(画像はいずれもBoardGameGeekのもの)
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アメリカ(創業はカナダで、後にアメリカに移転)のゲームメーカーColumbia Games社から出版されていた、積み木を使った第二次欧州大戦の東部戦線(独ソ戦)のゲーム。
ココで紹介するのは(コレクションにあるのは)第一版。現在は、戦域が広くなった(らしい)り、コマが増えたりした EastFront2 が発売されている。
Board Game Geek では、7.7の高評価を得ている(改訂版のEastFront2 は8.0 とさらに得点が上がっている!)
Board Game Geek の紹介ページ https://boardgamegeek.com/boardgame/77/eastfront
このゲームに限らないが、Columbia Games の積み木シリーズの特徴は、戦ってみるまで相手の戦力が判らない「戦場の霧」の再現と、ブロックを置く向き(どの辺が上になっているか)で損耗状態を表現する、「ブロックユニットの特長をうまく生かしたシステム」で秀逸だな、と思う。もしかしたら、Columbia Gamesが最初にカナダでスタートしたことで、森林資源の豊富な環境から積み木システムが生まれたのかも、と思う。
いいことずくめの積み木システムだが、唯一、ソロプレイがやりにくい(出来なくはないが、「戦場の霧」は機能しないので、雰囲気が全く異なるだろう)のが難点かもしれない。
私の現在の環境では、対戦相手は六角会にいらっしゃるので、ルールを読む時間の捻出のみがハードルなのだが、なかなかこれが難しい。
でも、これもいつかプレイしたいゲームの一つです。
初版版では、41年シナリオ用の赤軍軍管区の境界を表すドットが全て北に1へクス、ズレています。
国境配置のソ連軍ユニットは全て1ユニットとなるのが正しいのですがご存知でしょうか?
まぁ、ギークとかには書いてあるか・・・
英語版 Ver. 3.0
和訳 第2版
でした。
いずれにも、1941春のシナリオ(バルバロッサ)で、バルトと西部の軍管区境界を北方に1ヘクスずらす様に訂正が記されていましたので、おっしゃっておられるズレはこのことではないでしょうか?