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お気に入りblah-blah-blah

個人的にブームなもの,これお薦め!って思ったモノ・コトについてつらつらと。

「美しき野獣」を見ました

2006年02月26日 21時01分54秒 | 映画
友達と韓国映画「美しき野獣」を見てきました。

ストーリーとか前評判とか聞いても、イマイチっぽかったのですが、
それでも見に行ったのは、大好きな(だった?)クォン・サンウ主演だから。
そして、これまたかなり好きな演技はユ・ジテも主演しているからです。

なんというか、感想は思っていたより良かったです。

あまり前向きな感想ではないですね。。。しかし、ホントにそうなんです。
評判を聞いて心配していたより良かったんです。でも、すごく期待して行っていたら、
いまひとつという感想になったかも。

これまでのコメディーでもメロドラマ調でもないサンウの演技は、なかなか新鮮でした。
ジテニムもいつもどおり存在感があって素敵でした。

ただ、脚本的にはあまり好きな感じではないので、すごく良かったとはならないわけです。
特に、最期のまとめかたが・・・あっさりしすぎというか、ちょっと雑に感じました。
あと、途中何回か、急にズームするシーンがあって、「ん?なにこのカメラワーク」って不自然な
演出に違和感を感じることがありました。これは一緒に見た友達も同意見。

でも、最初の方のカーアクションとかは、なかなか迫力ありました。
韓国映画、がんばってるなーって思いました。
しかしサンウ、顔が真っ黒で汚かったわー。
役だからしかたないけど、やっぱり彼の美肌がみたい。

バタフライ・エフェクト

2006年01月08日 19時58分56秒 | 映画
公開中に見たかったけど見れなかった映画「バタフライ・エフェクト」をDVDで見ました。

デミ・ムーアと結婚した(15歳差!)アシュトン・カッチャーの主演作です。

※以下、ちょっとネタばれありです。

簡単に言うと、過去に戻って現在と未来を変えることができる青年を描いたサスペンス(?)もの。

つじつまが合ってないのでは?と矛盾が多少気になる点はあったものの、かなり面白かった

過去に戻って何度も修正を試みるのですが、なかなかうまくいきません。
こっちを直すと今度はこっちに歪が・・・。みたいな。

最終的に、愛するエイミーを救うために、7歳の出会いのシーンでわざとひどい言葉を投げつけて
彼女を寄せ付けず、お互いの人生の関わり自体を絶つ選択をするのねー。うーむ。
映画史上最も切ないハッピーエンドというコピーはこういうことか・・・。

私も戻って人生を修正できるとしたら、どの時代に戻るかなあ・・・なんてことを考えてしまいました。
大学に入学したぐらいのタイミングかなあ。はあ~戻りたいけど戻れないぃぃ。

アシュトン・カッチャーって初めて見たけど、なかなか良いです。
作品が良いからそう見えたのかもしれなけど。今後も注目したい役者さんだわー。

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後日ディレクイターズ・カットを見ました。
エンディングが劇場公開版と違います。
私は劇場公開版の方が好きかな。後味がいいので。


コープスブライド

2005年11月06日 18時48分36秒 | 映画
ティム・バートンのストップモーションアニメ映画 「コープスブライド」 を観ました。

(ストーリー goo映画より引用)
19世紀のヨーロッパ。小さな村で、ある結婚式が迫っていた。新郎はビクター。成金夫婦の気弱な一人息子だ。新婦のビクトリアは、落ちぶれた貴族の娘。つまり、この結婚は政略結婚。でも若い2人は出会った途端、互いに好意を抱く。が、内気なビクターはリハーサルをこなすことができず、暗い森でひとり練習することに。そして誓いの言葉とともに、小枝(と思われたもの)に指輪をはめた。それが、死体の花嫁=コープス ブライドの細い指だとは知らずに!

