*** Plaisir de voyager ***

非日常的な旅で遭遇する色々な体験のお話です。Various enconters in unusual travels.

新春戸塚宿七福神巡り(2) New Year Pilgrimage to 7 Lucky Gods in Totsuka (2)

2016-01-10 | 山歩き/ウオーキング Trek/walking

戸塚宿で創建の歴史が最も古い雲林寺

新春戸塚宿七福神めぐり(2) New Year Pilgrimage to 7 Gods of Good Fortune in Totsuka(2)

    2016年の元旦に、七福神を祀る横浜戸塚宿の8か所の社寺を、次の順序で巡りました。

①  毘沙門天様:清源院(せいげんいん) ② 福禄寿様:親縁寺(しんねんじ)③ 毘沙門天様、海蔵院(かいぞういん)④ 大黒様:高松寺(こうしょうじ)⑤ 恵比寿様:雲林寺(うんりんじ)⑥ 寿老人様:来迎寺(らいこうじ) ⑦ 毘沙門天様:寶蔵院(ほうぞういん) ⑧ 弁財天様:妙秀寺(みょうしゅうじ)

  そのコースマップを示すと、次の通りです。

   

  前回はJR戸塚駅より南の地区にある4か所お寺を歩いた記録を投稿しましたが、今回は駅より北の地区にある4か所のお寺を訪れた体験記を綴ります。

⑤ 雲林時:恵比寿を祀る曹洞宗のお寺

  高松寺より西口バスセンターに戻り、国道1号線を北に向かう道路を歩き、蔵坪交差点で左に曲がり、横浜新道手前の道を左に進んだところにあります。分かりにくいので、私は途中で近所の方に道を尋ね、やっとたどり着きました。

  山号は竜谷山と言い、北条政子により1210年に創建されたので、七福神を祀る戸塚宿では最も古いお寺と思われます。にこやかな笑顔の恵比寿さんが膝の上に長い竹竿を立てている姿が印象的でした。

  金堂の祭壇

  恵比寿像     

 来迎寺:寿老人を祀る浄土宗のお寺

  雲林寺から横浜新道手前の道に引き返し、横浜新道のトンネルをくぐったところにある矢部町の バス停 “来迎寺” のすぐ脇にあります。このお寺は、1601年の創建ですが、現在の本堂は1971年に建築されたものです。この境内には、寿老人が安置されています。  

  

  来迎寺山門                  寿老人像    

⑦    寶蔵院:毘沙門天を祀る真言宗のお寺

  来迎寺から柏尾川の方向に向かい、橋を渡って国道1号線に出たところにあります。開山は弘法大師とされていますが、創建は1547年とされています。寺名は“東峰山・金剛寺”と言い、その本堂が寶蔵院だそうです。

  今回の七福神詣で本堂が開かれていたのは、唯一この寺院だけでした。元旦なので、初護摩が行われたとのこと。僧侶の勧めに応じて祭壇でお線香をあげて戻ってくると、甘酒と高野山のお茶菓子をふるまって頂きました。既に3時間ほど歩いていたので、ここでの休憩はとても有難いことでした。

  本堂の中で非常に興味深かったので、壁にはあちこちに立派な曼荼羅の仏教画が展示されていたことでした。日本ではおそらく入手困難なので、チベットとかネパールで購入したのかなと思いました。尚、退出する前に、受付の机にいろいろなお札が並んでいる中から、弘法大師の”開運厄除”を祈るお札を購入しました。

  宝蔵院の入り口

  祭壇

  地蔵堂

⑧    妙秀寺:弁財天を祀る日蓮宗のお寺

  寶蔵院から国道1号線をJR戸塚駅方面に向かって進み、柏尾川の手前にある信号を左に曲がるとまもなく見えてきます。このお寺の創建は1356年ですので、海蔵院と同じ時期です。本堂の手前の脇には、真っ白な弁財天の像が鎮座しています。

  山門

  祭壇

  弁財天像

  ここは最後のお寺なので、戸塚駅東口に向かいました。戸塚駅を出発したのは13時、すべてのお寺を巡って駅に戻ってきたのは16時半でしたので、結局七福神めぐりで費やした時間は、3時間半でした。


Comment    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 新春戸塚宿七福神巡り(1) Ne... | TOP | 内館牧子の小説、”終わった人... »
最新の画像もっと見る

post a comment

Recent Entries | 山歩き/ウオーキング Trek/walking