この1年半ぐらいの間に,ずいぶんと韓国ドラマにハマり,いろいろと見てきました。
列挙するとなかなかすごいですねえ。よくここまでテレビの画面を見ていたもんだ。
いや,でも,私は元々テレビっ子なんですよー。
これまで日本のドラマやバラエティを見ていた時間を韓ドラにあてるようになっただけなんです・・・ って言い訳がましいことを言ってみたりして。
でも,ホントに日本のドラマをここのところ見て無いですねえ。
それもちょっと寂しい気がします。次のクールは見たくなるような面白いのをやらないかなあ。
ヒマなので,ここらでちょっとこれまでに見た韓国ドラマについて,
まとめてみようかと思います。(順不同)
※ DVDだったり,ネットだったり,テレビだったりと視聴方法はさまざま。
よって,吹き替えだったり,カットシーンありだったりと完全なかたちで
見たわけじゃないものも入っています。
※※一部,軽いネタばれありです。
・冬のソナタ (2002年) ☆☆☆☆☆☆☆☆☆ (←この☆は私の個人的な評価です。☆10満点中)
ペ・ヨンジュン,チェ・ジウ,パク・ヨンハ,パク・ソルミ主演
言わずと知れた日本での韓流の元祖ドラマですね。
私の韓国ドラマ好きもここから始まっているといえるでしょう。
特別ペ・ヨンジュン大好きーっていうんじゃないのですが,このドラマ自体にはハマりましたね。
絵と音楽の美しさ,ユン・ソクホワールドに…。
今でもイントロの曲だけでキュンとなれます。
2年前,初めて日本で放映されたときに「もう,超おすすめ~。
ペ・ヨンジュン(←当時まだヨン様という言葉はなかった!)いいわー。大好き~」
って言っていた友達に,「はあ?何それ。ペって何よ,ペって(笑)」
「韓国ドラマ~?えー。」と取り合わなかった私・・・
ごめんなさい,見た途端コロっとハマりました。
・秋の童話 (2000年) ☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ソン・スンホン,ソン・ヘギョ,ウォンビン主演
このドラマでは何度も号泣しちゃいました。
「泣けちゃった」というレベルじゃなく「号泣」です。※個人差あり。
多くのドラマでは最初の子供時代はなかなか感情移入できないのですが,
このドラマのウンソ(ムン・グニョン)はよかった。
乳児取り違え→事故で事実発覚→2家庭で娘チェンジ(しかも富める家と貧しい家)という
「ありえな~い」って思っちゃうストーリでしたけど,
大好きな家族に置いていかれちゃったウンソ(グニョンちゃん)の可哀想っぷりに
思い切り泣けました。
ちなみに,私,このドラマでのウルウルお目目にやられて,すっかりスンホンファンになりました。
終盤のウンソ(ヘギョちゃん)の
病みメイク(目の下のクマ&鼻血)も印象的だったなあ。
日本の女優さんもあのぐらいやらなきゃ!なんて。
韓ドラ未体験の友達には,まずこれを見よ!とすすめています。
そして,見終わった友達に「ジュンソ(スンホン)が良かったでしょー」って聞くと,
8割がた「いや,私はテソク(ウォンビン)のが良かったわ。ウォンビン素敵ぃ!」って
返事が返ってきます。 あ,あらそう。いや,別にイイんですけどね。
私の感性がズレているのかしら・・・。はて。
ただ,
衝撃のラストにはビックリです。うーん,あれはアリなのでしょうか。そこだけがちょっぴり疑問。
それでもやはり,アジア中で大ヒットしたのは納得。
そりゃ,タイガー・ウッズのお母さんもハマるはずですわ。
・夏の香り (2003年) ☆☆☆☆☆☆☆☆
ソン・スンホン,ソン・イェジン,ハン・ジヘ,リュ・ジン主演
ユン・ソクホ監督の四季シリーズ第3弾。
秋と冬に比べると,ちょっと中だるみがあったり,
盛り上がりに欠けたりで(←全16話ぐらいで良かったのでは?),
評価としては☆が1つ少なくなっちゃいましたが,大好きなドラマの1つです。
なぜなら,スンホニが出てるから!そして,カッコいいから。
秋の童話のジュンソより,
夏の香りのミヌの方が好み。
ミヌがいつも着ている
派手な色のノースリーブ(←日本じゃ絶対見ない!)