登場人物がやたらとCUTEなんです。
特に、コープスブライド(エミリー)が。
死人なので、ところどころ骨が見えてて、時々目が取れたりするんですが
・・・ってこう書くとおどろおどろしい感じですね
でもそんなことは全然なく、めちゃキュートなんです。
顔(メイク?)は研ナオコさんと、ジャネット・ジャクソンを足して2で割って、それをかわいくした感じ・・・
って、これじゃ、かわいさが伝わらない。まあ、実際見ないと分からないですね。

あと、声優陣がめちゃ豪華。
ジョニー・デップ 、ヘレナ・ボナム=カーター 、エミリー・ワトソン…
日本のアニメや何かで、たまにアイドルや俳優さんがちょっと話題づくりに
声優やっちまいました~的な、ことをしちゃうことがありますが、
そんな場合にありがちな聞くに堪えないわ~ってなことは全然ないですね~。さすがです。
ジョニー・デップが好きな私としては、彼が顔を出さないで声だけなんて
もったいないわーって思ってしまいますが。

アニメだからと侮ってはいけません!大人も十分に楽しめる作品だと思います。
というか、むしろ大人向けかな。予想以上に良かったです 

ナイトメア・ビフォア・クリスマスとか、ジャイアント・ピーチを
また観てみたくなりました。

「オールドボーイ」

2005年10月23日 21時55分16秒 | 映画
やっとDVDで「オールドボーイ」を見ました。

パク・チャヌク監督、チェ・ミンシク、ユ・ジテ、カン・ヘジョン主演で
2004年度カンヌ国際映画祭でグランプリ獲得作品です。

※以下ネタばれあります。


ストーリーが想像以上に衝撃的でした・・・

ごく平凡な男が、ある日誘拐され、気がつくとそこは狭い監禁部屋。その後15年間理由も分からないまま監禁され、突然解放される。いったい誰が?何の目的で!?そこには想像を絶する、恐るべき策略がめぐらされていた…!


暴力シーンが多い(R-15指定)のはもともと苦手なのですが、
それよりもストーリーのえぐさに参りました。つ、疲れた。

近親相姦とか特に韓国なんかじゃタブーかと思いましたが、
映画だと結構なんでもありなのですね。

日本のカルト・コミックが原作らしいのですが、私はそのコミックを知りません。
どこまで忠実に再現しているのか・・・かなり脚色されているのかな。

あんな昔、まだ子供のころにポロっとしゃべったことで
15年も監禁されて・・・そこまで恨まれちゃうなんて、こわーい。
というか、そんな長い間、恨みだけで生きてきたってとこが怖い。
「口は災いの元」とはよく言ったものです。

チェ・ミンシク、ユ・ジテ、カン・ヘジョンはさすが演技派といわれる役者さんたち。
それぞれ存在感があり、ストーリー負けしてませんでした。
彼らの迫力の演技が見れただけでも良かった。

決して後味のよい作品じゃないですが、映画としての完成度はさすが。
万人におススメできるものではないですが、私は見て良かったと思いました。
テレビドラマに毛が生えたぐらいの、何コレ、まるで2時間ドラマの完成度じゃん
って思っちゃうような映画を映画館で観ると、金返せーって思ってしまう私。
こういうまさしく映画って感じの力の入った作品は好きです。

あ、そうそう、ユ・ジテ演じるイ・ウジンの子供時代を演じる子役が
ジテにかなり似てます。よく見つけたなあって感心するぐらい。


「南極日誌」を見ました!

2005年10月16日 20時40分36秒 | 映画
韓国映画「南極日誌」を見ました。ソン・ガンホ、ユ・ジテ主演です。

※以下、ネタばれありです。


正直、想像していた感じと違いました。
やだー。こわいじゃーーーーーん 聞いてないよぉ

隊長(ソン・ガンホ)率いる探検隊が、南極到達不能点を目指すという話です。
途中、80年前にイギリスの隊員によって描かれた日誌を見つけます。←これでタイトル「南極日誌」ね。
で、隊からはぐれたり、クレバスに落ちたり…だんだん隊員が減っていきます。
それが単なる事故ならいいのですが。。。

終始、隊長が何を考えてるかわからず、不気味でした。
狂気の沙汰だったのね・・・

南極という極限の地で人間の精神が崩壊していくサマがホラーでした。キャー

ラストになっても全てが解明されることなく、いくつも謎を残したままです。
ミンジュ(ユ・ジテ)はあのあと、救助隊に助けられたのでしょうか。
うーん。
後味は決してよくないですねえ。。。

