雫井脩介(しずくいしゅうすけ)氏のミステリー「犯人に告ぐ」,
かなり分厚いのですが,通勤電車の中であっという間に読んじゃいました。
雫井氏の著書は「火の粉」を読んだことがあり,これが2冊目です。
~出版社の紹介文引用~
神奈川県下で連続児童殺人事件が発生。
特別捜査官,巻島は夜のニュース番組に出演し,姿見えぬ犯人との対話を試みる。
長編警察小説。
キーワードは劇場型捜査です。
「劇場型犯罪」なら聞いたことあるけど,「劇場型捜査」!?
このプロットが斬新で良かったです。
また,単に警察vs犯人というだけでなく,マスコミ(テレビ局)のあり方をも問う作品で,
そういう観点でも興味深く読めました。
そして,主人公巻島が魅力的。描写が丁寧で,彼のキャラクターがしっかりと伝わってきました。
もし映画化されたりしたら配役は誰がいいかしら?
渋いところで役所広司?今をときめく渡辺謙?それとも寺尾聰?ちょっと線が細いかしら。
うーん。。。などと勝手に悩んでみたりして
テレビのニュース番組を通して,「犯人に告ぐ!」って言って,
巻島が犯人に宣戦布告するシーンが,一番の見せ場になるだろうなあ・・・
ただ,対犯人の部分よりむしろ,巻島vs植草(キャリアで巻島の上司)の駆け引き部分が
面白かったです。公私混同しまくりの植草を出し抜いたところは,ホントすっきりした~。
・・・と,全体的にはかなり面白かったのですが,肝心の犯人逮捕のところはあっけない感じが否めません。
まだ犯人見えてこないのに,あとページはこれしか残ってない・・・と不安になりながら読み進めたら,
えぇ~
そんなあっさり
って・・・。ちょっと残念。
長編ですが,とても読みやすいです!
私の個人的評価は
(5冊が満点として)デス。
かなり分厚いのですが,通勤電車の中であっという間に読んじゃいました。
雫井氏の著書は「火の粉」を読んだことがあり,これが2冊目です。
~出版社の紹介文引用~
神奈川県下で連続児童殺人事件が発生。
特別捜査官,巻島は夜のニュース番組に出演し,姿見えぬ犯人との対話を試みる。
長編警察小説。
キーワードは劇場型捜査です。
「劇場型犯罪」なら聞いたことあるけど,「劇場型捜査」!?
このプロットが斬新で良かったです。
また,単に警察vs犯人というだけでなく,マスコミ(テレビ局)のあり方をも問う作品で,
そういう観点でも興味深く読めました。
そして,主人公巻島が魅力的。描写が丁寧で,彼のキャラクターがしっかりと伝わってきました。
もし映画化されたりしたら配役は誰がいいかしら?
渋いところで役所広司?今をときめく渡辺謙?それとも寺尾聰?ちょっと線が細いかしら。
うーん。。。などと勝手に悩んでみたりして

テレビのニュース番組を通して,「犯人に告ぐ!」って言って,
巻島が犯人に宣戦布告するシーンが,一番の見せ場になるだろうなあ・・・
ただ,対犯人の部分よりむしろ,巻島vs植草(キャリアで巻島の上司)の駆け引き部分が
面白かったです。公私混同しまくりの植草を出し抜いたところは,ホントすっきりした~。
・・・と,全体的にはかなり面白かったのですが,肝心の犯人逮捕のところはあっけない感じが否めません。
まだ犯人見えてこないのに,あとページはこれしか残ってない・・・と不安になりながら読み進めたら,
えぇ~


長編ですが,とても読みやすいです!
私の個人的評価は


