*** Plaisir de voyager ***

非日常的な旅で遭遇する色々な体験のお話です。Various enconters in unusual travels.

皇居参観 Visit to Imperial Palace

2013-04-07 | 日本の風景 Japanese landscape
皇居(江戸城)の富士見櫓 Turret of Edo Castle


  数日ほど前の4月2日に、元会社の同期の同僚と一緒に、皇居参観に行って来ました。参観には、事前に予約が必要ですが、同期の幹事が代表で申し込んでくれました。当日は生憎雨にたたられましたが、とても貴重な体験をしました。

  集合場所は桔梗門、集合時刻は10時でした。私は少々余裕をもって東京駅に到着しました。そこで、桔梗門に向かう途中の皇居外苑を散策しました。そこには、まだ咲き誇っている桜並木が春を告げていました。


東京駅に近い皇居外苑の桜並木 Cherry blossom at outer garden of Imperial Palace

  さて、参観開始の前に、参観者は窓明館に集合し、ガイドさんより見学のコースとか注意事項の説明を受けます。参考までに、ここには売店があり、菊のご紋が入ったお菓子などのお土産品が販売さております。

  ブリーフィングの後、見学コースの散策開始です。見学コースは、次の通り(赤の破線の進路)です。



  ガイドさんが、要所要所で立ち止まって、説明をしてくれました。

  最初の見学スポットは、富士見櫓(冒頭の写真参照)でした。この富士見櫓は、高さ15.5mほどの三重の櫓で、万治2年(1659年)に再建されたものが今に残っているとのこと。江戸城の建物の中では、現存する貴重な建物だそうです。

  そのすぐ先の右手には、蓮池濠がありました。夏になると、大きな花が開くそうです。


蓮池濠  Lotus moat

  ここを過ぎると、やはり右手に宮内庁の庁舎が現れました。


宮内庁庁舎 Imaperial Husehold Agency Bldg.

  そのまま進むと宮殿東庭に入りますが、その右側には宮殿があり、長和殿と呼ばれる建物でした。この宮殿前の広場では、新年及び天皇誕生日の一般参賀が行われると言うことです。


長和殿 Chowaden Reception Hall at Imperial Palace


長和殿の前を進む参観者 Visiters proceeding in front of Chowaden Reception Hall

  長和殿の建物の横には、手入れの行き届いた中庭がありました。


長和殿横の中庭 Courtyard at the side of Chowaden Reception Hall

  さらに参観コースを進むと、正門鉄橋(通称「二重橋」)に辿り着きます。


正門鉄橋 Front Gate Iron Bridge (Nijuu-bashi)

  ここから皇居前広場の方角を眺めると、正門石橋(石造りの二連アーチ橋)がすぐ手前にあります。この橋が、一般には二重橋と誤解されてるようです。


正門石橋 Front Gate Stone Bridge  

  一方、後ろを振り返ると、伏見櫓の姿が見えます。この建物は、三代将軍家光の頃、京都の伏見城から移築されたと伝えられています。


 伏見櫓 Turret of Fushimiyagura 

  ここからは、長和殿の前に引き返し、宮内庁裏の山下通を通って桔梗門のに戻りました。途中で、旧江戸城跡を見渡す道を通りました。


旧江戸城跡 Ruins of former Edo Castle


桔梗門 Kikyomonn Gate

  桔梗門を出てからしばらく歩いて振り返ると、お堀の向こうに巽櫓が見えました。


巽櫓 Turret of Tatsumiyagura

  普段はあまり天皇制とか皇室の歴史を考えることはありませんが、この皇居参観の機会にしばし日本の歴史に思いを馳せました。

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