全編を通して暗い感じで淡々としているのですが、映像はなかなかキレイでした。
雪の白と空の青のコラボレーションが。

しかし、役者がみなものすごく雪焼けメイクをしていて、かつゴーグル&厚着なので
誰が誰だかわかりづらい・・・。段々減っていったから、後半は平気でしたが。

あと、カン・ヘジョンさんが出てましたが、ホントにチラっと出ただけ。
後半にも何か絡んでくるのかと思いきや。。。そのまま終わってしまってアララ。
今をトキメク旬の女優さんなのに。
特別出演あるいは友情出演って感じなのでしょうか。

「容疑者 室井慎次」みました

2005年09月04日 19時57分54秒 | 映画
踊るシリーズはこれまですべて劇場で見ている私…
当然行かねばと「容疑者 室井慎次」を見て来ました。

※以下、ネタばれありです。

2005年2月某日-警視庁・室井管理官(柳葉敏郎)が、自らが指揮をとった殺人事件の捜査の責任をとらされ、逮捕されてしまう!

室井を救おうとする若き女弁護士(田中麗奈)。そして、警察の不正を暴くという大義名分をかざして徹底的に室井を追い詰める弁護士(八嶋智人)。

そこに、警察庁と警視庁の確執が絡み、新城(筧利夫)や沖田(真矢みき)の尽力も虚しく、事態は最悪の状況に。室井の捜査への姿勢に心動かされた新宿北署の現場の刑事(哀川翔)たちは、さらに殺人事件の真相を追う・・・。さらに、今まで語られることのなかった室井の過去が明らかになった時、室井はさらなる窮地に追い込まれる。

果たして、室井はシロか、クロか!?

~フジテレビHPより引用

これまでのもの、とくに真下正義が「動」なら、室井慎次は「静」といった感じでした。
ちょーっとテンポが悪いように感じてしまったのも、やはり踊るシリーズなら…と
これまでのものと比べてしまうからでしょうか。

事件のスケールがえらく小さくてちょっとがっかり。
今回は地下鉄に時限爆弾とか、そんなのないの

警察庁と警視庁の確執という部分は面白かったですが。

殺人事件の真相が明かされてみたら、え?そんなコト
美少女が最後かわいい顔で「だって、あの男、役にたったんだもーん」みたいなことをいって
自白するシーンは、ガックリきました。おいおいって。

あと「果たして、室井はシロか、クロか!?」なんてありますが、
そんな感じじゃなかったですね。あくまで、室井さんが容疑者ってことで
正義をつらぬくはずの室井さんがクロなのか!?と、ただ映画を見る前の人の
興味をひくためのコピーだったのですね。
私は、映画の中でも、ずっとそこがグレーでもっとドキドキするつくりになってるのかと
勝手に期待しちゃってました。がっかり。

室井管理官が主人公ということで、これまでの踊るシリーズの作品とはかなり違った
ものになっているんだろうなあと想像はしていましたが、
やはりどこかで踊るシリーズの流れを期待していたのかもしれません。

普段はなかなか邦画を劇場で見ることのない私でも、踊る~は見たいワって
思うシリーズなのです。あの軽妙なテンポとエンタテインメント性の高さがお気に入りで。
この「容疑者 室井慎次」はそんな私のストライクゾーンからは、ちょこっとズレてたかも。

ちょっと期待はずれでした  ←あ、言っちゃった。
でも一緒に見た友達はかなり満足していました ←すかさずフォロー。 えへ。

そうそう、田中麗奈ちゃんは、学生時代は陸上部という役のためか、
走るシーンが多く、それがかなり印象に残っちゃいました。

でもなかなか好演していたと思います。

あぁ、そろそろ青島刑事とすみれさんの本編がみたいなぁ。

マルチュク青春通り

2005年08月07日 18時50分44秒 | 映画
新宿でクォン・サンウ氏主演の韓国映画、マルチュク青春通りを見ました。

※若干のネタばれありです。

~公式サイトの「ストーリー」抜粋~
その年、軍事政権下の韓国。ブルース・リーに憧れて育った高校2年生のヒョンスは、ポソンから新興住宅地カンナムに引っ越してくる。母親がこの地の地価高騰を予想したからだ。父親はテコンドーの師範。人格者と評判だったが、息子を拳でしつけていた。 暴力と支配はマルチュク通りに近い男子校にも蔓延していた。ヒョンスが転入したクラスは、生徒たちにエロ本を売ってセコく授業料を稼ぐハンバーガー、キレると相手の頭をボールペンで刺す留年生のチクセ、父親が軍の指揮官であるため教師からえこひいきされるソンチュン、学園のボス的存在のウシクら、ガラの悪い連中の吹き溜まりだった。ブルース・リーのまねが得意でケンカ番長のウシクは、卑劣な風紀委員ジョンフンとの権力争いにしのぎを削る。そして、問題を起こす生徒は、教師たちによって軍隊仕込みの体罰を容赦なく加えられていた。 