につっこみながらも,カッコいいわーって常に目がハートでした。
・イヴのすべて (2000年) ☆☆☆☆☆☆☆
チェリム,キム・ソヨン,チャン・ドンゴン,ハン・ジェソク主演
TV局を舞台にメインキャスターを目指す2人の女性の愛憎ストーリーです。
なんといっても
ヨンミ(キム・ソヨン)のイジワル演技が圧巻でした。
こういう女同士の戦いもの,見る方も力が入っちゃいます。
キム・ソヨンはこのイジワルなヨンミ役と「その陽射が私に」のヨヌのような明るく健気な役,
まったく違うキャラクターを演じ,それぞれサマになってるところがすごいです。
日本だと,大抵どちらか一方って感じになってますけど,
(きっつい悪役の後,主役の善人キャラっていうパスはなかなか無いような気が。)
韓国では,悪い役でブレークして,次に主役(←もちろん善人役)に抜擢されるってケースが
少なくないようですね。
・ホテリアー (2001年) ☆☆☆☆☆☆☆
ペ・ヨンジュン,ソン・ユンア,キム・スンウ,ソン・ヘギョ主演
経営難に陥っているホテルを舞台に繰り広げられる買収劇を描いたドラマです。
M&Aをめぐる駆け引きが興味深く,またそこに恋愛の要素も加わり,なかなか面白かったです。
このドラマを見た友達の多くは,ハン・テジュン(キム・スンウ)派。
確かに~いいキャラしてました。大人の男って感じがイイです。
しかーし,私はこのドラマ,ドンヒョク(ペ・ヨンジュン)のジニョン(ソン・ユンア)への
直球アプローチにくらーっときちゃいましたので,常にドンヒョク寄りで見てました。
だから,私にはラストも理想的なハッピーエンドでした♪
・新貴公子 (2000年) ☆☆☆☆☆☆
キム・スンウ,チェ・ジウ主演
ミネラルウォーターの配達で生計をたてているヨンナム(キム・スンウ)と
財閥のお嬢様スジン(チェ・ジウ)の身分違いの恋を描いたラブ・コメディです。
このドラマではチェ・ジウがお馴染みの幸薄い感じの地味ファッション&メイクではなく,
効果で派手目なものを身にまとい,ばっちりメイクでお嬢様を演じているというのが新鮮です。
韓国ドラマは悲恋が多く,見ていてしんどくなることがありますが,このドラマは明るい気持ちで
安心して見ていられます。
お決まりの不治の病も,事故も,記憶喪失も,異母兄弟もありません。
お決まりといえば,「貧富の差」パターンには当てはまりますが…
韓国ドラマはどうもドロドロしていてイヤだわーっていう人にも,これならおすすめできます。
・Loving you (2002年) ☆☆☆☆☆☆
パク・ヨンハ,ユジン主演 (※ユジンは元S.E.S)
済州島で繰り広げられる青春ラブストーリーです。
主演キャストが比較的若いからなのか,日本で言うところの9時,10時台のドラマじゃなく
8時台のドラマの匂いがするドラマでした。・・・って意味わからないですね。
冬ソナの優等生キャラと違って,このドラマのヨンハくんは力強い感じでカッコよかったです。
冬ソナでもサンヒョクじゃなく,このヒョンのキャラでいけば,
チュンサンといい勝負になったかも。な~んて。
もう破局したらしいですが,主演の2人はこの共演が縁でお付き合いしていたとか。
もう1つ余談ですが,ドラマ内で,いくつか年上なだけなのに,
ダレ(ユジン)がヒョク(ヨンハ)をアジョシ(おじさんの意)と呼んでいたのが気になりました。
20代半ばでおっさん呼ばわりはないでしょーに。
そうそう,あと
イジワル役のスギョン (イ・ユリ) の睨みは一見の価値アリですよん。
キム・テヒのユリ睨みに匹敵するんじゃないかと…
・その陽射が私に (2002年) ☆☆☆☆☆☆
キム・ソヨン,リュ・シウォン主演
ショッピングチャンネルを舞台に繰り広げられる異母姉妹の愛憎劇です。
「イブのすべて」でイジワル役だったキム・ソヨンが,
このドラマでは見事に元気で健気なヨヌを演じています。
へえー,こんな感じの役もできるのねー。ってちょっとびっくり。
あと,注目は弁護士ドンソク(シウォン)の髪型が何話目かで変わること(笑)
最初はオールバックで,私も「えーこれは,ちょっとぉ・・・」って思っていたのです,
そしたら途中で,ヨヌ(キム・ソヨン)がこうしたほうがイイって言って
ドンソクの前髪を下ろしたのです!
それを機に以降は,ドンソクの髪型が再びオールバックになることはなく,
ダウンスタイルに変わりました。
これって,
韓国の視聴者のダメだしを受けての変更ですよね,きっと。
すごーい。
よく,韓国ドラマは視聴者の意見でストーリーが変わることがあるって聞きますけど,
キャストの髪型なんかもそうなんですね。面白い。
確かにあのオールバックはNGですわね。
また余談ですが,ヤンミミこと(笑)イ・フィヒャンさんが,社長夫人役で出ています。
またもや,化粧の濃い,激しくイジワルな役・・・もうおなじみですね。
あとハンサングン(チャングムの誓い)のヤン・ミギョンさんもヨヌ姉(実は母)役で
出てきます。
「あーこの女優さん,あのドラマにも出てた!あの人だ~」と発見するのも,
韓国ドラマの楽しみの1つですね。
・星を射る (2002年) ☆☆☆☆☆☆☆☆
チョ・インソン,チョン・ドヨン,イ・ソジン主演
孤児で難読症のソンテ(チョ・インソン)が,
ソラ(チョン・ドヨン)とその兄パダ(パク・サンミョン)と出会い,
家族と慕う彼らの力を借りながら俳優になるという夢を叶える話ですが,
ソンテとソラの歳の差を越えた恋愛あり,
ドフン(イ・ソジン)とイェリン(ホン・ウンヒ)の悪質な妨害ありで,
かなり面白いドラマです。おすすめ!
あまりメジャーじゃないのか,私の周囲の友達でこのドラマを見た人はいないのですが,
そんな見ていない友達に「とにかく見てみてよ!」と今推しまくっているのが
このドラマです。
そしてみんな,
ソンテ(インソンくん)のカワイさを知ってちょーだいなっ。
「バリでの出来事」では,どちらかと言うとイヌク(ジソプ)派だった私ですが,
このドラマのインソンくんにはキューン。
友達に「インソンくんがいいのよー」って言っても,
「ああ,ジェミン(バリでの出来事)ね。うーん。どうだろう。」とか
「エバラくんでしょ。(←ドレッシングのCMのこと)なかなかカッコ良さそうだけど・・・。」といった
イマイチな反応しか返って来ません。こらこら!星を射るを見てから言いなさい。
1972年生まれというチョン・ドヨンですが,童顔でかわいいから,
1981年生まれのチョ・インソンの相手役でも無理がある感じはしませんでした。
ナイス・カップル
これまでに見た韓ドラ 雑記(その2)へ続く。。。まだまだあるんですなあ,これが。