう好きなんです。

最初に観たのはウォルフガング・ピーターゼン監督のドイツ映画の傑作
Uボート」です。
これは傑作だと思います。なぜ潜水艦かというと、
潜水艦は究極の「閉ざされた空間」だからです。想像してみてください。
自分が潜水艦のクルーとなり船に乗り込む。一度潜ってしまうともう外の様子は
見る事ができない。
敵の駆逐艦と交戦状態になっても下士官以下は何が起きてるのか音で想像するしかない。
爆雷で船が揺れ、隔壁から漏れる海水。逃げるために限界まで深く潜行すると
水圧でボルトが飛びきしむ船体。
いつ沈没潰壊するか分からない恐怖。
俺だったら発狂します。だってどこにも逃げられないんだよ。

レッドオクトーバーを追え」という映画も良かったです。
ショーンコネリー演じるソ連の潜水艦館長が自国の最新鋭戦略原潜
「レッドオクトーバー」でアメリカに亡命するストーリーなんだけど、
このレッドオクトーバーという原潜は旧ソ連の「タイフーン級」7番艦という
架空の原潜なんです。
実際にタイフーン級原潜は6隻存在していて、中距離核ミサイル20基を
搭載する世界最大の原子力潜水艦でした。
映画に出てくるタイフーン7番艦は「キャタピラー推進装置」といって
無音で航行できる装置を搭載していて、誰にも気付かれず移動できる!
ちなみに本物のタイフーン級原潜は、冷戦後、ロシアは維持ができなくなり
そのほとんどが解体処分されたそうです。

映画ではショーンコネリー扮するラミウス館長と数名の下士官が亡命しようと
するのだけれど、他の乗組員をどうするか?これが面白いです。
ジャック・ライアンシリーズの第一弾なんですよ。主人公のCIA職員ジャック
は第一弾はハリソン・フォードではないです。