一昔前、1978年の高校生の青春白書という感じの内容なのですが、
お国の違いのせいで、かなりのカルチャーショックが・・・
韓国の学生ってあんなに抑圧されていたのですね。
1978年といえば、ほんのちょっと前なのに、びっくりです。
軍事政権下ってこういうことかと改めて日本との違いを実感。
あんなこと、日本の学校でやったら、体罰って大騒ぎされちゃいますもん。

原題をそのまま訳すと「マルチュク通り残酷史」
こっちの方がぴんとくるかも。痛いシーンが満載でした。

20代半ばの役者に高校生を演じさせる韓国映画の大らかさは、すごいです。
学ランを着てるから、それらしく見えなくもないけど・・・
うーん。やっぱり、ちょっと厳しいでしょう。

ブルース・リーをこよなく愛する主人公ヒョンス(サンウ)の鍛え上げられた体と、
アクションシーン、特にヌンチャク使いが素晴らしかった

また、ヒロイン、ウンジュ役のハン・ガインちゃんのかわいいこと。
確かにオリビア・ハッセーに似てるとこありますね。

ウシク(イ・ジョンジン)は最後まで帰ってきませんでしたね。家出してどこいっちゃったんでしょう。
そして、ウンジュ(ハン・ガイン)を連れて行かなかったのか
それとも一緒に行ったけど、途中で破局して、ウンジュだけ戻ってきたのか
私の中でなぞが残りました。
どうでもいいですが、このイ・ジョンジン、ぺ・ヨンジュンにちょっと似てるなあ
(特に目元)って思いました。← 一緒に見た友達2人も同意見。

あ、あと、ひとつ強烈だったのが、食堂のアジュンマが、高校生ヒョンス(サンウ)に
馬乗りになって迫るシーン。キャー。サンウがく、食われるぅぅぅ
いくらグラマーでも40代(に見える)のおばちゃんに迫られても、困るよねえ。
あんなのホントに純朴な高校生がされたら、トラウマになるに違いない。

サンウ自身が一番気に入っているという映画だそうです。
なんとなく、わかる気がしました。

スター・ウォーズ エピソード3

2005年07月24日 23時04分41秒 | 映画
「スターウォーズ エピソード3 シスの復讐」をやっと見ました

※周知の情報以外,ネタばれはありません。

いやー,やはり,期待通り
ストーリーは大体知っていながらも,映像の迫力は圧巻でかなり楽しめました。

前半は少し冗長な印象も受けましたが,
途中からはテンポもよくなり,迫力あるシーンが満載で目が離せませんでした。

アナキンったら,ダークサイドに落ちちゃって,
あっという間にワル~い顔になっちゃってましたねえ。
せっかくの美しいお顔が・・・残念。

文句なしに面白かったのですが,とても1度じゃ堪能しきれませんでしたねー。
大スクリーンにあふれんばかりの情報量・・・
今回座った席が前から3列目だったせいもあり,とてもすべてをキャッチできませんでした。
あまり前の席だと,視界に入っていても,画面の端っこの方に映されるものまでは
とても認識できてないんですよねー。見逃してる部分が多いに違いない・・・
できれば大きなスクリーンでもう1度見ておきたいところだけど・・・
このところ,同じ作品をみるために何度も映画館に足を運ぶことはまずないので,
多分DVDが発売されてからになるでしょう。

しかし,これがシリーズ最後となると思うと,寂しい限りです  

交渉人 真下正義

2005年06月22日 10時41分48秒 | 映画
ふーん,「踊る~」の番外編だよねえ。まあ,結構評判良いみたいだから一応見とこっか
ってな感じで,それほど期待しないで見たのですが,なかなかどーして,かなり面白かったです。

※多少ネタばれありです。

2003年11月24日、レインボーブリッジを封鎖して解決した「台場連続殺人事件」。 その事件直後、真下正義警視は、湾岸署の前で、報道陣に取り囲まれ、警視庁初の交渉人(ネゴシエイター)として、事件解決の経過を説明していた・・・。

あれから1年・・・。2004年12月24日、雪乃とクリスマス・イブのデートの約束をしていた警視庁交渉課準備室課長の真下は、その日の午後、突然、室井管理官から呼び出しを受ける。
警視庁史上、最悪の緊急事態が発生。東京の地下鉄の最新鋭実験車両(通称:クモ)1両が何者かに乗っ取られたのだ。網のように張り巡らされた大都市・東京の地下鉄の盲点を突く犯行。乗降客200万人の命が、爆走するたった1両の車両によって危険にさらされる。
犯人の狙いは、身代金?それとも・・・?理由なき犯罪に錯綜する捜査―。
 ~公式サイトより引用~


予想はしていましたが,青島刑事(織田裕二)や恩田すみれ(深津絵里)は一切出てきません。
スリーアミーゴス(北村総一朗、小野武彦、斉藤暁)ぐらいは出てくるかと思っていましたが,それも無し。
室井管理官(柳葉敏朗)も,最初と最後にチョロっと顔出す程度でした。
次の「容疑者 室井慎次」の宣伝のために出てきてるのかな?・・・ぐらいの露出です。
雪乃(水野美紀)も,出番結構少なかったですね。ほとんどコンサート会場で心配そうな顔で座ってるシーンでしたし。

真下警視が主役って・・・ちょっと弱いんじゃないの!?って危惧していましたが,
意外とそんなこともありませんでした。ひょうひょうとしたキャラクターはそのままでしたが
キャラが濃過ぎなくて良かったかもしれません。
なぜなら,その他に個性的なキャラクターがたくさんいたので。

今回,主役の真下(ユースケ・サンタマリア)以外で,特に目立っていたのは
地下鉄広報の矢野(アリキリの石井正則),木島刑事(寺島進)でしょうか。
良い味出してました。特に木島刑事!新キャラですよね。ぜひレギュラーにして欲しいです。

細部にまで細かい笑いが散りばめられているのは,「踊る~」と同じ。
ノリもテンポも遜色ありません。きっちり丁寧に作られている娯楽映画という印象。

ただ,最後,犯人はいったい誰だったのか。
そして目的は何だったのかがイマイチ明らかになってなかったように思うので,
そこだけが「?」でした。もしかして,次作に続くのかしら。

それから,これからご覧になる方に1つアドバイスを。
エンドロールは最後まで見ましょう

ミリオンダラー・ベイビー

2005年06月19日 10時09分11秒 | 映画
イーストウッド監督主演作品「ミリオンダラー・ベイビー」見てきました!

※ネタばれあり

久々に映画館で涙してしまいました。

前半部で、貧しい生い立ちのマギー(ヒラリー・スワンク)が、ボクシングに対するすごい情熱で、
最初は相手にもしてくれなかったフランキー(イーストウッド)のトレーナーの協力を得るようになり、
また、ものすごいガッツでのし上がっていく姿に目頭が熱くなりました。

そして、後半は・・・

思いもしなかった展開にでした。
そうなっちゃうのね~。単純なサクセスストーリーじゃないのね~。

全身不随→片足切断、そして尊厳を持った死をフランキーに懇願するマギー、
一度はそんなことはできないと断り、しかし結局はマギーを想うが故に彼女の呼吸器を
はずすフランキー・・・究極の愛デス。

家で見ていたら間違いなく号泣していました。
っていうか、映画館でも軽く鼻水垂らしてましたが…

フランキーが、自分がつけたゲール語のリングネームの意味を明かしながら、
マギーに眠りなさいと言う場面、イーストウッドの抑え目の演技が余計にぐっときました。

いつの間にか実の親子以上の絆で結ばれていたフランキーとマギー。
それぞれに孤独な人生を送ってきた二人が最後に得た深い愛に涙しました。。。


ヒラリー・スワンクの体が段々たくましくなってゆく姿がリアルですばらしかったです。
役作りのためにどれだけ鍛えたんだろう。

ヒラリー・スワンク、イーストウッドはいうまでもありませんが、
加えてモーガン・フリーマンの名演も目立ちました。
彼の存在がまたこの映画を深みのあるものにしていたと想います。

イーストウッド&フリーマン、渋い!素敵!

いい映画を見たなと思える映画でした。